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栄養ドリンク飲み過ぎで死者も?カフェインの多い飲み物トップ10

カフェインの作用・副作用

眠気覚ましにコーヒーを1杯、というようにコーヒーには覚醒作用があるとされています。これはカフェインの作用によるものです。コーヒーや緑茶にカフェインが含まれていることはよく知られていることで、夜眠れなくなるのでコーヒーを控えているという人もいます。

カフェインとはどのような成分なのでしょうか。これは植物などに含まれる天然の有機化合物アルカロイドの一種です。カフェインはコーヒーに含まれる特徴的な成分のひとつで、カフェインという名前もコーヒーから由来しています。

カフェインには興奮作用、利尿作用、交感神経を刺激する作用などがあります。興奮作用によって眠気冷まし、集中力向上、倦怠感消失の効果があります。嗜好品に含まれるほか、医薬品にも利用されています。

カフェインを摂ると血管平滑筋が弛緩され腎臓へ送られる血液量が増えて尿が作られる利尿効果があります。カフェインには鎮痛作用があるので風邪薬などの医薬品に配合されることもあります。

また、交感神経を刺激し、基礎代謝量をあげて脂肪の燃焼効果を良くするとも言われています。運動前にコーヒーを飲むとダイエット効果が高まるという説もあります。

一方、カフェインには副作用もあります。アルカロイドというのは基本的に毒性がある成分で、カフェインは中枢神経に作用する成分です。毒性があると言っても日常的な飲食の範囲内では重篤な危険の心配はありませんが、副作用としては頭痛、動悸、めまい、筋肉の収縮、不眠といった症状が起こることがあります。

カフェインには中毒性があり、カフェインを200mg/kg摂取すると死に至る場合もあります。また、致死量に至らなくても一度に大量にカフェインを摂取すると急性中毒に、カフェインを常用していると慢性中毒になる場合があります。

急性中毒は3時間以内に17mg/kgのカフェインを大量摂取した場合に起こるとされています。慢性中毒は1日にカフェインを250mg以上摂取し続けた場合に起こるとされています。症状は不安、緊張、高揚感、抑うつといった精神症状や頭痛、胃痛、不整脈、不眠などです。

重症の場合は緊急の治療が必要になります。ただし、カフェインの依存性は低いので慢性中毒の場合はカフェインを断てば回復しやすく後遺症もありません。

このような毒性があると聞くと、カフェインを含む飲み物を摂るのが怖くなってしまいそうですが、むしろコーヒーや緑茶には健康効果があるとも言われており、飲み過ぎに気をつけて楽しめば心配過ぎる必要は全くありません。

では、私達の身の周りにある飲み物にはどれくらいのカフェインが含まれているのでしょうか。カフェインを多く含む嗜好品トップ10を紹介したいと思います。

カフェイン含有量トップ10

カフェインを多く含む主な嗜好品をあげています。含有量はおおよその量です。

レギュラーコーヒー1杯…100mg
インスタントコーヒー1杯…65mg
玉露(緑茶)湯呑み1杯…60mg
ココア1杯…50mg
抹茶1杯…50mg
コーラ350ml…35mg
紅茶・ウーロン茶・緑茶・ほうじ茶1杯…30mg

ちなみに

麦茶・ルイボス茶・タンポポ茶…0mg
缶コーヒー1本…100mgを超えている製品が多い。

カフェインの含有量が特に多いのはレギュラーコーヒーや玉露ということになります。ただし1日に2~3杯までなら問題はないとされています。また、日本人はお茶を1日に何倍も飲むことが多いですが、お茶の場合は含まれるタンニンによってカフェインの作用が穏やかになるとされています。

カフェインと上手に付き合うコツ

意外にカフェインを含むのがコーラ、栄養ドリンク、缶コーヒーです。これらはついつい1日に何本も飲んでしまいがちな人もいますが、カフェイン摂取量が多くなってしまい慢性中毒になりかねません。受験生、ビジネスマンは気をつけましょう。

外国では高カフェインをウリにした栄養ドリンクを飲んだことが原因で死亡したとされる少女のニュースもあります。ちなみに日本で販売されている製品とは成分が異なりますので心配はありませんが、何にしても飲み過ぎは良くないのでたくさん飲むのは控えましょう。

カフェインは摂取して30分後から作用し始め、その作用は5時間程度続くとされています。ですから、試験や車の運転など覚醒したい時にはその時間に合わせてカフェインを摂ると良いでしょう。

逆に不眠症の人や夜に早く眠りにつきたい人は夕方以上にカフェインを摂取するのは控えたほうがよいでしょう。副作用は避けたいけどどうしてもコーヒーやコーラを飲みたいという人は、ノンカフェインタイプのものを選ぶという方法もあります。

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