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女性に多いメニエール病の原因は顎のずれ?症状と治療法、予防法は

美しい女性

「何か周りの景色がグルグル回ってる」「天井がくるくる回っている」と言う感覚に襲われたことはありませんか?これは目眩(めまい)の症状と考えられます。

女性に多いと考えられているメニエール病は命に関わる病気ではありませんが、日常生活を送る上で大きな弊害となります。あなたがメニエール病にならないために、原因や症状、予防法を知っておきましょう。

あなたのめまいの原因は?めまいの種類を把握する

いつもと変わらない生活を送っていたある日、突然世の中がグルグル回転するような感覚に襲われ、場合によっては吐き気などの症状も表れる…

女性に多いと言われているめまいは、疲労やストレスが原因とも考えられていますが、中には病気が原因で起こることもあります。

中でもメニエール病によるめまいは若い女性を中心に増加しており、今後も増え続けると懸念されているのです。

めまいと言っても症状は様々。まずは自分のめまいがどの様な種類なのかを把握することが大切です。そこで代表的なめまいを紹介します。

めまいの種類:浮動性のめまい

歩いていても身体が雲の上を歩いているように、「フワフワ」した感じがします。例えるならベッドやスポンジのマット上を歩いている感じでしょうか。

中には空中を漂っている様に感じることもあるようです。一般的には徹夜明けなどに起こることも多く、疲労や寝不足が原因であることが多いめまいです。

また、高血圧などの病気によることもあります。

めまいの種類:動揺性のめまい

地震があった時のように身体がユラユラ、グラグラと揺れている感触があります。実際に真直ぐ歩くことが困難であり、フラフラとした足取りになってしまいます。

実際に歩いてみてフラついてしまう場合には、平衡感覚が乱れていると診断できます。

動揺性のめまいでは、内耳の平衡器官に何らかの問題があるケースが多いのですが、脳の障害(脳梗塞)も考えられるので注意が必要です。

めまいの種類:立ちくらみ

これは経験している人も多いと思います。突然立ち上がったり、暫く立ったりしていると段々目の前が暗くなってしまう症状です。そのまま立っていられなくなりしゃがみこんでしまうこともあります。

女性に多く見られる症状ですが、多くの原因は血圧の変化にあるようです。

立ちくらみが多い人は血圧が低めであることが多く、血液の流れが悪くなることで立ちくらみが起こるのです。寒くなると立ちくらみが起こりやすい人は、身体を温めて血液循環を改善するようにしましょう。

生活習慣病(高血圧、高脂血症)を指摘されている人は、急に立ち上がるなどして血圧を急激に下げると心筋梗塞や脳梗塞の危険があります。十分に注意しましょう。

めまいの種類:回転性のめまい

メニエール病の特徴とも言える回転性のめまいは、世の中が自分を中心にグルグル回っている感じを受けます。乗り物に酔った感覚を覚えることもあり、吐き気や嘔吐を伴うことも多いようです。

内耳の平衡器官のトラブルによる症状と考えられます。

回転性のめまいは慢性化することも多く、日常生活に影響を与える原因にもなります。早期に治療を開始することが重要です。

回転性のめまいをおこすメニエール病は誰しもかかり得る

めまいの種類は大きく分類して

  • 脳の機能障害によるめまい
  • 内耳の機能障害によるめまい

に分けられます。脳の機能障害とは初期の脳梗塞や血流障害によって、脳に血液が十分に行き渡らない場合にめまいが発症します。このケースでは脳が酸欠状態になり、視神経にも影響がでることでめまいに繋がると考えられます。

内耳は音を聞き分ける機能以外に、身体の平衡感覚を保つ機能を持っています。内耳の三半規管の障害や蝸牛(かぎゅう)と呼ばれるリンパ腔の異常がめまいの原因となります。

メニエール病は内耳の疾患であり、脳に問題はありません。内耳に溜まっているリンパ液が何らかの原因で増えてしまい、神経を刺激することでめまいが生じるとされています。

つまり、メニエール病は特別女性がかかりやすいというわけではないのです。男性女性を問わず、また年齢も問わず、すべての方に発症する可能性が有ります。

メニエール病の場合はグルグル回る回転性のめまいと共に、難聴や耳鳴りなどの障害も同時に発症するのが特徴と言えます。

メニエール病が発症すると、グルグル周りが回転するようなめまいが起こりますが、めまいの前触れはありません。それが30分から1時間程度続き、耳がふさがれたような感覚による難聴や耳鳴りも同時に表れます。

めまいは吐き気や嘔吐をを伴うことも多く辛い状況になります。この症状が酷い人では一日に数回繰り返すのです。

メニエール病は耳の中の水によって起こる

メニエール病の発症にはある特徴が見られます。それは「耳鳴り」であったり、「難聴」であったりと耳の障害が併発することです。耳鳴りの症状は人によって違いがあり、「ザー」と聞こえる人いますし、「キーン」と聞こえる人もいます。

