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強力な抗酸化パワー!アスタキサンチンの力とは

化粧品CMやサプリメントでよく名前を聞くようになったアスタキサンチン。最近注目を集めている栄養素のひとつですが、どんなパワーを秘めた成分なのでしょうか?

アスタキサンチンはフィトケミカルの中でカロテノイド類に分類される成分です。同じカロテノイド類にはリコピンやβカロテンがあり、どれも強力な抗酸化力を持っています。サケ、イクラ、エビ、カニなどに多く含まれる赤い色素の成分になります。

もともとは藻類、細菌、酵母が太陽の光から自分自身を守るために作り出した色素です。それを食べた魚やエビ、カニがその色素を取り込み、体の中に蓄積していきました。そして、魚たち自身もアスタキサンチンの抗酸化作用を利用して生きています。

最近はヘマトコッカス藻からアスタキサンチンを抽出できるようになり、そのおかげで化粧品やサプリメントなどいろいろなものに使用されるようになりました。

アスタキサンチンのパワー

アスタキサンチンのパワーといえば、なんといってもその抗酸化力です。抗酸化力が強いと言われるβカロテンの数十倍、ビタミンEの1000倍もの抗酸化力を持っているとされます。

これはリコピンに次ぐ強さです。この抗酸化力により活性酸素を抑え、いろいろな効果をもたらしてくれます。また体内でビタミンAに変化してビタミンAとしても働きます。

・動脈硬化予防や糖尿病予防

活性酸素による悪玉コレステロールの酸化を防ぐことで、動脈硬化を予防します。また血液をサラサラに保ってくれます。マウスでの実験の結果で血糖値が下がったり、インシュリンの効き目が上がったこともあり、糖尿病を予防する効果もあると思われます。

(これらの効果はヒトでの有効性がはっきりしているわけではないようです。が、効果はあるのではないかと思われます。)

・ガン予防

抗酸化作用により活性酸素を除去することで、ガン細胞が増えていくのを抑えられます。また免疫力を強化する作用もあるので、治癒力が上がるとされます。

・眼性疲労回復効果、白内障予防

眼のピントを合わせる時に使われる筋肉の疲労を取ることでピント調整力が回復し、眼の疲れによる肩こりや眼の奥の痛みも改善します。また体内でビタミンAに変化することにより、ビタミンAの眼を健康に保ち、眼精疲労を予防する効果も発揮します。そして紫外線による活性酸素を抑えることで白内障も予防します。

・美肌と美白効果

紫外線による活性酸素を強力な抗酸化力で抑え、コラーゲンが壊れるのを防いでくれます。その上、コラーゲン生成を促す作用もあります。それによりシワを防ぎ、みずみずしい肌を保ちます。またメラニンの生成を抑えることでシミができるのを防ぎます。

・疲労回復効果、ダイエット効果

運動をする時、通常は糖質と脂質が同じように使われていきますが、アスタキサンチンが体内に蓄積されていると脂質を優先的に使うようになります。

これにより脂肪が燃えやすくなってダイエット効果が出たり、疲労を予防できる効果があります。肉体疲労、脳の疲労のどちらにも効果があります。また筋肉細胞をつぶれにくくする効果もあり、疲労回復力は上がります。

これらの効果を出すには運動してからアスタキサンチンを摂ってもダメです。あらかじめ体内に蓄積されていることが必要になります。

・脳でも働くことができる

脳は酸素の消費が多く、活性酸素も多い場所です。アスタキサンチンはそこでも働くことができ(ビタミンC、E、βカロテンは脳では働けません)、活性酸素を抑えます。それにより脳の血流は改善され、脳細胞の老化も防ぎます。痴呆症などの進行を遅らせられるのではないかとも言われます。

他にも不眠症を改善したり、花粉症などのアレルギー疾患に効果があるともされます。加齢臭も活性酸素が原因とされるため、加齢臭対策にもなると思われます。

アスタキサンチンの必要量は?

アスタキサンチンは1日2~6mg摂るとよいとされます。サケの切り身一切れ(100g)で3mgのアスタキサンチンが摂取できます。脂溶性のため油を使った料理の方が効率的に摂れます。そして他の抗酸化成分(ビタミンA、C、E、リコピン、βカロテン)と一緒に摂ると効果がよりアップします。

食べ物から摂る場合には過剰摂取は心配ないとされます。普段から心がけてなるべく食べるようにするとよいでしょう。サプリメントの場合は摂取量をキチンと守ることが必要です。

アスタキサンチンに限らず、どの栄養素もどれかひとつを集中して摂るのではなく、日頃からバランス良く摂っていくことが大切です。なるべくいろいろな色のものを食べるようにすると、より多くの栄養素が摂りやすくなりますので、食事の時には『色』のことも気にしてみてください。

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