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その症状、本当に更年期?似た症状でも実は全然別の病気の可能性も

40代後半になってほてりや動悸の症状が出てくれば、まずは更年期障害を疑うでしょう。しかし更年期と呼ばれる40代後半から50代前半くらいの時期は、生活習慣病やその他いろいろな病気にかかりやすい年齢です。更年期障害だから仕方がないと自分で判断してしまうと、実は全然違う病気という可能性もあります。

自分で判断して重大な病気を見逃したりしないように、何か気になる体調の変化があった時には病院を受診しましょう。今まで特に何の病気もしていないという方も、年齢を重ねるにつれて体は変化していることを忘れないでください。

更年期障害と似た症状の現れる病気とは

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

ほてり、のぼせ、動悸、多汗、月経不順、神経過敏になってイライラする、疲労感など

これらの症状はバセドウ病のように甲状腺機能が亢進した場合にも現れます。甲状腺の働きが亢進することで甲状腺ホルモンが過剰になっている状態です。バセドウ病は特に20~30代が一番かかりやすく、50代以降は比較的少なくなります。

更年期障害なのか、甲状腺機能障害なのかはそれぞれに関連するホルモン量などを検査すればすぐにわかります。更年期障害だからと放っておいたら甲状腺機能が悪化していたということがないように、きちんと診てもらうようにしましょう。

甲状腺機能低下症(橋下病)

手足の冷え、むくみ、食欲低下、無気力、疲労感、脱力感など

これらの症状は橋本病のように甲状腺機能が低下した場合にも現れます。甲状腺の働きが低下し、甲状腺ホルモンが不足してしまっている状態です。橋本病は40歳以降が一番かかりやすいとされますが、50歳前後の女性の場合は更年期障害と診断されていることもあるようです。

高血圧

ほてり、のぼせ、動悸、肩こり、頭痛、めまいなど

これらの症状は高血圧の場合にも現れます。若い頃は高血圧なんて言われたことがない、逆に低血圧だったという方も年齢とともに体は変化しています。若い頃より体重が増えたり運動不足になっている方も多いのではないでしょうか。このようなことも高血圧につながります。

また更年期に入り、ホルモンバランスが乱れることから血圧が上がってしまうこともあります。イライラしたり不安になったりとストレスを感じることも血圧を上げる原因です。

更年期世代の女性は、普段血圧を測る機会があまりないかもしれません。血圧が高いのに気付かないまま放っておくと脳出血や脳梗塞、心不全といったような重大な病気も引き起こしてしまいます。定期的な検査はかかさないようにしましょう。

メニエール症

耳鳴り、めまいなど

耳鳴りやめまいはメニエール症によっても起こります。症状が出る時期と治まっている時期とを繰り返しますが、その間隔は人によって毎日だったり毎月だったり数ヶ月おきだったりと違いがあります。

子宮筋腫、子宮がん

月経の出血量が多い、不正出血など

更年期になると生理周期が安定せず、間隔が短くなります。量が減ったり、生理とは別に不正出血が起きることもあります。これらは特に心配ないこともありますが、中には子宮筋腫や子宮がんなどといったような深刻な病気が隠れていることもあります。

不正出血があった、気になる症状があるといった場合には必ず医師の診察を受けるようにしてください。

糖尿病

頻尿、口が渇く、疲労感など

これらの症状は糖尿病でも現れます。そして糖尿病は更年期頃からかかりやすいともされます。

更年期障害による症状だからと勝手に判断し同じ生活を続けていたのでは、糖尿病の症状はどんどん悪化してしまいます。初期に気がつけば、食事や運動などの生活改善で悪化を食い止めることもできます。

その他にも腎臓病や心臓病がむくみを引き起こしたり、肝臓病が疲労感や倦怠感を引き起こしたり、うつ病が原因で心の症状が出ていたりということもあります。何か症状があるのならば、ひとりで悩んで判断してしまわないで一度婦人科を受診してみてください。

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