また難聴では周りの会話が聞こえなくなり、何回も聞きなおしたり、テレビのボリュームを上げたりすることが見られるようです。

どちらの場合もめまいを併発している場合はメニエール病を疑う必要があり、専門医の診察を受けるようにしましょう。

このように耳に障害が出るには理由があります。それが「水」です。メニエール病の原因は「内耳に水が溜まる」ことであり、正式には「内リンパ水腫」による内耳圧迫と言われています。

耳の中には様々な器官がありますが、内リンパにリンパ液が溜まり平衡器官を圧迫して乱れを生じさせるのがメニエール病の正体です。簡単に説明しますと「耳の中の水ぶくれによる圧迫」だったのです。

あなたはメニエール病?セルフチェック

メニエール病かな?と思った場合は、セルフチェックをしてみましょう。

  • 突然目の前がグルグル回るめまいが繰り返し起こる
  • 音の低音が聞こえにくい難聴の自覚がある
  • 耳鳴りがする
  • 吐き気や実際に嘔吐を伴っている
  • ストレスを自覚している
  • 眠れない
  • 身体にむくみを感じている

メニエール病になりやすい性格?メニエール気質とは

メニエール病の直接原因は内耳におけるリンパ液の増加と考えられます。しかし、この現象がどのような理由で起こるのかは解明できていません。メニエール病が発症しやすい人には一定の傾向が見られ、これを「メニエール気質」と呼びます。

メニエール気質とは

  • まじめ
  • 几帳面
  • 神経質

などの性格を持っている人で、常に精神的なストレスを抱えている人を指します。メニエール病が発症する大きな要因には精神的ストレスがあるようですね。

メニエール病の患者さんに良く見られる性格の傾向は

  • 仕事や他のことにも熱中しやすく、徹底的にやらないと気が済まない。
  • いやな事が有っても我慢する。
  • 周囲の期待に応えたい気持ちが強い。

などが挙げられます。自分を抑えて周囲の人の為に働く。そして負けず嫌いなところが有り徹底的にやらないと気が済まない…。この周りから頼りにされる、熱血タイプの人がメニエール病の患者さんの中に多いようです。

このタイプの方が必ずしもメニエール病に罹るわけでは有りません。しかしこのタイプの人が最もストレスを感じる状況「周りから評価されていない」と感じる事がメニエール病を発症させるきっかけになるのです。

人一倍周りから、あるいは上司から認められたいと思って様々な我慢をしている人が、「認められていない」と感じる。確かにこれは大きなストレスになります。

メニエール病になってしまったら?受診は耳鼻科へ

メニエール病が発症したら早期に耳鼻科で治療を受けて下さい。この病気には特効薬はありませんが、早期であれば投薬治療によって回復が可能です。

しかし、治療をしないで重症化させた場合は、投薬治療では対応できずに手術となるケースもあるので注意して下さい。

投薬はリンパ水を減らすための利尿剤や、耳の血流を増やす薬が主になります。

メニエール病は一旦治まっても再発する可能性が高い病気なので、治療も長期化することが多く自分の判断で治療を止めないようにしましょう。

メニエール病は一度発症してしまうとなかなか完治しない病気の一つと考えられています。私の友人にもメニエール病で長年苦しんでいる人がいますが、なかなか改善することがないようです。

現在、医療機関で行われている代表的な治療法としては、「症状を緩和させる治療」と「内リンパ水腫を改善する治療」があります。

症状を緩和させる治療法は、強いめまいや吐き気、嘔吐などの症状を和らげるのが目的で、対処療法とも言えるでしょう。その後に内リンパ水腫の改善を行う治療を行います。

投薬治療が主で「水腫を軽減させる利尿剤」「血液の循環改善薬」などが使用されています。

また、薬では改善しない重度のメニエール病では、外科的手術で内耳の水を抜き取る治療法もあります。

ストレス軽減や適度の運動などもメニエール病対策では推奨されており、生活習慣を見直すことも重要であると指摘されています。

予防にもつながるその方法は後に詳しくご紹介しますよ。

歯並びを直せばめまいが消える?顎関節とメニエール病の関係

毎月耳鼻科やめまいの専門医に通って薬を処方されてもなかなか改善されない。このように悩み憤っている人は、歯並びと顎関節を確認することをオススメします。

メニエール病と歯並びの関係が注目されています。専門医からメニエール病と診断され治療を受けていた人が、歯科で歯並びを矯正したことでめまいが消失した例が数多く報告されています。

これは歯並びと言うよりも噛み合わせによる影響と考えられ、噛み合わせのズレが顎関節に悪影響を与えていたことが原因と思われます。

顎関節は耳の下に位置しておりここにズレが生じると、内耳にも直接刺激を与える結果になります。それが原因でメニエール病の症状が出ていたのです。

噛み合わせを調整すると、顎関節に歪みやズレが無くなることから、内耳に対する刺激も減少するものと想定されるのです。ある調査では「メニエール病を発症する人の中に、噛み合わせに問題がある人が多い」との報告もあります。

