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その頭痛大丈夫?いつもの片頭痛に紛れる見落としがちな痛み

片頭痛について

日本人の4人に1人は頭痛持ち。頭痛持ちの方の多くは“またいつもの痛み”と捉え、あきらめ半分で長年痛みと付き合っている例もしばしば耳にします。

片頭痛は慢性頭痛の一種です。慢性頭痛には大きくわけて「片頭痛」「群発頭痛」「頭部神経痛」「側頭動脈炎」があります。一番多い頭痛の種類は「緊張型頭痛」で人口の20~30%に及びます。片頭痛の方は5~10%と数値としては低くなっていますが繰り返す頭痛の種類の中では、その強い痛みに多くの人が悩まされている病気だといえます。

片頭痛の痛み

頭痛の痛みの出かたには症状によって特徴が分かれます。片頭痛は字のごとく、頭の片側にズキズキとした脈打つ痛みが起こります。時としては、頭全体が痛む場合もあります。短時間で治まる時もあれば2,3日痛みが続く時もあります。

片頭痛持ちの方は大抵、頭痛が始まる前触れを感じます。個人差がありあすが目がチカチカしたり、生あくびがでたりと様々。薄暗く静かな環境で横になって休むと、早めに治まる傾向があるようです。痛みの強さは中~強、痛みによる吐き気を伴うことも。

いつもと違う痛みに気づく重要性

頭痛持ちの方は得てして、頭痛に慣れてしまっています。少しばかり様子が違うだけでは“自分は頭痛持ちだから…”と自己解決してしまい、いつものように痛みをやり過ごそうと対処してしまいがちです。そこが落とし穴になってしまう恐れが多大にあるのです。

例えば、いつもの頭痛の時に使用している痛み止めの薬が、片頭痛により隠された頭痛に対しては、まるで合致しなかったとしたら、飲んでしまった薬により二次災害のような事態になりかねません。少しでもいつもと違う様子で痛みがあらわれたら慎重に痛みを分析してみる必要がありますね。

いつもの痛みに隠れた症状を見抜く

片頭痛によく似た痛みの出方のため、認識しづらい病気があります。片頭痛は痛みの度合いが強いのでまぎれた症状を見逃しがちになるので病気の発覚が遅くなります。早期発見のためにいつもの痛み意外の症状にも敏感になりましょう。

鼻炎をともなっていませんか?

風邪や花粉症など、鼻炎を伴う疾患が治ったと思ったら片頭痛が。鼻炎の症状がいつまでも残っていたら「急性副鼻腔炎」の可能性があります。さらにそのまま放置してしまうと副鼻腔炎も慢性化してしまい「慢性副鼻腔炎」に。

「慢性副鼻腔炎」はいわゆる「蓄膿症」です。「蓄膿症」になってしまうと治療も厄介なものになります。症状が重い場合は、手術のため入院を要する事もあります。「蓄膿症」にまで悪化すると比較的片頭痛以外の病気が伺える、痛み以外の症状が多々現れてきます。長引く鼻風邪に片頭痛の組み合わせは「副鼻腔炎」を疑いましょう。

血圧の持病がありませんか?

ご自分の血圧が正常値であるか、把握していますか?もともと血圧が高めな方や、急に太ってしまって血圧が以前より上がった方、頭痛の症状にはくれぐれも気をつけてください。

もともとの片頭痛なのか、何らかの原因で急激に血圧が上がることによっておこる「急性高血圧症」の痛みなのか。うなじ部分の緊張を伴っていたり、ものの見え方が悪くなるような症状がある場合は「急性高血圧症」かもしれません。

水泡があらわれていませんか?

突然後頭部に痛みが。ご自分の片頭痛が現れる部位が後頭部である場合、いつもの痛みにしか思えませんね。後頭部に痛みがあらわれる場合は頭皮にも注目してみましょう。

水泡ができていませんか?水ぶくれが確認できた場合は「帯状疱疹」の痛みです。体のさまざまな部位にあらわれる「帯状疱疹」ですが後頭部にできてしまう場合もあります。片頭痛と思い込み放置すると、水疱は消えたあとでも痛みだけは残り続けるというつらい後遺症が残ってしまいます。

視力の変化を感じていませんか?

視覚的な片頭痛の予兆、側頭部の強い痛み、吐き気、はいつもどおり…と思ってしまいがちです。しかし、視界がチカチカする等のほか目の充血はありませんか?視力の低下もあわせて感じれば「急性緑内障」かもしれません。早急に眼科の受診を。

痛み止めが痛みの原因になる恐れ

「変容性片頭痛」というのがあります。慢性の頭痛はどうしても痛み止めを常用しますね。薬を飲むこと自体にも抵抗が少なく、痛みがあらわれると気軽に薬を飲みます。このような生活が薬剤長期乱用とみなされてしまいます。

薬を飲みすぎてしまうと、痛みを抑制する脳の回路を混乱させ、恐ろしい事に、今まで以上の痛みを引き起こす要因となってしまうのです。とはいっても痛みをこらえるのはとても辛いもの。医師との相談の上、痛みが始まる前に対処する予防薬の使用も検討してみると良いでしょう。

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