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骨粗鬆症の辛い痛みを少しでもやわらげるための緩和方法とは

年を取ると、体力が落ちるように骨もだんだんと弱くなって行きますが、ある一定の骨密度を下回った時には「骨粗鬆症」と診断されます。家族が訴える骨粗鬆症による痛みや辛さ、自分もいつの日か経験するかもしれない痛みについて、早めに知っておきましょう。

痛むのは骨でなく、神経

骨には痛覚がないので、密度がだんだん薄くなって行く過程でも、仮に骨折をしてしまっても、骨自体は痛みません。痛むのは、それによって圧迫された神経なのです。骨折してからの2~3週間は激しい痛みが起こり、起きていられないほどになります。

骨のもろさがひどくなって行くにつれ、腰骨や背骨が体重や運動によって圧迫されて骨折し、それを繰り返すことで次第に背中が丸くなったり、背が低くなったりして行くのです。

痛みを緩和する方法とは

骨は年齢とともに弱くなります。40~50代を迎えたら、時々は骨密度を測るように気をつけましょう。そして、痛みが出たらすぐに受診するよう心がけましょう。

日頃からカルシウムを含む食べ物を積極的に摂るのは良いことですが、ビタミンDが不足していると、せっかくのカルシウムが栄養になりきれずに流れ出てしまいます。

日の光は体内でビタミンDを作る大事な栄養素となりますから、体が痛んで外出ができない時でも、ベランダや窓際で光をたっぷり浴びて日光浴をすることをおすすめします。

体を動かすことで骨も強くなりますから、散歩やラジオ体操など、無理のない運動で良いので毎日続ける習慣をつけると、より骨の強化に役立ちます。立つのが辛い時には椅子に座ったままでできる体操でかまいません。

そして、コルセットをつけるようになっても、つけっぱなしにしない注意が必要です。コルセットは体を支えてくれるので助かりますが、つけすぎると筋肉が落ちてしまい、自力で骨を支える力を弱めてしまうのです。

続く痛みの辛さ

骨粗鬆症の骨折は、若い時のようにバキッと行くものだけではありません。もろくなっているために、気付かない間に少しずつ少しずつひびがいくつも入っていることもあります。

コルセットをしても、手術をしても疼きが続いて毎日が辛い、という時には、どうしても骨がくっつかず安定していない可能性がありますから注意が必要です。すぐに医師に相談しましょう。

そして、背骨や腰骨が少しずつもろくなって潰れて行くような症状の時には、腰だけでなく背中や胸、膝にまで痛みが広がることがあります。全身の痛みが起こると寝たきりになりますから、「寝ていれば治る」と思わず、病院でしっかり診てもらう必要があります。

薬を飲んで痛みだけを散らすことができたとしても、骨の状態が良くならない時には繰り返し圧迫骨折が起こり、痛みがずっと続いて行く場合があるのです。

骨折は日常の何気ない動作で起こる

たとえば腰は、上半身の重さを1点で受け止めている大事な体の「支柱」です。骨が健康な間は、多少筋肉が少なくても、しっかりとした柱が体を支えてくれるのですが、骨が弱くなってしまうと、支える力がどこにもなくなってしまいます。

そのため、少しの衝撃でも骨折しやすくなってしまいます。衝撃を跳ね返す力がなくなるからです。

道で転んで骨折した、という話をお年寄りから聞くことがありますが、それは骨の密度がスカスカになってしまっているために一部分にかかる衝撃に耐え切れず、骨が折れてしまうということなのです。

尻餅をついたり、重いものを無理に持とうとしたり、孫を抱っこしようとした時など、ごく簡単な動作で骨折が起こるのが骨粗鬆症の怖さです。

あまりに痛みが強く、辛い場合には骨を強くする薬を病院で処方してもらう方法もあります。注射薬や内服薬など、症状に合わせた薬が開発されていますから、不安が大きい時には医師に尋ねてみてはいかがでしょうか。

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