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骨粗鬆症を予防するには納豆がいい!やっぱり和食はすごかった

骨に必要なのはカルシウムだけじゃない

骨粗鬆症の予防のために、まずはカルシウムをしっかり摂るように心がけることが一番大切です。しかし骨量を増やして強い骨を作っていくには、カルシウムだけでは足りません。ビタミンDやビタミンK、マグネシウム、タンパク質なども必要です。

これらの成分がお互いに助けあって働いていくことで、カルシウムは体内に吸収され骨になっていきます。そして骨量が増え骨密度が高くなり、丈夫な骨が作られていくのです。

納豆にはビタミンKが豊富

納豆というと栄養豊富で体によい食品だというイメージは強いと思います。良質なタンパク質を多く含み、その他にもカルシウムやマグネシウム、ビタミンB2、食物繊維、イソフラボン、ナットウキナーゼ、納豆菌などたくさんの栄養素を含んでいます。

そして、他の食品にはあまりない栄養素としてビタミンK2を豊富に含んでいます。その上納豆菌には、腸内でさらにビタミンK2を産生してくれるような働きもあります。モロヘイヤやほうれん草などの緑色野菜にもビタミンK1が含まれますが、その量は納豆にはかないません。

ビタミンK2は体内に入ると、骨にあるタンパク質の働きを良くすることで、カルシウムが骨になるようにと進めていきます。そしてカルシウムが骨から溶け出るのを抑えたり、体外へ排出されてしまうのを抑えたりします。こうして骨の質を良くしていくのです。

実際にビタミンK2は骨粗鬆症の治療薬としても使われています。(納豆のビタミンK2とは少し構造が違います。)

納豆にはタンパク質、カルシウム、マグネシウム、ビタミンK2と骨粗鬆症を予防するために役立つ栄養素がいろいろ入っているのです。女性ホルモンと似たような働きをするイソフラボンにも骨粗鬆症を予防する働きがあります。

納豆をよく食べる人に、骨折が少ないことがわかってきた

骨粗鬆症が原因となる骨折に大腿骨頸部骨折があります。これは足の付け根の部分の骨折なのですが、骨粗鬆症が進行すると起こりやすく、またこの骨折が原因で寝たきりになってしまうことも多いため注意が必要なものです。

納豆をよく食べる地域とこの大腿骨頸部骨折の発生が多い地域、少ない地域を比べてみたところ、納豆をよく食べている地域では大腿骨頸部骨折の発生が少ないことがわかったのです。このような調査の結果から、納豆は骨粗鬆症予防に何らかの効果があるのではないかとして研究がされるようになってきています。

納豆製造メーカーが、通常よりも多くビタミンK2を含んだ納豆の商品開発も行いました。納豆としては初めて特定保健用食品の許可も受け、現在商品として店頭に並んでいます。(“金のつぶ『ほね元気』”です。)

骨粗鬆症の予防に効果があるかもしれないとして、今、納豆は注目を集めています。納豆は動脈硬化や血栓を防いだり、美容にもよいとしてお勧めの食品です。

ただし納豆だけを食べていたのでは栄養が偏ってしまいます。骨粗鬆症予防のためには牛乳や乳製品、大豆製品、小魚、野菜(小松菜や青梗菜)なども大切です。牛乳や乳製品は別にして、その他の食材は昔ながらの和食メニューにすれば、きちんと取り入れることができそうです。

骨粗鬆症と診断されてからでは遅いです。若いうちから骨のことも考えておくことで、歳を重ねても丈夫な骨を保っていきましょう。

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