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知っていましたか?喘息は実はメタボの人の方が危険なんです

最近、喘息患者が増えたといわれていますね。

読者の皆さんもよくお聞きにならないですか。最近、喘息患者が増加していると言われています。それも成人になってからの喘息です。

喘息と聞けば子供、顔色が悪い、体力が無い、痩せているといったようなイメージがわきませんか。映画の中の登場人物でも設定がそうなっていることも多いと思うのは筆者だけでしょうか。

喘息患者は子供の方が多いと思われていたのは随分前です。最近の調査では喘息患者は成人の方が多いのです。

ノルウェーでの研究でメタボリック症候群の患者の喘息発症リスクが高いことが明らかになりました。

今回の研究ではメタボリック症候群、糖尿病・高血糖、またお腹周り(腹囲)の太さがメタボ診断基準値以上であるということが、
成人喘息の発症率とどのように関係しているのかを調べました。

研究対象者は1995年~2008年までのノルウェーのノールトロンデラーグ県にておこなわれたHUNT(ノルウェー語でノールトロンデラーグ県の健康診断の頭文字)と呼ばれる健康診断受診者の中から喘息ではない人達、23,191名の方々です。

前向き研究という研究をしました。前向き研究とはその研究で、ある状態の人達とそうでない人達を分けて予想している病気を発症するかどうかを観察し、発症率を調べる研究のことを言います。

たとえば今回の場合ですと、メタボリック症候群の方々とそうでない方々とを分けて喘息を発症する確立を調べたということです。

ということは前述した23,191名の方々は、メタボリック症候群か、糖尿病・高血糖、またお腹周り(腹囲)の太さがメタボ診断基準値以上であったということです。また、喘息発症については自己申告を元に調査しました。調査期間は平均して11年間になります。

これを踏まえた研究結果ですが、やはりメタボリック症候群の方々のうち、そうでない方々の1.57倍の方々が喘息を発症していました。

また、メタボリック症候群での診断項目間で調整をおこなった後でも、糖尿病・高血糖の方々はそうでない方々の1.43倍の方々が喘息と強い関連を示していました。これと同じようにお腹回りが基準値以上の方々も、そうでない方々の1.62倍の方々が喘息と強い関連を示していました。

以上のことからメタボリック症候群は特に、喘息の発症リスク要因として十分に考えられることが明らかになりました。

メタボリック症候群だけではなく、糖尿病・高血糖の方も気をつけなければならないことがこれで証明されています。これはノルウェーでの研究ですが、世界的に喘息患者が増えていることは事実です。日本でも増加しています。

日本の場合も他国もそうですが食物が強く関連していると思われます。食文化が豊かになればなるほど増えているようです。このような研究は本当は国際的に大規模な研究で、おこなってもらいたいと筆者は考えます。

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