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突然、血糖値が上昇!その原因は、実はすい臓がんかもしれません

すい臓がんは早期発見が難しいとされるがんで、特に初期にはほとんど自覚症状が現れないとされます。現れる症状はがんのできる部位によっても多少異なりますが、主な症状としては腹痛、黄疸、体重減少、腰痛、背部痛などがあります。

すい臓がんと糖尿病は何らかの関係あり?!

すい臓がんは喫煙者、高齢者、家族にすい臓がんの患者がいるなどといった条件を持つ人に多く発生しています。そして糖尿病もすい臓がんの発生と何らかの関わりがあることがわかってきています。

実は日本でもアメリカでも、糖尿病と診断された人がすい臓がんを発症する割合は、糖尿病でない人よりも多いとされているのです。その一方で、すい臓がんになると糖尿病になりやすいという報告もあります。

すい臓がんの患者には糖尿病も合併しているという人が多くなっています。この2つの病気の関係についてまだはっきりしたことはわかっていませんが、何らかの関係があることは確かかもしれません。

すい臓がんと糖尿病の関係とは?

糖尿病があるとすい臓がんになりやすくなる理由、もしくはすい臓がんだと糖尿病になりやすくなる理由にはどのようなことが考えられているのでしょうか?

まず、糖尿病の人はそうでない人よりもがんになりやすいことがわかってきています。これはすい臓がんだけでなく、肝臓がんや腎臓がんについても言えることです。

原因は高血糖のためにインスリンの分泌量が上がっていることや、インスリンと似た働きをする物質が増えてしまっていることではないかとされています。これらが肝臓やすい臓に余計な刺激を与えて、がん細胞を増やしてしまっているのではないかと考えられているのです。

逆にすい臓がんになってすい臓の組織が侵されていくことが、インスリン分泌に影響を与えているとも考えられます。

血糖値を下げるホルモンのインスリンは、すい臓のランゲルハンス島から分泌されています。がんによって正常なすい臓組織が少なくなっていくと、インスリン分泌も減ってしまいます。そのために血糖値が下がらなくなり、糖尿病を発症してしまうのではないかとも考えられるのです。

またすい臓がんのせいでインスリンの効きが悪くなり、そのために血糖値が下げられずに糖尿病になってしまうという説もあります。

急な血糖値の上昇はすい臓がんの疑いあり!

すい臓がんと糖尿病の関係について、まだはっきりとしたことはわかっていません。しかし糖尿病になってしまった、もしくは糖尿病の症状が今までよりも悪化してしまったといった時にはすい臓に何らかの異常が起きているかもしれません。

血糖値が上がってしまうような原因、例えば暴飲暴食をしてしまった、運動不足が続いている、体重が増えてしまったなどというようなことがあれば、糖尿病になってしまっても仕方ないでしょう。

しかしこのような明確な原因が思い当たらないのに突然血糖値が上がってしまったというときには、すい臓がんの可能性も疑ってみたほうがよいかもしれません。

繰り返しになりますが、すい臓がんは自覚症状が現れにくく早期発見が難しいがんです。発見されたときにはかなり進んでしまっていることも多くなります。

症状がわかりにくいこの病気にとって突然血糖値が上昇して糖尿病を発症した、または糖尿病が悪化してしまったという出来事は大きな目安になるのではないでしょうか?こんな時には、念のためにすい臓がんの検査も受けてみるとよいかもしれません。

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