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いちょうの葉っぱで脳疾患を予防しよう?テルペンラクトンの効果とは

今年もまた紅葉の季節が近づいて来ました。紅葉と言えば真っ赤な「もみじ」が綺麗ですが、黄色に色付く「いちょう」も個人的には好みですね。大木に色付くいちょうの木の雄大さは、なかなか見ごたえのあるものです。秋のいちょうと言えば連想するのが「銀杏」で、好き嫌いはありますが秋の味覚の一つでもあります。

このようにいちょうは我々の生活に溶け込み親しまれていますが、実は健康にとっても有益な作用を持っていることが解明されています。その成分とは銀杏ではなく、葉っぱに含まれている「テルペンラクトン」と呼ばれる成分なのです。

ヨーロッパでは薬として扱われている”いちょうの葉”

いちょうは数億年前から地球上に生息していた古い植物であり、身近な存在でもあります。それ故に昔の人々は、いちょうを有効に利用しようと考えたのかも知れません。中国の漢方ではいちょうの実である銀杏は、気管や喘息に効果があるとしています。

またいちょうの葉についても、乾燥させてお茶にすることで様々な効能を得ていたそうです。ヨーロッパの国ドイツでは、いちょうの葉に含まれるエキスを医薬品として認証しており、現代医学においてもいちょうの葉の効能が認められていることを示しています。

しかし、日本においてはまだ医薬品としての認証は行われておらず、健康食品として取り扱いになっている状況です。いちょうの葉には抗酸化作用のあるフラボノイドが多く含まれており、細胞の酸化や老化を防ぎ高脂血症や高血圧の予防に効果が期待できます。

また抗ガン作用や免疫力を高める作用もあると考えられており、研究が進められているそうです。更にいちょうの葉には「テルペンラクトン」と呼ばれている成分が含まれており、この成分が脳疾患の予防に効果があるのです。

脳疾患に効果があるテルペンラクトンとはどのような成分ですか?

テルペンラクトンはいちょうの葉のみに含まれている成分で、血管を拡張し血流を良くする作用があります。また血小板が凝固しやすくなるのを防止する作用もあり、血栓や血管の詰まりを予防する効果もあります。テルペンラクトンの作用は血液の流れを改善することで、脳における様々な疾患の予防に効果が見られるようです。

・血液が凝固し辛くなることから、脳血栓のリスクが低下します。これにより脳梗塞などの脳疾患の減少に繋がります。

・脳の血流が阻害されることが少なくなるために、アルツハイマーなど認知症の予防効果があるとされています。

・めまいなど脳の血流が原因の疾患に効果があります。

このようにテルペンラクトンは血液をサラサラにして、血栓を出来にくくすることで脳疾患を予防する効果があるのです。さらにフラボノイドの抗酸化作用と相乗効果を発揮することで、より良い効果が期待できるのです。

いちょうの葉で頭が良くなるなんて本当なの?

ドイツでは医薬品と認められているいちょうの葉エキスは、脳の血流を改善して脳疾患を予防するだけではなく、記憶力や集中力を高める作用もあるとされています。これはドイツの研究によるものですが、記憶力が低下した人に投与した結果、改善が見られたそうです。

この研究結果が「頭が良くなる」ことには直接繋がらないと思いますが、脳の血流が改善することで記憶力などの働きが向上する効果はありそうですね。

ちょっと待って!いちょうの葉に潜む危険にも注意が必要

このように私達の身体に有益な効果を与えてくれるいちょうの葉ですが、良いことばかりでは無いことが判明しています。それは「いちょうの葉エキスのアレルギー」であり、ギンコール酸と言う成分が原因物質になります。

ギンコール酸はアレルギー物質として有名であり、皮膚炎や胃の痛みなどの反応が出る可能性が指摘されています。特に最近の健康ブームでいちょうの葉を使ったお茶を自家製で作ったり、エキスを抽出する行為は危険ですので自粛された方が良いと思います。

サプリメントも色々なメーカーから販売されていますが、ギンコール酸を明記していない商品は危険ですので避けた方が良いかも知れません。いちょうの葉エキスの効能はなかなか魅力的なものが多いのですが、アレルギーを持っている人にはそれなりのリスクもありそうです。くれぐれも自家製は止めた方が良いですよ。

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