TOP > > 子供の肥満をどう防ぐ?成長に悪影響を及ぼす子供の肥満の予防法

子供の肥満をどう防ぐ?成長に悪影響を及ぼす子供の肥満の予防法

文部科学省の調査によると、この30年間(およそ1世代間の格差)で子供の肥満が3倍以上に増えていることが分かっています。子供の肥満は、子供の健全な成長において、さまざまな悪影響を及ぼします。子供の肥満はなぜ起こるのか?そして、子供の肥満を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?

子供が肥満になることによる悪影響とは?

子供が肥満であることは、そのまま成長すれば、大人になった時に生活習慣病のリスクが高くなるのは当たり前です。かつては成人病と言われた糖尿病や脂質異常症などを、生活習慣病と改めたのも、こうした病気が低年齢化している警告と言えるでしょう。

子供が肥満であることは、栄養のバランスが悪いということです。子供は成長のために、あらゆる栄養素が必要です。ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足すると情緒が落ち着かず、感情がコントロールできない、キレやすい子供になるのです。肥満は栄養の偏りを起こすので、体の発育だけでなく、心の成長にも悪影響を与えるのです。

また、太っていると運動が苦手になることが多く、人からからかわれたり、子供にとっては、自信を失い、子供なりにも大きなストレスを抱えることになるのです。こうしたことが、ゆくゆくは、不登校やひきこもり、あるいは非行に走ってしまうなど、子供の肥満には何ひとつ良いことがないのです。

子供の肥満を予防する5つの方法

1.偏食をさせないこと。まずは、規則正しい食習慣を身につけることです。決まった時間に3食をしっかり食べさせ、決して朝食を抜いてはいけません。子供が朝食を食べられない理由に、夜遅くまで起きていて食事のリズムが乱れていることがあります。テレビやゲーム、スマホなどで夜更かしをしないルールを決めましょう。

2.子供が好きなハンバーグやカレーライスも簡単に作れるからと言って多くせず、できるだけ和食を中心にして、カロリーよりも品数を増やすようにしましょう。野菜や果物をたくさん与えることも栄養のバランスには大切です。

3.タンパク質をしっかり摂らせましょう。タンパク質は、筋肉を作る原料になります。筋肉をつけることで、基礎代謝が上がり、太りにくい体になります。丈夫な体を作るのにも多くのタンパク質が必要となりますので、鳥肉や魚、大豆など、良質なたんぱく質をたくさん摂らせましょう。

4.おやつには、スナック菓子よりも、ビタミンが豊富な果物を与えるなど工夫をしましょう。スナック菓子に使われているトランス脂肪酸は、特に肥満の原因となりやすく、最近ではアメリカでも使用が禁止されました。

さらに、油は時間が経つほど酸化するので、開封したスナック菓子を放っておくと油が酸化して、子供にとっては毒を食べているようなものなのです。

替わりに果物を与えるようにすれば、果物に含まれるビタミンがエネルギーを作る潤滑油となるので、カロリーや脂肪が効率よく燃焼し、肥満の予防につながります。

5.運動する習慣をつけさせましょう。特に肥満気味の子供は運動が苦手になることが多いので、できる運動から少しずつ取り組むようにさせ、結果ではなく、頑張った努力を褒めるようにすると良いのです。そうすることで、運動だけでなく、何事にも頑張って取り組む習慣がつきます。

子供に、肥満が良くないことを理解させることも大切

肥満が成長の妨げとなり、将来病気になったり、体に良くないことを子供に教えることも大切です。

頭ごなしに、「こうしなさい!」「これはダメ!」と叱りつけるのではなく「大人になって病気になったらお母さんは心配だよ」とか、「野球やサッカーの選手も、野菜をたくさん食べているんだよ」などと、子供なりにも肥満になってはいけない理由を納得させることも大切です。

単なる叱りつけや怒りは、親が自分の不満を解消しているだけのように見えてしまい、隠れて食べたり、言われたことをした“振り”をするようになり、逆効果に終わる場合が多いのです。

昔から「子供は親の言うことではなく、親の背中を見て育つ」と言いますね。確かに、太っている親が太ってはいけないと子供に言っても説得力はありませんね。まずは親が自ら手本となり教えることが、何より重要なことなのかもしれません。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る