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低気圧が接近すると襲われる偏頭痛!その原因と対策法とは?

皆さんは、頭痛に悩まされる方というのは、日本の国内でどのくらいいらっしゃるか想像がつきますか?なんと3,000万人にも上る数字が、いわゆる頭痛持ちといわれる患者数なのであります。そんな頭痛の中には、偏頭痛と呼ばれる頭痛があります。

そしてこの偏頭痛は、ストレスが原因で引き起こされることが多いのですが、実は低気圧の接近で偏頭痛を訴える患者さんもいらっしゃるのです。それではなぜ、低気圧の接近で偏頭痛に襲われるのでしょうか?ここでは、その原因と対策について取り上げてみたいと思います。

低気圧の接近が原因の偏頭痛

低気圧の接近で、偏頭痛という症状が現れる人がいます。しかし、低気圧の接近で、そのような症状が現れない人もいるわけであります。低気圧の接近が、全ての偏頭痛で悩まされている人が反応するというわけではありません。

要するに、偏頭痛と低気圧の因果関係は、完全に解明されているわけではない、ということになりますね。それでも、間違いなく低気圧の接近で偏頭痛になってしまう方はいらっしゃるのです。今、明らかとなっているのは低気圧の接近は脳の中の血管に変化をもたらすということです。

低気圧の接近によって拡張する脳内の血管

気圧が変化しますと、それに応じて頭蓋骨の中の圧力もまた変化することになります。例えば、気圧が高くなりますと、頭蓋骨の中の圧力も高くなりますし、その反対に気圧が低くなりますと、頭蓋骨の中の圧力も下がります。

この時、脳の中の血管がどのように変化するのかと申しますと、頭蓋骨の中の圧力が高くなりますと血管は収縮します。その反対に、圧力が下がりますと血管は拡張することになります。血管が収縮する時は、身体的な異変は発生しません。

ところが、脳の中の血管が拡張する時に問題が発生するのです。脳の中の血管が拡張すると、当然のことながら血管の中を流れる血液の量が増えてしまいます。この時、三叉神経(さんさしんけい)と呼ばれる神経を刺激してしまうと考えられているのです。

そしてこの三叉神経は、頭部の眼神経(がんしんけい)、上顎神経(じょうがくしんけい)、下顎神経(かがくしんけい)から構成されていますので、これらに痛みという症状が現れると、偏頭痛になってしまうわけなのです。

これが、低気圧の接近がもたらす偏頭痛の正体と考えられているわけですね。しかしこの時、偏頭痛にならない人もいるのであります。ここでは、低気圧の接近によって、偏頭痛という症状が現れることを前提にお話を進めてまいりたいと思います。

低気圧の接近による心因性の偏頭痛

偏頭痛にお悩みの方というのは、男性よりも女性に多いわけですが、その女性の中には思い込みの強い方がいらっしゃいます。この方たちというのは、非常に暗示にかかりやすく、極端な例を挙げるとすれば、低気圧と偏頭痛が関わる記事を読んだだけで、インプットされてしまう方もいらっしゃるのです。

そうするとどうなるのかと申しますと、テレビなどで低気圧接近の天気予報を見るだけで、条件反射的に偏頭痛の症状が出てしまうケースも出てまいります。心因性の偏頭痛ということになりますと、カウンセリングなどの心理療法を受けないと、根本的な解決にならない場合もあるでしょう。

自律神経の乱れからくる偏頭痛

原因不明の体調不良は、うつ病や自律神経失調症から来ている場合があります。そして、原因不明の体調不良の一つが偏頭痛ということもあるんですね。うつ病や自律神経失調症の代表的な症状の一つに、偏頭痛があります。

また、自律神経は低気圧の接近で影響を受けてしまいます。もしかしたら、あなたの偏頭痛は、うつ病や自律神経失調症が原因かもしれません。ネット上では、無料でうつ病のチェックができるサイトもありますので、一度チェックされてみてはいかがでしょうか?

