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歯槽膿漏などの歯周病を甘く見るなかれ!放置すると身体も危険に!?

歯周病が増えている

中高年になると悩んでいることのひとつに口臭があると思います。虫歯だけではなく、歯ぐきと歯の間にある歯周ポケットといわれるすき間に食べ物が挟まり、放置しておくと膿がたまります。これが口臭の原因になります。

主に、歯磨き不足により歯ぐきが引き締まっていないが原因です。また、歯並びの悪い方は特に、デンタルフロスや歯間ブラシでデンタルケアすることが大事とわかっていますが、毎日毎食となると面倒です。

これらが積もり積もって歯周ポケットができ、次第に歯周ポケットも深くなります。これらが進行すると、下顎の骨からしっかりと歯を支えている骨が溶け出し、歯を支えきれなくなります。高齢者で歯が抜け落ちていく原因のほとんどは、これら歯周病によるものです。

歯周病が及ぼす影響

歯周病は糖尿病の合併症として医師の間では有名です。従来は、糖尿病の罹患者が歯周病になると思われていましたが、逆に歯周病になると糖尿病の症状が悪化するということが、近年明らかになってきました。

なぜなら、歯周病菌には毒素が含まれており、口から入った歯周病菌は、血管に入り込み血糖値に悪影響を及ぼしているからといわれています。

また、糖尿病だけではなく血管内に入り込んだ歯周病菌などが全身をめぐり、動脈硬化や心筋梗塞の原因を作っているのでは?とも疑われています。実際に重症歯周病患者の血液検査を行うと、明かな炎症反応が認められます。

これは、血液内に入った歯周病の毒素が血管や関節に影響を与えているということが大きな原因と考えられます。また、炎症反応が高ければ関節リウマチに罹患する患者が多いことも頷けます。

口の中だけの問題と軽く考えていると、大変なことになるかもしれません。今後は、ますます歯周病と生活習慣病との密接な関係がますますクローズアップされてくることでしょう。

8020運動

厚生労働省は、歯周病を防ぐために「8020運動」を展開してきています。歯周病にならないような目標として、80才で20本の自分の歯を残しましょうというスローガンですが、現状では非常に難しい指標のようです。

歯周病によって歯を失い、入れ歯に頼っているのが現実のようです。また、歯の状態は生活習慣と密接に関わっているようです。それを表す指標としてデンタルIQという言葉があります。

高学歴で生活文化が高い人ほど歯に対する意識が高く、口内環境が非常に良好であるいうことがわかっています。歯科検診をやってみてもこのことは顕著に現れます。

デンタルIQが高い人ほど、ブラッシング技術が高く、歯磨きの頻度やフロス・歯間ブラシなどを使いこなしているようです。

いずれにしても、歯周病は十分に防げる病気であることなので、きちんとブラッシングを行い、デンタルケアに気をつけましょう。このことによって、動脈硬化や心筋梗塞などの疾患リスクを減らすことは間違いないようです。

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