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加齢だけではない高齢者の骨折!骨粗鬆症の原因はリウマチ性関連疾患

骨がもろくなる?

骨粗鬆症という病気、女性の方はよくご存知だと思います。女性の閉経後、女性ホルモンが急激に減って骨の密度が減少しスカスカになってしまう病気のことを指します。

閉経前のタンパク質やカルシウムの摂取状況、運動経験によってかなり個人差はあります。特に、極度のダイエットや摂食制限をされていた方は、注意が必要です。

これに加えて高年者のカラダの運動障害いわゆるロコモティブシンドロームと重なると、段差のないところでも転ぶこともあり、骨折の危険性が高くなります。高齢者にとってこれらの原因によって寝込むことは、死期を短くする重要な問題であり、最も避けなければいけないことです。

自己免疫系疾患の治療と骨粗鬆症

いままで、完治が難しいといわれてきたリウマチなどの自己免疫系系疾患(人間のカラダを守る免疫系のシステムが暴走し、自分を攻撃してしまう病気の総称)の治療薬に関して、非常に良い薬が開発されてきました。

リウマチのつらい症状が軽減するとあって、医師も患者も積極的に使用してきましたが、意外な問題が出てきました。これらの病気の治療薬として使用していたステロイド剤が骨粗鬆症系の骨折を引き起こしているというのです。

以前から、このステロイド剤を使用していない患者に比べて非常に高率であることがわかっています。特に長期間の使用によるカラダへの蓄積が何らかの影響を与えているようです。

さらに、これらの自己免疫系疾患の患者に関しては、このステロイド剤を使用する前から骨折頻度が多いという結果も出てきました。原因はまだ定かではないのですが、自己免疫系疾患は骨粗鬆症も併発する可能性があるということです。

骨はこうして作られる

骨は、人間の細胞の一つですので新陳代謝によって新しい細胞が作られて、強度を保っています。骨は、体を動かすための骨組みであったり、内臓を守るために構成されています。これら骨の細胞は、壊されることによって盛んに骨の細胞が作られていきます。

この古い骨細胞を意図的に破壊する細胞が存在し破骨細胞といわれています。重力に対して、縦方向の振動が伴うと活動が盛んになるといわれており歩く・走る等の活動がそれにあたります。骨が壊されれば、盛んに骨細胞が作られるという連鎖によって骨の強度が保たれています。

ところが、骨の原料になるカルシウムやリン等が少なくなったり、閉経によるホルモンの減少により骨細胞が破骨細胞に追いつかなくなると、骨粗鬆症は始まります。そのため、運動不足やダイエット等による極度の栄養バランスの偏りによって比較的若い年代でも引き起こされることもあります。

また、それらの長年の蓄積によって発症年齢が引き下げられる可能性もありますので、度の過ぎた極度のダイエットは禁物です。

また、逆に高齢者の骨粗鬆症になると背骨の骨が潰れ、身長が小さくなることが知られています。2cm以上縮むと脳卒中や心疾患等の病気に罹患する率が高くなる傾向も知られています。高齢者においては背骨が潰れても痛みが伴わないこともありますので注意が必要です。

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