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なぜ食物繊維がコレステロール値を下げる?選ぶならこの食品

食物繊維は「第6の栄養素」と呼ばれ、毎日一定量を摂ることが薦められています。昔は栄養価がなく体に必要のないカスだと思われていた食物繊維。現在では便秘の予防・解消に効果があることでよく知られていますよね。

それだけでなく食物繊維にはコレステロール値や血糖値を下げるはたらきもあるんですよ。ただしどの食物繊維でも良いわけではありません。何を食べればその効果が得られるのでしょうか。

コレステロール値を下げるのは水溶性食物繊維

食物繊維に2つの種類があることをご存知でしょうか。このように異なる性質を持っていますよ。

水溶性食物繊維…水に溶ける食物繊維。ヌルヌル・ネバネバしている。
不水溶性食物繊維…水に溶けない食物繊維。噛み切りにくい。ボソボソした食感。

コレステロール値や血糖値を下げるのは「水溶性食物繊維」のほうです。次の食品に含まれていますから、意識して献立に取り入れましょう。

水溶性食物繊維の種類と含まれる食品
・グルコマンナン…こんにゃく
・ペクチン…りんご、カシス、オレンジ
・アルギン酸ナトリウム…海藻類

水溶性食物繊維はどのような働きをする?

水溶性食物繊維は消化されないまま、胃を通過して腸へ届きます。なぜ血液中のコレステロールを減らす力があるのでしょう。これは腸内での水溶性食物繊維の働きによるもの。水溶性食物繊維には吸着性があり、腸内の余分なコレステロールや胆汁酸をからめ取って、便と一緒に排出させていくのです。

腸から血液に吸収される前にコレステロールが排出されること、減った胆汁酸をまかなうためにコレステロールが消費されることで、血液中のコレステロールを減らす効果が得られるわけです。

また、ネバネバ・ヌルヌルした水溶性食物繊維は、胃から腸へゆっくりと進んでいくため、一緒に食べた物の消化・吸収を遅らせる働きもあります。そのため、糖の吸収を抑え食後の急激な血糖値の上昇を防ぐ効果があるのです。

そういった健康効果が注目を浴び、ある水溶性食物繊維が厚生省の認定を受けてトクホ(特定保健用食品)の成分になっていますよ。

生活習慣病を防ぐなら難消化性デキストリンを

その成分は「難消化性デキストリン」といいます。生活習慣病予防や腸内環境の改善に効果が期待できるとして、多くのトクホに使われています。

難消化性デキストリンは天然のでんぷんから作られた食物繊維で、私達が天然の食材から摂取することはできません。加工された成分にはなりますが、トクホなので安全性と健康効果は科学的な実証済み、国のお墨付きをいただいている食品として安心して摂取できます。

難消化性デキストリンには次のような効果が期待されます。健康効果を期待する方は毎日の食生活に取り入れてみてください。

  • コレステロール値・血糖値の抑制
  • 食後中性脂肪の上昇抑制
  • 内臓脂肪の蓄積予防
  • 腸内環境の改善

ドラッグストアで難消化性デキストリンの製品が扱われているほか、スーパーやコンビニで販売されているトクホの清涼飲料水にも配合されていますので、興味のある方は気軽にお試しくださいね。基本的に副作用の心配はないものです。(飲み過ぎるとお腹がゆるくなることはあります。)

日本人は食物繊維が不足している

食物繊維を配合した健康食品は多く販売されていますね。それだけ日本人の食物繊維不足が問題になっているということです。食物繊維の目標摂取量は1日あたり成人男性19g、成人女性17gですが、実際のところ平均して4~5gも不足している傾向にあります。

現代の食生活ではこの不足分を補うことはなかなか難しいのです。食物繊維の不足は腸内環境の悪化、生活習慣病、ガンの原因となります。食事で補えないならば、難消化性デキストリンのように手軽に摂取できる食物繊維で食生活をサポートするのがおすすめ。

腸内環境を整える不水溶性食物繊維(野菜、豆類、きのこ類)と併せて、食物繊維を不足なく摂取するように心がけていきましょう。

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