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慢性疼痛は患者本人だけでなくパートナーにも睡眠障害を引き起こす?

あなたのパートナーは痛みに苦しんでいらっしゃいませんか?

ご自身のパートナーが何か病気で痛みをいつも訴えていませんか?また、そのことが気になってご自身が眠れないということはないでしょうか?今回の試験発表でパートナーが痛みで眠れない状態が続いていると、そのパートナーも睡眠の質が悪く、睡眠不足に陥っていることがわかりました。

今回の試験では変形性膝関節症の疼痛で悩むカップル、145組を対象にして22連夜、睡眠の質や起きたときの気分、痛みの度合いなどを記録していったそうです。

そうすると患者さんが1日の終わりに激しい痛みを訴えた日の夜は患者さんだけでなく、パートナーも同じように眠れなかったり、翌朝の起きたときに眠った感じがしないといったようなことが起きたそうです。

特にパートナーと患者さんが仲睦まじいといいますか、精神的に結びつきが強いカップルの場合は強い関連性がみられたそうです。患者さんが痛みで落ち着かない状態が続くとそのパートナーまでが、落ち着かなくなり睡眠不足になったり、うつ症状まで発症したりするようになったそうです。

研究者らはパートナーが患者さんの介護をしている場合も多いのでこのようなことが続くと、日中のパートナーの患者さんに対する介護がなかなか上手くできなくなることを示唆しています。また質の悪い睡眠が 続くことによってパートナーの心疾患リスクが高まるそうです。

このようにパートナーが精神的、肉体的にも不健康な状態にならないようにするためにも、カップルの場合のお互いの結びつきが生活のどの程度まで密接に関係しているのかを調べることで、どんなパートナーが患者さんから強い影響を受けるのか、見極めることができ、パートナーの健康対策を前もって講じることができるのではないかという見解が出ました。

今、介護などで同じような状態の方へ。

読者の皆さんのなかに現在、介護をしていたりして大変だという方はいらっしゃるでしょうか。筆者も経験があるので介護の大変さは本当によくわかります。今回の例は変形性膝関節症ですが、実際に認知症があるお年寄りを介護されていたりすると大変さは普通ではありません。

現在では国の介護保険や後期高齢者の制度などを利用して、介護度を決定してもらってその介護度に合わせた介護の仕方をケアマネージャーさんの協力のもと、あらゆる施設を利用するということもできるのですが、患者さんの状態によっては施設側から断られる場合もあります。

あまりにも暴言がひどかったり、暴力を振るう場合などは施設側のヘルパーさんの危険を考えて、預かってもらえない場合などもおきてきます。最近ではそのような施設はなくなりつつありますが実際のところ施設側と上手くいかない場合も少なくはありません。

そうなると家で寝るのを共にするということになってきます。そんな場合、やはり介護をしている側は夜中の患者さんの行動が気になって眠ることなどできません。筆者も祖父母で経験していますが筆者自身も持病を持っているため、筆者の母はかなり大変な思いをしました。

筆者自身もまた体調が悪い状態が続くようになってしまいました。筆者も母ももう限界だと思った頃、祖父の体調も悪くなり逝去いたしました。我が家の場合、家で介護した期間も半年と短かったため、まだ救われた方だと思っています。その点では祖父にも本当に感謝しています。

しかし実際には年単位で介護をなさっている方々も沢山いらっしゃいます。しかし今は随分、介護保険制度で助かることが沢山あります。ご自身だけで悩まずかならず役所などに行って本当に困っていることを切に訴えてください。

このようなことはご自身が動かない限り誰も動いてはくれません。ご自身の健康を考えて相談と協力をしてもらいながら介護をしていってもらいたいと思います。

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