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去年よりも身長が縮んでいた?!それは骨粗鬆症のサインかも!

おばあちゃんになると「腰が曲がって、背が縮む」ものと思っていませんか?実はこれ、老化現象なのではなく『骨粗鬆症』という病気のせいなのです。

骨粗鬆症とは骨密度が低下し骨がもろくなっていく病気です。骨密度は閉経後に急に低下してしまいますが、自分ですぐ気がつくような症状は何も現れません。そのまま骨はスカスカになっていき、ある時なにかの拍子に骨折し、初めて自分が骨粗鬆症だったことに気がつきます。

骨折に気がつかない?!

突然骨が折れたら自分ですぐに気がつくと思いますが、実は骨粗鬆症による骨折は自分で気がつかないこともあるのです。

骨がスカスカになっていくと、骨は自分の重さに耐えることができなくなります。この時まず影響が出るのは背骨です。背骨は手足の骨よりもスカスカになりやすいような構造なのです。

自分の重さによって、背骨を構成している骨『椎骨』は少しずつ押し潰されていきます。これが『圧迫骨折』です。骨が押し潰されてしまうものの、徐々に進んでいるため気がつきません。痛みはほとんどなかったり、あっても1~2週間安静にすれば軽くなります。そのため気がつかないうちに骨折が進んでしまうのです。

背骨が潰れていっているため、身長は少しずつ縮み腰は曲がってきます。そして久しぶりにおばあちゃんに会うと「腰が曲がって、ひとまわりちいさくなって」しまったと感じるのです。少し前までは、歳をとれば誰でもそうなるものだと思われていました。

骨粗鬆症は寝たきりの原因になる!

背中が曲がってくると心臓や肺、胃腸が圧迫されてしまいます。ひどくなると胃腸の調子が悪くなって食欲が落ちたり、そのせいで栄養状態が悪くなったり、食べたものが胃酸とともに逆流して逆流性食道炎を起こしたりします。また肺が圧迫されることで息切れがしたりすることもあります。

そして骨粗鬆症が進行していくと、ちょっとしたことで転んで骨折しやすくなります。しりもちをついたら足の付け根を骨折したり、つまずいて手をついたら手首を骨折したりということがあります。若い頃ならなんでもなかったような、ちょっとした衝撃で骨折してしまうのです。

足の付け根を骨折してしまうと、入院して介助も必要になります。そしてしばらく寝たまま安静にしていることで、骨密度はどんどん落ちていきます。骨粗鬆症のために骨折して入院することで、骨粗鬆症はますます悪化してしまうのです。

こうした骨折は寝たきりの原因にもなります。寝たきりになってしまうと、そのまま認知症になってしまうこともあります。そして一度骨折するとまた骨折してしまうことも多くなり、寿命も短くなります。

身長が縮んでいたら、ほぼ骨粗鬆症のせい!

歳をとって身長が縮んでしまう原因はいくつかありますが、まずは骨粗鬆症を疑ってよいでしょう。背骨を骨折した人のうち、40%の人は自分が骨折したことに気がついてなかったそうです。「まさか自分が」と思っても、一度骨粗鬆症の検査をきちんと受けておいたほうがよいでしょう。

背骨の骨折ですぐに寝たきりになったりすることはありませんが、その骨折が進んでいくといろいろと生活に支障をきたすようになります。そしてもっと怖いのは、足の付け根を骨折して寝たきりになってしまうことです。

一番よいのは骨粗鬆症を早期に発見することです。骨密度が急激に下がっていく閉経前後には、一度検査を受けておくとよいでしょう。それ以上に大切なこととして、若いうちから骨のことを考えてカルシウムをしっかり摂るようにしてください。

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