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更年期障害で心臓が早く打つ「微小血管狭心症」。症状改善のポイント

隠れ心臓病とも呼ばれる「微小血管狭心症」。更年期にさしかかった時に、突然の動悸に悩まされたり、普段の心拍数が以前よりも上がっている状態のことを言います。

動悸ではなく、息苦しさで気付くこともありますから、自然な呼吸でなぜか息が苦しくなったり、胸が圧迫されるような感じを覚え、心臓には何も欠陥がなかったら、それは更年期の症状かもしれません。

胸に衝撃を受ける人もいる

更年期障害は主に40代半ばから始まるとされていますが、最近では早ければ30代で症状が現れる人もいます。年齢が若いほど心臓や呼吸の異常が更年期とは気付きにくく、対処が遅れるので注意が必要です。

微小血管狭心症の風変わりな症状のひとつとして、胸の当たりに衝撃を感じる人もいます。かく言う自分もその体験があります。

夜寝ている時、突然「ズキーン!」という、まるで銃で胸を打たれたような衝撃があり、その後数分~十分前後、衝撃を受けた部分の周囲が氷水に浸されたように冷たくなったのです。

夕食時や睡眠時など、全く衝撃を受ける原因がないようなシーンで、突然「ドーン」というような痛みを感じるケースもあり、一度起こると繰り返されることから仕事に支障が出て退職してしまった人もいます。

なぜ胸に痛みが起こるの?

実は、この胸の痛みはエストロゲンの低下による「体の冷え」が原因とされています。

普段から冷え性ではありませんか?布団に入ってもつま先が氷のように冷たくて眠れないといった経験はないでしょうか。
そのような体の冷えは「血液の冷え」であり、つまりは「心臓に冷えをもたらす」ものなのです。

動悸や息苦しさも同じ理由です。日頃から体温が低く、冷え性の傾向にある人ほど、更年期の時期にこの「隠れ心臓病」を起こしやすいということが分かって来ています。

動悸・息切れ・胸の痛み。これらを改善するポイントを知っておこう

何よりも一番最初に取りかかるべきポイントは体温。まずは自分の基礎体温を知って、そこからわずかでも上げるコツを覚えましょう。

基礎体温は、朝目が覚めたら動かずに体温計を舌の下に入れて測ります。体を起こしてからでは正確に計れませんから、目覚ましのベルが鳴ったらすぐにくわえる習慣をつけましょう。

目覚めたらコップ一杯の白湯を飲む

目が覚めた時の体は、内臓の動きもゆっくりになり、水分も不足しています。体温より少し高めの40度ほどに熱した白湯を一杯飲んで、内臓を温め、水分の補給も行って血のめぐりを促しましょう。

毎朝、軽い体操かウォーキングを行う習慣をつける

動悸がするのに運動なんて怖い、と感じるかもしれませんが、軽い運動はむしろ心臓を鍛えます。あくまで、息が上がってしまうようなハードなものではなく、爽快感を感じる程度の軽い動きを基本にして下さい。

ふくらはぎを揉む

冷えを感じる人は、高齢になった時、足の静脈が皮膚に浮いて見える症状を訴えることが多くあります。これは血を押し流す筋肉の動きが弱っているために、下半身に溜まった血が上半身へと流れづらくなったせいです。

血が流れなければ体温も上がりづらくなります。第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎをしっかり揉んで、足に溜まった血を上へ流すクセをつけましょう。

ゆっくりと入浴する

お風呂は体温を上げるのにとても効果的です。シャワーでは全身が温まる時間もなく、部分的に熱くなるだけですから、湯船に湯をはって、ゆっくりと入浴する時間をとりましょう。

全身の緊張がほぐれれば、それだけ血の流れも良くなりますし、冷えた血が温まれば、心臓への負担は軽くすることができるのです。

思い詰めないように暮らす

不快な症状は色々な不安をもたらします。しかし、不安が募ると、それもまた「心の冷え」に繋がります。まずは気持ちを大きく持って、何事も思い詰めないよう、笑顔を忘れずに暮らして行きましょう。

そうすれば、更年期の訪れる10年を、少しでも楽に乗り切ることができますよ。

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