しかし、大抵の人はめまいが出ると耳鼻科や内科に頼ることから、なかなか噛み合わせの問題へとはたどり着けないのです。

顎関節を疑う症状

全てのメニエール病の原因が、顎関節ではありません。しかし、なかなか治らないメニエール病の中には、顎関節が原因によるものも少なからずあると考えられます。

なかなか改善しないメニエール病で顎関節を疑うべきポイントを紹介します。

1.肩こりや首こりなど酷いこり症を持っている。いわゆるこり症の人は歯の噛み合わせが悪いことが多く、顎関節にズレがあるケースが見られます。

2.奥歯が磨り減っている。奥歯が磨り減っている人は、顎関節にズレがあることが多いようです。

3.歯ぎしりを行っている人。歯ぎしりは無意識に強い力を顎関節に与えており、ズレを生じさせる原因になります。

4.顔が左右に歪んでいる。正面から顔をみて左右に歪みがある場合は、顎関節にズレが生じています。

5.歯の治療を途中で止めた。虫歯の治療を途中で止めたり、歯を抜いてもそのまま放置したりしている場合は、顎のバランスが崩れて顎関節にズレがあることがあります。

6.斜めになって歩いている。普段からの姿勢が斜めで、歩く時も斜め姿勢で歩いている人は、顎関節にズレがあることがあります。

このような自覚症状が見られる場合は、顎関節のズレによるめまいかも知れません。噛み合わせの検査を受けましょう。

顎関節の矯正方法

顎関節の矯正方法にはいくつかありますが、まずは歯並びを直すことが重要です。特に奥歯が抜歯して無かったり、磨り減っていたりで左右の高さが違う場合には、歯科治療を優先させます。

中には長年のめまいが歯科治療を行っただけで完治したケースもあります。

歯に問題が見られない人には、噛み合わせの矯正を行います。矯正には専用のマウスピース(スプリント)を作り、就寝時に装着します。

症状が酷い場合には昼間の装着も行い、顎関節を正しい位置に矯正するのです。

就寝時にマウスピースを装着することで、歯ぎしりの予防にもなることから良い睡眠を得ることにも効果がありそうですね。

噛み合わせのズレが大きい場合、下顎を直接動かしてズレを調整します。これは「パンピングマニピュレーション」と呼ばれる手法で、専門の歯科医が行います。

一部のマッサージや整体においても顔の歪みを矯正を謳っていることがありますが、顎関節の矯正は医療技術が必要なので、歯科医以外では安易に行わないように気を付けましょう。

自分で出来る矯正方法としては、まず食事における咀嚼を左右で行うことが重要です。片方の歯でばかり噛んでいると、片方にのみ力が入るので顎関節にズレが生じやすくなります。

食事の際には意識して左右の歯で咀嚼するようにしましょう。

しつこいメニエールは歯科医へ

苦しいめまいが発症したら、まず内科や耳鼻科、場合によっては脳神経科を頼ると思います。基本的にその選択は間違ってはいないでしょう。

しかし治療を行ってもなかなか改善しない場合は、上記したチェックポイントを思い出して下さい。もしかしたらそのメニエール病は顎関節のズレが原因なのかも知れません。

あなたの噛み合わせはズレていませんか?普段から鏡や歯科医でチェックしておきましょうね。

普段の生活からメニエール病を予防するには?

メニエール病がストレス、顎関節の歪みと大きく関わっていることは解明できていますが、それ以外の原因は解っていません。しかし、生活環境を整えることにより、予防は十分に可能だと思います。

1.十分な睡眠を取ることを心がけて下さい。睡眠不足は身体の水の動きを阻害して、むくみ体質にしてしまうので十分な睡眠を取るようにして下さい。睡眠時間は6~7時間前後です。

2.肩こりや首こりに注意して下さい。内耳の血流が減ることで発症することも考えられるため、肩、首のストレッチを十分に行うことが重要です。

3.ストレスを自宅に持ち帰らないようにしましょう。仕事先でのストレスはその場に置いて、自宅には持ち帰らないで下さい。

仕事や家事は少し手抜きをしていきましょう。そして「認めてもらいたい」という気持ちを余り強く持たず「こんなもんかな…」ぐらいに考えた方が精神的にも楽になります。

4.スポーツなどで汗をかくのも重要です。スポーツはリンパ液を動かし、水の流れを良くしますのでストレス発散を含めて積極的に行って下さい。

メニエール病撃退のために運動をするならウォーキングで!

最も大切なことは運動です。まず一日30分ほどのウォーキング、これから始めてください。

理想は一日一時間のウォーキングを週2~3回ですが、なかなか実行するのは難しいと思います。

メニエール病は初期の物であれば、一日30分のウォーキングで改善が期待できます。

このウォーキングの狙いは血流改善です。ウォーキングにより血流を促し、代謝を上げる事でメニエール病の原因である内リンパ水腫を無くしていくのです。

メニエール病はまだまだ謎の分が多く、罹病期間が長い程このウォーキングによる効果も時間が必要です。しかし根気よく続けることで必ず治るという研究結果があります。

薬や手術になるべく頼らず、ライフスタイルの変更とウォーキングでメニエール病を改善していきましょう。

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