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沖縄ブームだけじゃない!植えて良し食べて良しのゴーヤのすごい薬効

ゴーヤとは

1990年代から2000年代にかけて沖縄ブームが起こりました。それまで全国的にはそれほど食されていなかったゴーヤが有名になったのもこの沖縄ブームがきっかけといえるでしょう。

もともと1993年までは沖縄県外に流出してはいけない野菜だったこともあり、有名ではなかったのですが、解禁されそれ以来ゴーヤは苦いけど体に良いとして、全国の家庭や飲食店で利用されるようになりました。

ゴーヤを使ったゴーヤチャンプルーがおなじみです。チャンプルーというのは沖縄の言葉で「混ぜ合わせる」という意味になり、沖縄のゴーヤチャンプルーはゴーヤ、島豆腐、野菜、豚肉などを油で炒めた料理になります。

ゴーヤは別名をニガウリ(苦瓜)という夏野菜です。名前の通り、苦みが特徴のウリ科の植物の実です。ちなみに私達が知っている緑色のゴーヤは未熟な実です。ゴーヤは完熟すると黄色くて甘い実になることは、栽培している人以外ではあまり知られていないのではないでしょうか。

熟した実は甘みがありますが食すには味が薄く未熟なゴーヤのようなシャキッとした食感もありません。あえて未熟の苦くてみずみずしいゴーヤを食すようになったのです。

ゴーヤというのは茎や葉は生育が良く庭で栽培すると家屋の屋根まで届くツルが特徴です。ここ数年はエコブームや夏の節電対策のために窓際につる植物を栽培して室内に陰を作って涼を得るグリーンカーテン(緑のカーテン)が流行しています。

ゴーヤは栽培が簡単なので、育てる楽しみと実を収穫する楽しみのために家庭菜園に利用する人も増えてきています。

ゴーヤの成分

ゴーヤを食べる習慣のある沖縄県は長寿県としてもおなじみです。これは温暖な気候や健康に良い食習慣によるものとされています。ゴーヤには健康に良い成分が含まれていることもおなじみです。どのような成分があるのでしょうか。

ゴーヤに含まれる苦み成分はモモデルシンとククルビタシンです。モモデルシンには健胃作用があるので夏の暑さで食欲のない時期に食欲を増進させる野菜として適しているのです。また、血糖値を下げる作用や肝機能をよくする作用があるとされています。モモデルシンは皮の部分に多く含まれています。

ククルビタシンはキュウリ、メロンといったウリ科の植物に含まれる成分で、ククルビタシンの中には抗がん作用があるものもあります。また、ゴーヤに含まれるチャランチンという成分は、膵臓のβ細胞に働きかけてインスリンの分泌を促すとされており、血糖値を下げる作用が期待されています。

そのほか、ゴーヤはビタミンやミネラルを豊富に含み、野菜の中でも栄養価の高いひとつになります。ビタミンC、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどを多く含みます。

中でもビタミンC含有量は100g中80mgも含まれています。ゴーヤを1/2本食べれば80mg程度のビタミンCが取れることになり、成人の1日の所要量100mに近い量を摂取することができてしまいます。

ビタミンCといえば損失しやすい栄養素ですが、ゴーヤのビタミンCは調理しても損失しにくいのがメリットです。ビタミンCは暑さや疲労などのストレスや紫外線でも消耗しますので、ゴーヤはまさに夏のビタミンC補給にピッタリの野菜です。

基礎研究でも、血糖値抑制、消炎作用、コレステロール値抑制などの効果が報告されています。これらの薬効を目的として食しても、薬ではないので穏やかに作用し、薬のような副作用の心配がないのもメリットです。

ウリ科の特徴として水分が非常に多いことがあげられ、95%は水分です。そのため体にこもった熱をとる作用があり、夏バテにピッタリです。水分がほとんどのため、カロリーも1本あたり40kcal弱と低カロリーでヘルシー食材です。

スーパーでも1本100円台で販売されており家計にやさしい食材です。苦みが健康に良い成分ですが、苦みがどうしても気になる場合は刻んだ後に塩で揉んでからさっと湯がいて調理に使うと食べやすくなるでしょう。

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