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きのこが二日酔いに効く?!きのこの栄養素あれこれ

きのこのイメージというと栄養があって体に良く、でもカロリーは低いという感じではないでしょうか?実際、きのこのカロリーは100gで約20kcalと、他の食品に比べて低カロリーな食品と言えます。

カロリーは低くても食物繊維はたっぷり。他にビタミンB1、B2、Dやカリウム、βグルカンも含まれます。そして最近の研究でオルニチンやGABAも含まれていることがわかってきたのです。

きのこにもオルニチン!?

オルニチンというと二日酔いに効くこと、そして代表食材としてはシジミが思い出されるのではないでしょうか?最近の研究でこのオルニチンが実はきのこにも含まれていることがわかりました。きのこの中でもブナシメジとブナピーに、なんとシジミの5~7倍ものオルニチンが含まれていたのです。

他に舞茸、エリンギにも含まれます。オルニチンの働きを改めてみてみましょう。お酒を飲むとアルコールは代謝されてアセトアルデヒドになります。このアセトアルデヒドが二日酔いの原因です。オルニチンはこのアセトアルデヒドの解毒を進めることで二日酔いを予防、解消します。

また、オルニチンはアンモニアの解毒も助けます。アンモニアはエネルギー生成で出た老廃物で、これが体内で過剰になると疲労を感じるようになります。アンモニアを解毒することで疲労を回復させる効果があります。

睡眠改善や気持ちが落ち着いたりという効果もみられます。このようにオルニチンには二日酔い予防や疲労回復、他にも成長ホルモンの分泌を促進させる効果があります。

今までは「二日酔いの朝はシジミのみそ汁」と言われましたが、これからはブナシメジやブナピーでも効果があるかもしれません。シジミよりもブナシメジの方が手軽に調理できて楽なのではないでしょうか。またお酒を飲むときのおつまみとして、これらを一緒に食べてもよいでしょう。

きのこにGABAも!?

最近の研究では、なんとGABAも含まれていることがわかってきました。特に多いのはブナピーで他にもブナシメジやエリンギなどにも入っています。GABAはイライラを抑えてリラックス効果をもたらせてくれるものです。血圧を下げたり、中性脂肪を抑えたりという効果もあります。

代表食材としては発芽玄米があげられます。オルニチンやGABAがきのこに含まれることは最近わかってきたことです。これからもっと研究が進んで、新たな発見があるかもしれません。

食物繊維だって多い

きのこには食物繊維もたっぷり含まれています。食物繊維の作用はいろいろあります。便秘予防、コレステロールを下げることで動脈硬化を予防、糖尿病予防や大腸ガン予防など。生活習慣病の予防にはぴったりです。満腹感も与えてくれます。

βグルカンも豊富

βグルカンは食品科学では食物繊維として扱われますが、フィトケミカルの一種になります。特にきのこには多く含まれています。βグルカンはガン細胞の増殖を抑えることでガンの予防、抑制効果があるのではないかと期待されています。

免疫力を高める効果もあります。それによりアレルギー症状を予防、改善する効果があるとされます。またコレステロールを下げる作用などもあり生活習慣病予防に効くと思われます。βグルカンの作用、特にガン細胞に対する作用はまだはっきりしていないことも多いようです。

通常の抗ガン剤の作用の仕方と違い、免疫力を高めることによってガン細胞を抑えていきます。その効果についてはこれからの研究に期待されるところです。

エルゴステロールも

エルゴステロールは紫外線に当たるとビタミンDになる物質です。ビタミンDはカルシウムと一緒に摂ることでその吸収を助ける働きがあります。カルシウムがよく吸収されると、骨が強くなり、骨粗鬆症などにも効果があります。

きのこの多くはエルゴステロールを含んでいて、特に干し椎茸は日に当てて作るため、ビタミンDが豊富だとされています。しかし最近の干し椎茸は機械で乾燥されていて、そのためビタミンDの量が昔より減ってきているようです。

ビタミンDを増やすには、買ってきた干し椎茸をもう一度天日干しすれば大丈夫です。30分くらい干すことで含有量は増え、味や香りも良くなります。一度試してみてください。

他にも糖質の代謝を助けエネルギーに変えるビタミンB1、皮膚や爪などの再生に関与し成長を促進するビタミンB2、余分なナトリウムを排出し血圧を下げるカリウムなどを多く含んでいます。

きのこは低カロリーでダイエットにも向いている食材ですが、気をつけなくてはいけないのはこれだけでは栄養バランスがとれないということです。また、あまりに多く食べるとお腹が緩くなってしまいます。きのこだけに集中するのではなく、バランスのとれた食事を心がけてください

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