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水虫はあなどれない!繰り返して治らないその原因と対処方法

水虫はなかなか完治しません。水虫の薬を塗って症状がおさまったと思っても、また再発する原因はどうしてなのでしょうか?水虫治療薬の正しい使い方と、水虫に抵抗する身体作りをご紹介していきます。

正しい水虫薬の使い方

寒い冬の間はおとなしかったのに、春になり暖かくなるにつれてまたやってくるあの痒み…。何年間も完治することができず、水虫に悩まされている方がたくさんおられます。

水虫は正しい薬の使い方をしなければ完治しません。完治しないのは、水虫薬の使い方が間違っている場合が多々あります。白癬菌のしつこさをあなどってはいけません。まずは水虫薬の正しい使い方を見直してみましょう。

症状によって薬を使い分ける

一口に水虫といっても、人によって症状はそれぞれ異なります。ですから自分で水虫薬をドラッグストアで購入する場合、症状に合った薬を選ぶことが大切です。

★クリームタイプ…ベトつきがなく一番使いやすい、塗りやすい。※ジクジク、カサカサにOK。(一番無難でオールマイティなタイプ)

★液体タイプ……皮膚に浸透する、アルコールが入っているので刺激が強い。※浸透力があるので爪水虫におすすめ。(痒みの激しい症状にアルコールの刺激が爽快)

★軟膏タイプ……保護と保湿効果がある、ベトベトする。※患部にキズやただれがある場合、乾燥がひどい場合におすすめ。(症状の進んでしまった水虫に)

★スプレータイプ…手が汚れない、広範囲に使用できる。※患部が広い症状、痒みの激しい症状におすすめ。(使用感が良いわりには効き目は一番弱い)

最低3ヶ月は続ける

水虫薬は最低でも3ヶ月、確実に根絶させるには4ヶ月はかかります。症状がおさまったからといって、薬をやめてはいけません。なぜならば人の皮膚はターンオーバーといって、約28日周期で生まれ変わります。30代、40代以上の方になるとターンオーバーはもっと遅くなります。

水虫の原因である白癬菌は、皮膚の奥深くにまで根を張っていますから、最低でも3回のターンオーバーの間は、薬を続けなければいけません。夏の白癬菌が活発な時にだけ水虫薬を塗って症状がおさまり、そこで薬の使用をやめてしまうと、白癬菌は冬を越して、春になるとまた活動を開始し始めます。

これが再発の大きな原因です。痒みもなくなり、綺麗な皮膚に戻っても、皮膚の奥には白癬菌がまだ生きています。完治させるためには最低3ヶ月は根気強く薬を塗り続けましょう。

正しい塗り方で使用する

白癬菌は痒みや赤み、ただれなど症状が皮膚に出ているところだけでなく、周りの綺麗に見える皮膚にもいます。薬を症状の出ているところだけ塗っていては、白癬菌は生き延びてしまいます。薬は患部を中心に広めに塗りましょう。

また患部から塗り始めると、白癬菌が外へ外へと逃げて広がっていきます。塗り方としては、まず薬を患部とその周辺に円を描くようにポツポツと置いていきます。患部を中心に広めに置いたら、外側から患部の中心にむかって薬をのばしていきましょう。強くこすると皮膚に傷がつき、そこから白癬菌が奥深くに入ってしまうので、優しく塗りましょう。

患部の日々の手入れ方法

水虫薬を正しく使っても、日々の手入れ方法が間違っていれば、いつまでたっても完治はしません。水虫の原因である白癬菌は、生命力の強い菌です。日々の手入れを怠ると、そこからまた繁殖をしてしまいます。

まずは清潔!そして乾燥!

水虫を完治させるための手入れ方法の、ポイントをおさえていきましょう。

  • 患部を清潔に保つ。足の指の間までしっかりと石鹸で洗う。
  • 患部の水気をしっかりと取って乾燥させる。
  • 日頃から湿気がたまらないようにする。通気性のある靴下、ぞうりなどを履く。

石鹸を使う場合は、すすぎ残しがあると白癬菌の餌となり、却って症状が悪化してしまうので注意しましょう。水虫用の薬用石鹸がおすすめです。また逆に洗い過ぎずに常駐菌(善玉菌)を残すというやり方もあります。これは人それぞれですので、症状をみながら自分に合った方を選んでください。

感染源を断つ!

水虫の時は、いつも周囲に白癬菌をバラまいている状態となります。目には見えませんがしっかりと対処しなければ、完治することはできません。そして時には、水虫ではない家族にも感染させてしまうことが多々あります。白癬菌は、身体から剥がれ落ちた皮膚の中でも生き続けています。

その生存期間は約一週間といわれています。水虫である本人は必ず専用スリッパを使い、他の家族と共有しないようにしましょう。また湿度がたっぷりと含まれているバスマットが一番要注意です。バスマットは毎日洗濯をして、日光にあてて干しましょう。

患部を掻いたりすると、白癬菌がついた皮膚が剥がれ落ちますので、まめに掃除をすることが大切です。床などに落ちた白癬菌は、確かに約一週間生き延びますが、湿度がなければ皮膚に付着しても乾燥して剥がれ落ちます。

