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ほてりがあるのに手足は冷える、更年期のこんな症状どうすればいい?

更年期になると暑くないのに顔がほてったりのぼせる、それなのに手足は冷えて冷たいというような『冷えのぼせ』と言われる状態になることがあります。これは自律神経のバランスの乱れが原因です。

冷えやのぼせはなぜ起きる?

更年期に入り女性ホルモンの分泌が低下してくると、脳の視床下部はもっと女性ホルモンを出すようにと命令します。その命令を受けてもっと出そうとしますが、年齢的にもう思うようには出せません。

女性ホルモンが分泌されないため視床下部はもっと命令をしますが、それでも出ないため視床下部は混乱して興奮してきます。そしてその興奮は、同じように視床下部の支配を受けている自律神経にも伝わり、自律神経のバランスも乱れて体温調節などがうまくできなくなってしまうのです。

体を動かしましょう

冷えものぼせも血のめぐりが悪くなっている状態です。血のめぐりが良くなれば症状は改善していきます。そのためには軽い運動をするとよいでしょう。

ウォーキングやストレッチなどで体を動かすようにすると血のめぐりは良くなり、自律神経も安定してきます。また体を動かすことはストレス発散になります。更年期の様々な症状はストレスによって悪化してしまうため、適度に発散させていくことは大切です。

下半身の冷えがひどいときにはスクワットもよいでしょう。下半身を鍛えることは、末梢の血液を心臓に戻すポンプ機能を鍛えることにつながります。ポンプ機能がきちんと働くようになれば、末梢の血液はまた心臓に戻り、しだいに血流は改善していきます。

イソフラボンやビタミンEを摂りましょう

イソフラボンは植物性エストロゲンと言われ、女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをするとされます。ビタミンEは血行を良くしたり抗酸化作用もあります。

科学的には証明されていないのですが、これらはほてりやのぼせ、冷えの症状を和らげるともされています。大豆製品をよく食べる日本人のほうが、あまり食べない欧米人よりも更年期の症状が軽く済むとも言われます。

ゴマにも植物性エストロゲンとビタミンEが含まれます。普段の食事に追加でゴマをかけるようにしてもよいかもしれません。ゴマは擦り潰さないとその栄養素は吸収できないので、擦ってから食べるようにしましょう。

ただし、食事はバランスよく食べることが一番大切です。1つのものだけを食べ続けてもその栄養素は吸収されず、バランスが崩れます。いろいろなものをまんべんなく食べるようにしましょう。

カフェインやタバコは控えましょう

コーヒー、紅茶、チョコレートに含まれるカフェインは血管を収縮させて血流を悪くさせてしまいます。冷えのぼせは血流の悪さも原因のひとつですから、カフェインの摂り過ぎは良くないでしょう。

ただ1~2杯くらいでしたら、ストレス解消にもなるのでそれほど神経質にならなくてもよいでしょう。お酒についても適量ならば問題ないかと思います。もちろん、飲み過ぎはいけません。

タバコも血管を収縮させるため、血流を悪くさせて冷えのぼせを悪化させてしまいます。控えるようにしておきましょう。

その他、ぬるめのお湯でゆっくり半身浴をして気持ちをリラックスさせるのもよいでしょう。症状がひどくてつらいようでしたら、ホルモン補充療法も有効ですので医師に相談してみてください。

なお、冷えやのぼせは更年期にはよくある症状ですが、これらの症状を全て更年期で片付けてしまうと、実は裏に重大な病気が隠れている可能性もあるので気をつけてください。

冷えは貧血や甲状腺機能低下症などで起こることもあります。またのぼせやほてりは高血圧や甲状腺機能亢進症などで起こることもあります。症状がつらいようでしたら、これらの病気ではないか確認するためにも一度病院を受診してみてください。

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