TOP > > 狭心症と心筋梗塞患者の退院後していい運動いけない運動

狭心症と心筋梗塞患者の退院後していい運動いけない運動

心筋梗塞という生死を分ける大病をした患者さんは、無事に退院できてもその後の生活に大きな不安を感じるものです。再発しないだろうか?もし再発すれば今度こそ死んでしまうのだろうか?とか、精神的にも不安になります。

退院後の運動に関しても、心筋梗塞を起こした自分が運動して大丈夫なのか?どのくらいの運動ならOKなのか、悩んでいる方も多いと思います。入院中は先生がついてリハビリが行われますが、退院すれば多くの場合は患者さん任せになります。

ここでは、退院後の心筋梗塞の患者さんの適切な運動療法について考えてみたいと思います。

心筋梗塞患者さんの退院後の運動療法は絶対に不可欠

昔は心筋梗塞などの心臓病を患った人は、心臓に負荷をかけるため運動は絶対にしてはいけないと言われてきました。実は私もつい最近までそう信じていたのです。しかし今では、適度な運動は心臓の機能回復と再発防止に有効であるとされ、むしろ運動が奨励されています。

運動療法は精神的にも大きな効果があります。神経の緊張が低下し、ストレスを感じにくくなります。精神的に不安定になりがちな心筋梗塞の患者さんの支えになります。

心筋梗塞患者さんがしていい運動、してはいけない運動

退院後の運動療法は重要になりますが、運動の強さや運動量は個々の患者さんによって異なってきますので、適当な自己判断で運動するのはやめましょう。基本的には主治医の先生のアドバイスをもらうようにしましょう。

ここでは、心筋梗塞患者さんの適切な運動の目安となっている考え方を紹介します。マラソンやジョギングなどのハードな有酸素運動は厳禁です。どうしてもやりたい場合は主治医の先生の判断を仰いでください。お勧めなのは、ウォーキングや速歩です。

最初は1日30分、週3回くらいを目標に取り組まれたらいいと思います。いちばん肝心なのは無理をしないこと、ずっと継続することです。適切な運動量は運動レベルでいうと「少しきついかな」と感じる程度で、「うっすらと汗ばむ」くらいの負荷が良いとされています。

きつ過ぎても弱過ぎても駄目なんですね。ちなみに少しきついと感じる運動は心拍数でいうと、心臓病の人は110~120くらい、健康の人で130くらいだそうです。一度、自分に合った運動メニューを作成して、通院の時に主治医の先生に見てもらうのもいい方法ですね。

いずれにしても無理せず、楽すぎず、長く継続することを念頭に運動療法に取り組んでいきましょう。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る