その結果次第では、心療内科などの専門医に行く必要があるかもしれません。病名がハッキリしないと、治療の方法も定まりませんからね。

低気圧の接近が原因の偏頭痛を改善する方法

心因性の偏頭痛や、うつ病、自律神経失調症などは、素人が判断できるものではありません。まずは、病名を確定する必要がありますね。もちろん、偏頭痛においても、厳しい症状が続くようであれば、頭痛外来のある病院で診察してもらうべきです

頭痛外来のある病院で診察してもらうことが、最善の方法であることは間違いないことです。もし、病院に行くほどではないと、ご自身で判断できるようであれば、こちらの改善方法を参考にしていただければと思います。

充分な効果を発揮する頭痛の市販薬

頭痛外来での診察を除けば、偏頭痛に対して最も効果のある方法は、頭痛薬の服用です。ただし、効果があるからといって、たくさん飲み過ぎないようにしてくださいね。薬物の乱用というレベルまで行ってしまいますと危険です。

ちなみに頭痛薬を、一月で10日以上服用している人は、薬物の乱用頭痛に陥っている可能性が出てまいります。頭痛薬の飲み過ぎは危険であると認識しましょう。頭痛薬の要領用法は、注意書きを守るべきものです。

血管を収縮させるコーヒーのカフェイン

低気圧の接近で偏頭痛という症状が現れるのは、気圧の低下が頭蓋骨内の圧力の低下を招き、その結果、脳の血管が拡張することが原因でありますから、脳の血管を収縮させることができれば、偏頭痛も解消されることになります。

コーヒーに含まれるカフェインには、脳の血管を収縮させる働きがあります。ということで、低気圧の接近で偏頭痛の症状が出そうになった時、コーヒーを飲むことで症状を抑えることができる可能性があります。

もちろん、コーヒーは薬ではありませんので、全ての人に効果があるというわけにはまいりません。それでも、薬の飲み過ぎという危険性を考えた場合、試してみる価値は充分あるはずです。

ただし、偏頭痛が自律神経の乱れから来ている場合は注意が必要です。カフェインには、交感神経を刺激する働きがありますので、自律神経のバランスをさらに乱す可能性はあります

おでこや首筋を冷やして血管を収縮させましょう

当然と言えば当然の事なのですが、拡張した血管は冷やすことで収縮させることができます。それは、低気圧の接近で拡張してしまった脳の血管も同じことが言えます。拡張した血管を冷やすためには、どこを冷やすのかと言えば、おでこや首筋を冷たいタオルで冷やすことです。

タオルは氷水などで簡単に用意できますよね。また、風邪を引くなどの発熱時に使う冷えピタのようなグッズを使うという方法もあります。低気圧の接近は、天気予報を注意していれば確認できますので、事前に準備しておくとよいでしょう。

ツボ押しの効果で偏頭痛の症状を緩和させましょう

皆さんは、頭が痛くなった時などに、首筋やこめかみなどを手の指で押した経験はありませんか?人はけっこう、体の異変などがあった場合、無意識にツボを刺激したりすることがあるみたいですね。実は、偏頭痛を改善してくれるツボがあるのです。偏頭痛に効果のあるツボは下記の通りになります。

  • 太陽(たいよう)
  • 天柱(てんちゅう)
  • 印堂(いんどう)

先程も触れましたが、こめかみには偏頭痛に効果があると言われている“太陽”と呼ばれるツボがあります。この太陽というツボを親指で押してあげることで、偏頭痛の痛みを和らげる効果を期待できるのです。

また、首の付け根で、首筋の両側には“天柱”と呼ばれるツボがあります。この天柱は、非常に効果があるとコメントしている方も多く、即効性も期待できるでしょう。天柱は、両手の親指を使って押し上げるような感覚でマッサージしてあげてください。

眉間には“印堂”と呼ばれるツボがあります。印堂は、親指と人差指を使ってゆっくりと押してあげてください。印堂もまた、偏頭痛の痛みを和らげる効果を期待できます。

できるだけ薬を使わない改善方法を活用しましょう

低気圧の接近で偏頭痛という症状が現れた時、市販の頭痛薬を使うことで、ほとんどのケースにおいて速やかに痛みを解消することができるでしょう。しかしながら、あまりにも頻繁に頭痛薬を使いますと、慢性の偏頭痛ということになりかねません

そうなりますと、痛みに襲われる度に頭痛薬を服用することになってしまい、薬物乱用頭痛という事態を招く可能性も出てまいります。頭痛薬の使用頻度が、月に10日以上にも上るようであれば要注意です。そんな事態を防ぐためにも、極力頭痛薬に頼らない頭痛の改善策で対処すべきでしょう。

また、慢性の偏頭痛や薬物乱用頭痛の疑いがある時は、迷うことなく病院に行って診察してもらってくださいね。素人判断は禁物です。一般の病院に行っても、あまり症状の改善が見られないようであれば、多少遠方であっても、頭痛外来のある病院に調べてでも行ってみるべきです。

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