TOP > > 善玉コレステロールを増加させるのは生のトマト!

善玉コレステロールを増加させるのは生のトマト!

生のトマトがHDLコレステロール値を上げる

生のトマトを一日に1個食べるだけでHDLコレステロールが上がることが分かりました。これにより動脈硬化などの予防を期待することが出来るとされます。

どのように試験したのでしょうか

まず、女性と男性合わせて50人の低HDLコレステロールの患者さんに、きちんと決められたカロリーの食事を摂ってもらいました。生のトマトをその食事内容に必ず一日量で1個になるように2週間食べてもらう試験を実施しました。

またこの患者さん達の中性脂肪は正常値の状態でした。追跡は4週間しました。また同じようにキュウリを一日に300gを摂ってもらうグループも作り比較するようにしました。

試験の結果はどうだったのでしょうか

試験の結果ですが、4週間後の血液検査でHDLコレステロールの値が大変上がったのはトマトを一日に1個食べた患者さん達でした。一方、キュウリを一日に300g食べたグループの方は、少量ですがHDLコレステロールを下げてしまいました。

コレステロールって何でしょう?

血液検査でコレステロールの値を気にしたことがあるのではないでしょうか。総コレステロール値と書かれています。これは実は善玉コレステロールと悪玉コレステロールのどちらにも属しない少量のコレステロールを足した量のことです。

HDL-Cと書かれてある場合があります。これがHDLコレステロールのことで善玉コレステロールのことです。逆にLDLコレステロールといわれる悪玉コレステロールがあります。

悪玉コレステロールの値が高いと動脈硬化症のリスクが高くなります。ですが、コレステロールの中の善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスがうまく取れていることが最も大事なことなのです。コレステロールが低くなりすぎても困ります。

コレステロールは細胞膜を形成します。また、栄養を吸収するためには胆汁が腸に流れてくれるからなのですが、この胆汁をつくる材料になっているのもコレステロールです。また栄養分を分解して吸収しやすくするのもこのコレステロールの働きのおかげです。

他に筋肉を作るためのホルモンの材料になるのもコレステロールです。そしてこのコレステロールは食事からしか摂れないものだと思われがちですがコレステロールは肝臓でも作られるのです。うまく調節するのも肝臓の働きも関わってきます。

ですから一概にコレステロールと言えども肝臓の機能を心配しなければならないのです。ただ今回は食事でコレステロールをコントロール出来るならそれも大変結構なことです。

悪玉コレステロールはコレステロールを体内に供給させる役割をもっています。しかしこの値がとても多くなると血中に溜まっていき、血管にプラークと呼ばれる血栓を作ってしまいます。これが動脈硬化の引き金となりますし、血液の流れを悪くしてしまいます。

善玉コレステロールはこの溜まってしまった血栓を上手に剥がしていく役目があるのです。そのため善玉コレステロールと呼ばれますし、血栓がある患者さんの場合は善玉コレステロールを増やしてあげることで血管のお掃除が出来るわけです。

今回の試験結果からのトマトが示した役割

これまでの説明でお分かりのように、HDLコレステロールが善玉コレステロールであり、これには血液中の血栓を引き剥がす作用があることが分かっています。生のトマトを食べることでこの作用が体内で働いてくれるので、血液検査の結果が良好になるだけではありません。

悪玉コレステロールの摂りすぎで出来てしまった血栓までをなくしてくれる作用があるのです。動脈硬化になりかけている人でも生のトマトを毎日1個食べるだけで効果が現れてきます。

いつも食生活のバランスが悪く油ものが多い食べ物を好んで食べる方は、特に毎日1個のトマトを食べることをお勧めします。それだけで動脈硬化を防ぐことが可能となります。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る