ですから皮膚はできるだけ乾燥をさせておくようにしましょう。しかし皮膚に傷があると、白癬菌は容易に入り込んできますので、足の裏にケガやしっしんが出ている時は注意が必要です。靴下は毎日取り替えましょう。

使用している靴やスリッパなども、定期的に洗うか日に干しましょう。日に干すのが面倒な場合は、乾燥機に入れると高温により白癬菌が殺菌されるのでおすすめです。また除菌スプレーなども手軽で効果的でしょう。

身体の中から白癬菌をやっつける

水虫の外用薬ばかりに頼っていてはいけません。なぜならば水虫治療薬である抗真菌薬は、白癬菌だけでなく身体に常駐している大切な善玉菌も殺してしまうからです。ここに水虫薬の治療の落とし穴があるといっても過言ではありません。

悪玉菌を倒すにはやっぱり乳酸菌!

人間の身体は腸内だけでなく、皮膚上でも善玉菌と悪玉菌が日々、優勢、劣勢のせめぎあいをしながらバランスをとっています。善玉菌である表皮ブドウ球菌が活発な時は肌はツルツルですが、悪玉菌である黄色ブドウ球菌が活発な時は、肌の調子が悪い時なのです。

ちなみにアトピー性皮膚炎も、この黄色ブドウ球菌が繁殖してしまっている状態です。水虫の原因である白癬菌が活発化している皮膚でも、善玉菌である表皮ブドウ球菌は元気をなくしてしまっています。特に水虫薬を使用している間は、この善玉菌である表皮ブドウ球菌も一緒に殺菌されてしまっています。

本来のもっとも良い治療方法は、薬に頼らず体調を整えて善玉菌を優勢にしてやれば良いわけです。しかしそれでは辛い痒みからは即座に解放されることがないので、水虫薬に頼るわけですが、根本的な治療の考え方としては、やはりこの善玉菌である乳酸菌を優勢にしてやることを忘れてはいけません。

水虫の治療に乳酸菌を含む納豆やサプリメントなどを摂取する方法は、即効性がなく遠回りのようですが、完治するためにぜひ取り入れてみてください。

生活習慣をみなおす

乳酸菌などの善玉菌を増やすには、心身ともに健康でいる必要があります。特に気をつけたいのはストレスです。ストレスをたまったまま放置しておくと、体内の善玉菌の働きはドンドン弱っていき、悪玉菌が優勢となってしまいます。食生活を正すとともに、規則正しい生活を心がけてストレスに強い身体にしましょう。

本当に水虫か?

自己判断で水虫の治療を開始して、なかなか完治しない場合は「本当に水虫なのか?」ということを疑ってみる必要があります。痒みやただれ、水ぶくれなどの症状があっても、すべてが水虫である可能性はありません。反対に、まったく自覚症状がないのに水虫だということも多々あります。

症状がおさまらない時は皮膚科へ

水虫でもないのに、自己判断で水虫の治療薬を使うとどうなるのでしょうか?ますます患部は悪化してしまいます。もちろん治ることもありません。白癬菌かどうかの判断は、患部の皮膚を顕微鏡で調べなければ、たとえ専門である皮膚科の医師ですら、見た目や症状などで判断するのは困難なのです。

わざわざ皮膚科に行かなくても、今では手軽に市販の水虫薬を、ドラッグストアなどでいつでもどこでも買うことができますよね。しかし値段もかなり高いですし、3ヶ月も続けるとなると、かなりの金額になってしまいます。身体的な負担と経済的な負担も考慮して、水虫の薬をつけて数週間で症状がおさまらない時は、すみやかに皮膚科を受診しましょう。

爪水虫は自己治療は難しい

手足の水虫が進行した末期症状が爪水虫です。爪水虫は、長時間靴を履いたりムレてしまったりして、温度と湿度が白癬菌を活発化させます。症状が進行すると指から指へと次々と感染していき、最終的にはすべての指の爪が水虫になってしまいます。

おすすめは5本指ソックスです。感染した指と他の指との接触を防いでくれます。また夜寝る時におすすめなのが、女性がマニキュアを足の指に塗る時に使うトーセパレーターです。指から指への感染を防いでくれるので効果的です。5本靴下とトーセパレーターはこまめに洗いましょう。

爪水虫が進行して感染した指が増えてしまった場合は、自己治療はあきらめて、すみやかに皮膚科に行くことをおすすめします。なぜならば、爪はドラッグストアに売られている外用薬のみでは、成分が白癬菌の患部にまでなかなか届きません。よって外用薬と合わせて、抗真菌剤を服用しなければ完治は難しくなります。

水虫薬の服用タイプはドラッグストアには売っていません。皮膚科に行くしかありません。また服用にあたり定期的に採血をして、肝機能の働きをチェックしていく必要があります。また爪はターンオーバーが長いため、皮膚よりも長期戦になるので、自力よりも皮膚科の指導のもとで治療をした方がよいでしょう。

まとめ

水虫はしぶとい病気ですが、必ず完治します。ご紹介した正しい水虫薬の使い方と、日々の手入れを実践して、根気強く治療していきましょう。そして食事と生活習慣も見直して、完治させたあとも、もう二度と水虫を発症させない体質にしましょう。

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