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しらすに含まれる栄養素セレンは高い抗酸化効果を持つ!

一物全体食という言葉が有ります。生きていた物を生きていた状態で丸ごと食べると言う考え方です。生物が生きていた状態は、それだけで栄養バランスが保たれており、それを丸ごと食べる事でバランスよく栄養を取ると言う考え方です。

まさにしらす等の小魚はそれに当たります。日本では昔から小魚を丸ごと食べる習慣が有り、一物全体食と言う考え方は根づいていました。これは小魚以外でも野菜、例えば大根などは葉っぱまですべて食べるという考え方にも反映されています。

しらすの栄養分

しらすはカタクチイワシやマイワシの稚魚の事です。これを天日に干したものがしらすとして市販されています。しらすと言えば真っ先に浮かんでくる栄養素はカルシウムですね。骨を強化するには最適の食材です。

他にビタミンDも豊富に含まれています。さて、そんな栄養豊富なしらすですが、カルシウムに加えて今「セレン」が注目されてきています。あまり聞きなれない名前かも知れませんが、これは生物の生育・生殖に欠かせないミネラルの1つです。

抗酸化作用が強くビタミンDの約500倍とのことです。ビタミンE・Cと一緒に摂取するとさらに抗酸化作用がアップします。他にガンや心筋梗塞・血行障害・更年期障害などの予防に効果的です。

セレンとは…

セレン1871年に発見された元素です。抗酸化作用が強く、甲状腺ホルモンを活性化させる酵素の構成成分として必要なミネラルです。不足すると抗酸化力の低下、生殖能力の低下、関節症、筋肉痛などを招きます。

セレンが不足する地域、低セレン地域である中国東北部では克山病(コクザン病)と言われる心筋症の一種である病気が有るそうです。しかしセレンは毒性も強く、過剰摂取には注意が必要。発見された当初は有毒物質と考えられていたようです。

セレンを慢性的に過剰に摂取すると爪の変形・脱毛・胃腸障害・末梢神経障害等を引き起こします。つまり食事の中で取る以外、サプリメントなどで摂取する必要のないものと言えます。

一物全体食を意識しましょう

命あるものを食べるという考え方の一物全体食、1つの食材を丸ごと食べる事でバランスよく栄養素を取る事が出来るのです。今回注目したセレンは過剰に摂取するとかえって体に悪いのですが、一物全体食で摂取すれば過剰になる事はまずあり得ません。

野菜などは比較的一物全体食がしやすいのですが、動物性タンパク質になるとさすがに切り身が多くなると思います。牛を丸ごと食べる事は無理ですね(笑)。その点ではしらす等の小魚は一物全体食が可能です。

どのような栄養素も、1つの物だけ過剰に摂取する事はあまり良い事ではないようです。一物全体食の考え方を日々の食事に取り入れてください。

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