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なぜ子供は中耳炎にかかりやすいのか?家庭でできる中耳炎の対処法

子供は中耳炎にかかりやすいと言われます。しっかり治さないと慢性化し、繰り返し中耳炎を起こすことにもつながります。子供が中耳炎になったら、どのような処置をすれば良いのでしょう?また、普段から中耳炎を予防するには、どうすればよいのでしょうか?

中耳炎とは、どのような病気なのでしょう?

中耳炎になったことがあるという人は多いと思います。しかし、中耳炎とはどのような病気なのか、正しい知識を持っている人は少ないのではないでしょうか?病気を治すには、病気の事を良く知ることが大切です。まずは、中耳炎の事を理解することから始めましょう。

まず、耳は外側から「外耳」「中耳」「内耳」の3つの部位に分けられます。そのうち中耳は、鼓膜とその内側にある鼓室と呼ばれる空間の事を言います。ここで重要なのが、中耳にある鼓室には、耳管という管があり、耳管は鼻や喉につながっているということです。

中耳炎を一言で言えば、「細菌やウイルスが中耳に入って、鼓膜や鼓室が炎症を起こす症状」と言えます。中耳炎を起こす細菌は、耳の外側から入るだけではなく、鼻や喉とつながっている耳管からも入り込むということです。

中耳炎の代表的な症状は、耳の痛み、耳鳴り、耳だれ、音が聞こえにくい、などですが、まれに発熱が起こることもあります。これは、細菌やウイルスが中耳に入り込み、炎症を起こすことが原因で起こります。これを「急性中耳炎」と言い、中耳炎のほとんどが、この急性中耳炎なのです。

子供が中耳炎にかかりやすいのはなぜか?

実は、子供は中耳炎にとてもかかりやすく、生後1歳までに63%、3歳までには85%の子供が中耳炎にかかるというデータがあります。ですから、ほとんどの乳幼児は、中耳炎にかかると言って良いでしょう。

主な原因は、中耳にある耳管の機能が未発達なので、鼻や喉から入った細菌が、耳管を通って中耳に入りやすいことにあります。また、免疫力が弱く、中耳に入った細菌を退治する抵抗力が弱いことも原因であると考えられています。

そして、幼稚園や学校で細菌に感染するリスクが高く、慢性的な中耳炎や、ひどい場合には、言語障害を起こしたり、難聴になってしまう場合もあるので、油断できない病気なのです。

中耳炎を予防するには、どうすればよいのか?

まず、乳幼児に触る機会が多い親御さんの手を清潔に保つことが大切です。手には想像以上に多くの雑菌がいますから、乳幼児に触れる場合は、こまめに手洗いをしたり、除菌スプレーを使うなど、十分な注意が必要です。

また、お子さんの鼻水をこまめに取ってあげて下さい。2歳を過ぎた頃からは、自分で鼻をかむ習慣を身につけさせましょう。その時に注意することは、左右の鼻を順番にかむように教えると良いでしょう。

乳幼児の場合は、おしゃぶりの癖を早めに治しましょう。手から細菌が入り、中耳炎を起こす原因になってしまいます。

その他にも、できるだけ母乳で育て免疫力を与えることや、ミルクをあげる時は上体を起こして、喉にミルクが溜まらないように気をつけましょう。

家族でタバコを吸う人は禁煙を!

耳の内側には、繊毛と呼ばれる細かい毛があり、外から入ってくる異物を外へかき出そうとしています。しかし、繊毛にタバコの煙が触れると、繊毛運動が麻痺して、正常に動かなくなります。そのため、中耳炎になるリスクが高くなるのです。大事なお子さんのためにも、家族はタバコをやめて下さい。

最後に、子供は、まだ免疫力が弱いのです。中耳炎の予防には、家族の協力が不可欠です。中耳炎をこじらせてしまい、耳に異常が残ってしまったら、一生取り返しがつかなくなることもあります。中耳炎は自然に治ると軽視せず、適切な対応をすることが大切です。

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