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高齢者の食事はあっさりじゃダメ?どんなたんぱく質で老化を防ぐ?

高齢者はあっさりした食事が良い?

成長期には体を作るため、そして若い時には活動量が多いため、エネルギーの多い食事が必要になります。

加齢と共に体に必要なエネルギー量が少なくてすむようになり、そのせいか若い時には肉やこってりした物が大好きだったという人も、加齢と共にあっさりした食事を好むようになります。

特に高齢者が摂りがちな食事は野菜を中心としていて、若者の食事に比べると「粗食」に近いようなイメージもありますね。高齢者にはこのようなあっさりした食事で良いのでしょうか?

高齢者には動物性たんぱく質を

実は高齢者こそたんぱく質や脂質をしっかり補う必要があるのだということが分かってきました。野菜中心の粗食だと場合によっては低栄養となり老化を進める可能性があるのです。

高齢者は老化によって体の機能が低下してくるため、むしろたんぱく質や脂質を補って体の機能を高める必要があると言われています。特に動物性たんぱく質は筋肉や骨の材料となり、高齢者の寝たきりを防ぐ栄養となります。

たんぱく質や脂質も含めた栄養バランスの良い食事を摂ることで血清アルブミン(血液中のたんぱく質)が増え、体の健康を向上させる効果が得られるようになります。

ですから高齢者の食事には脂質や良質の動物性たんぱく質を含む肉、魚を控えることなく取り入れたほうが良いのです。

動物性食品は体に悪いのでは?

ところで肉などの動物性食品には悪玉コレステロールやカロリーが多く、控えないと生活習慣病のリスクを高めることにつながるとも言われていますよね。

生活習慣病が原因で起こる脳血管疾患や心疾患は加齢と共に増加している病気なので、高齢者が動物性食品を食べて体に悪いのでは?と思う人もいるのではないでしょうか。

確かに中年以降の世代は動物性食品の摂り過ぎには気をつけなければなりません。ただし、動物性食品によって生活習慣病のリスクが高くなるのは40~50代の場合で、60代以降は動物性食品を控える必要はなくなると言われているのです。

もちろん肉が高齢者の老化を防ぐといっても食欲に任せて食べ過ぎるのは良くなく、高齢者に提供するなら食べやすく質の良い肉を用意してあげることがのぞましいといえます。

高齢者の食事のポイント

肉や魚にはたんぱく質やビタミンが豊富に含まれており、特に魚は不飽和脂肪酸も含まれているので高齢者の血管の健康をサポートします。

肉は栄養価が高いので少量でも効率良く体に必要な栄養を補えるメリットがあります。高齢者はどうしても食が細くなり栄養不足になりがちなので、肉のおかずを食事に取り入れましょう。

また高齢者には脂っこい物が苦手な人が増え、肉を敬遠する人も少なくありません。豚ひれ肉や鶏むね肉は淡泊で良質のたんぱく質を豊富に含むので高齢者におすすめの食品です。

もちろん肉の代わりに魚を食べるのも良いことです。肉のほうがたんぱく質が多いので、時々肉を食べるようにすると一層良いでしょう。

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