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痛みに効くのは患部を温める?冷やす?どっちが正しいの?

痛みは温めれば治るはおまじない?

良く、痛みは温めると和らぐと言いますよね?先日、私は原因不明の膝の関節痛に突然襲われ、その痛みに苦しんでいました。すると父が「きっと冷えたんだろう、温めれば治るよ。」と一言を発しました。

私もそう思い、ウールのサポーターをしてその上に使い捨てのカイロを貼って温める事10分。なんと痛みが消えるどころか、更に痛みが増し悶絶する羽目に。これは耐えられないと、直ぐサポーターを取り、まるで火がつく程に痛かったので、逆に氷で冷やしてみました。

冷たさに我慢する事また10分。痛みが和らいできました。十分に両膝を冷やした所で冷湿布を貼って一晩安静にしていました。すると、朝には痛みも無くなり何事も無かったように動きました。

以前は、関節痛は冷やしてはダメと言いましたが、最近はスポーツ選手等、特に関節は疲労軽減のためにアイシング治療をしたりしますよね?

これって同じ痛みでも、実際には冷やさなければならない物と、温めなければいけない物があるって事ですよね。『痛みは温めれば治る』この言葉はある意味おまじない的な言葉に思えてきました。

母の五十肩の痛み

母が今、五十肩に苦しんでいます。整形外科医院にも行っていますが治りません。せめて痛みでも和らげばと色々調べて行くと、痛みの元(原因)によってかなり間違いだらけの治療をしているのでは?と感じる事があったのでちょっとまとめてみます。

先ず、色々なサイトを見ていて共通なのは、五十肩は原因不明でとにかく温める事が大事と書かれている事です。しかし、あるサイトに興味深い内容が書かれていました。

“初期段階のとても痛い時期は動かさず三角巾などで固定し、消炎鎮痛剤の服用と冷湿布等で冷やし炎症を抑える事が有効です。”確かに炎症していて痛いのにそこを温めたら火傷をまた火で炙っているのと同じですよね?捻挫などの痛みも炎症によるものだから冷やす訳です。

そしてその後に書かれていたことは“炎症による痛みが消えると、今度は硬直による痛みに移行するので、ここからは肩を動かすリハビリと硬直の痛みを和らげる為に患部の温めを始める”私の探していたのは正にこれです。

母の場合、病院に行って直ぐに炎症も取らずに電気温熱治療開始。温湿布薬と痛み止めを処方された様ですが温湿布薬はかぶれてしまうので使わず。そして普段、癖になるのが怖いとかで痛み止めをあまり服用しないのでなるべく飲まない様にしていたのです。

色々な痛みを経験した私は「痛いのを我慢して痛み止めを飲まないのは逆に身体に毒!処方箋での服用なら害は無いから痛いなら無理しないで痛み止めを飲んで」そう母を説得し、薬を飲ませるとやっと痛みから解放され夜、眠る事が出来る様になったと喜んでいました。

そして、炎症が治まっていないのに冷やしちゃいけないと言って、使い捨てカイロを下着に貼り肩甲骨辺りを温めまくっていたので「逆だって、炎症の痛みは温めじゃなくて先ずは冷やして痛みを取らなきゃ。」と市販の冷湿布を貼ってあげると2日程で大分痛みが楽になってきたようでした。

私は医者ではないけど、痛いからってなんでも温めるっていうのは、どうも納得がいかなかったのです。

痛みは温める?冷やす?どちらが正しいの?

私は酷い生理痛にも悩まされ、中学生の頃から鎮痛剤とは仲良しでした。特に生理痛はお腹や腰を温めると痛みが軽減されてとても楽だったので、痛みは温めるという概念が強かった事も事実です。

しかし、今年経験した原因不明の両膝痛や、母の五十肩などの痛みに於いて必ずしも温めてはいけない痛みもあると認識しました。自宅で出来る簡単な治療の「温める」と「冷やす」には患部の状態や痛みの元を良く知った上で行わないと大変な事態になる事もあると思います。

以前、働いていた会社の上司がある日、腹痛をこらえてカイロで温めつづけていたところ、この腹痛の原因が胃潰瘍の破裂だったのです。更に温めていた事で腹膜炎を起こした為、深夜に救急搬送されあと一時間、病院に行くのが遅れていたら命は助からなかったそうです。

入院、手術を経て1ヶ月後やっと退院し、無事に出社してきましたが、間違った自宅での簡単治療で危なく命を落とす所だった一例です。

頭痛、腹痛、関節痛、神経痛、痛みの種類は様々でまた、様々な原因から起きるでしょう。普段に経験した事の無い痛みはなるべく自己判断せず、早めにちゃんとした病院の診察を受ける事をお勧めします。

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