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近年増加中!フケが増え、脱毛を伴う『頭の水虫』の予防方法

頭の水虫は『しらくも』又は『頭部白癬』(とうぶはくせん)と呼ばれ、犬や猫などのペットや人間からも感染します。感染者の8割が初期には痛みも痒みも無いため、発見が遅れて重症になる場合が多々あります。

ここ数年来10代の柔道選手やレスリング選手などに多く見られるようになり、抵抗力の少ない子供や高齢者にも多く見られます。感染すると患部が赤く腫れ、痒み、脱毛などの症状が出ます。今回は頭の水虫に感染しない予防方法を紹介します。

頭の水虫

子供の発症が多かったのですが最近は高齢者にも多く見られ、子供では男の子の割合が高いようです。初めは痒み・脱毛・フケが増え、進行すると毛穴から菌が深部まで入り、リンパが腫れ発熱する事もあります。

子供は痒いと掻いてしまうので、掻かせない工夫と手をいつも清潔にする事が必要です。また、家族に広がらないように衣服や寝具などの扱いには注意します。

頭水虫を発症している人は足など他の水虫に感染している人も居るので、頭の水虫と平行して他の水虫の治療が必要です。

白癬菌が多く潜む場所

お風呂マット、絨毯、病院などの共用スリッパ、畳、砂場、土、犬小屋などの毛だまり。白癬菌は元々、土に住んでいて毛や皮膚に含まれるケラチンが好物です。砂場や土の上を裸足で歩くのは避けた方が良いでしょう。

予防方法

●家族一緒のタオルやブラシの使用を避ける。
●他の人の帽子をかぶらない。
●頭や体をすりあわすようなスポーツ(柔道・レスリング・相撲など)をした後は、しっかりシャンプーをする。同じチームメンバーで症状がある場合は接触したメンバー全員が抗真菌薬剤の使用や、水虫薬を含んだシャンプーの使用を勧める人も居ます。
●枕カバーは頻繁に替える。
●砂遊びをした後は、すぐに手を洗う。
●犬や猫などのペットたちとは過度の接触を避ける。
●落ちているペットの毛の掃除はしっかりする。
●屋外での裸足は避ける。

皮膚科では頭の水虫の症状(フケ・脱毛など)が脂漏性皮膚炎や円形脱毛症などに間違われやすく、ステロイド剤などを処方され、なかなか改善されない場合もあるようです。

早期治療が重要な頭の水虫なので、皮膚科での治療に手応えが無ければ早めの転院をお勧めします。患部の皮膚を採種して顕微鏡検査で白癬菌の有無が分かります。頭の水虫の場合は抗真菌剤の塗布や重症の場合は内服薬で治療します。

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