TOP > > 牛乳だけでは防げない!骨粗鬆症の予防効果を高める身近な食品とは?

牛乳だけでは防げない!骨粗鬆症の予防効果を高める身近な食品とは?

日本では、骨粗鬆症の患者が全国に1,300万人以上いると言われ、特に60歳以上の女性の2人に1人は骨粗鬆症か、その予備軍だとされています。今後、高齢化が進むにつれて、骨粗鬆症になる人はさらに増えて行くでしょう。

骨粗鬆症の予防のために、日頃からカルシウムを多く摂るように心掛けている人も多いと思います。毎日、牛乳を飲んでいるという人も多いでしょう。牛乳はカルシウムが多く含まれているということだけでなく、液体なので胃腸に負担をかけず消化吸収され、たとえ歯が悪くても食べられないということもありません。

牛乳がカルシウムの補給にとても都合が良いことは、その通りなのですが、牛乳と合わせて摂ると、さらに骨を作る作用が促進され、骨粗鬆症の予防に高い効果がある身近な食品がありますので、ご紹介します。

骨粗鬆症の本当の怖さ

骨粗鬆症がどのような病気なのかは、もうご存じだと思いますので説明は省きますが、骨粗鬆症が本当に怖いのは、骨がもろくなり、ちょっとしたことで骨が折れ、その骨折をきっかけに寝たきりになってしまうことです。ひどい場合には、くしゃみをしただけで骨が折れる、ということも大げさな話ではありません。

そして、一度寝たきりになると、さらに骨や筋肉が弱くなるため、寝たきりのまま生活しなければならなくなるのです。最近の研究では、寝たきりのお年寄りは、認知症になる確率が高くなることも分かっています。つまりは、寝たきりになる原因は骨折で、骨折を引き起こすのが骨粗鬆症だということです。

これでは、とても健康的な老後の生活を送ることはできませんし、介護など家族にも大きな負担となるでしょう。そんなことにならないためにも、骨粗鬆症は何としても防がなければならないのです。

カルシウムを骨にする効果が高い身近な食品とは?

骨粗鬆症の予防のために、牛乳や小魚などカルシウムを多く含む食品を摂ることは、何もしないことに比べれば、よほど良いことは当たり前です。しかし、それだけでは不十分だということもできます。

それは、体内に吸収されたカルシウムが骨になるには、それを補助するいくつかの栄養素が必要だからです。そして、その中でも特に重要な働きをするのが、ビタミンKです。

あまり馴染みがないかもしれませんが、ビタミンKは、カルシウムを効率的に骨に変えるとても優れた働きを持っています。そして、そのビタミンKを摂るのに最も適した食材こそが、納豆です。

実はビタミンKは、腸の中で腸内の善玉菌によって自分でも作ることができるのですが、納豆には腸内で作られるビタミンKの7倍も多くビタミンKを含んでいます。

また、ビタミンKは納豆のネバネバした部分に特に多く含まれていますので、同じ納豆でも粘り気が多いものの方が効果が高いと言えますので、色々な納豆を試してみて、粘り気が強いものを選ぶと良いと思います。

さらに、納豆には腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える働きもあります。高齢になると、腸内環境を良好に維持する機能が衰えるため、カルシウムの吸収が悪くなったり、ビタミンKを作る働きも弱くなりますから、腸内環境を良好に保つという意味においても、納豆を摂ることは、とても効率の良いことなのです。

つまり、カルシウムを摂る時には、牛乳を飲むことに加えて、1日50g程度、つまり1パックくらいの納豆を食べるようにすると、骨粗鬆症の予防や改善にはとても効果が上がるということです。

また最近では、特保の納豆も市販されていますので、さらに確実な効果を求めるならば、そうした食品を利用するのも良い方法です。

納豆の他にも、海藻やブロッコリー、あしたばやほうれん草、春菊などにもビタミンKが多く含まれていますので、こうした食品を数多く摂るようにするのも効果的です。その際、ビタミンKは脂溶性のため、油で炒めるように調理するとさらに吸収が良くなります。

また、カルシウムを医薬品やサプリメントから摂ることも良いのですが、腸内環境が整っていないと、カルシウムはあまり吸収されません。

できるだけ、納豆のように整腸作用のある食材を食品として摂ることを優先して、それでも不足する場合、例えば、何らかの理由で牛乳が飲めないなどの時に、補助的に利用するものと考えた方が良いでしょう。

いずれにしましても、牛乳だけでなく、毎日納豆を欠かさず食べることが、強い骨を作ることにつながることは間違いありませんから、是非、試していただきたいと思います。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る