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払っているけど加算って何?調剤薬局の明細の意味を知ろう

今の若い世代の人にはピンとこないと思いますが、ちょっと昔まで、病院で処方してもらう薬は病院内の薬局で貰っていました。ややこしい話かも知れませんが、現在は病院では薬の処方箋だけ出してもらって、薬は病院外にある薬局で貰いますよね。昔は病院内にあった「薬局」と書かれた場所で貰っていたのです。

このシステム変更には色々な理由があったらしく、病院の負担軽減、経費削減、薬代削減、薬剤師の独立性など言われていますが、私達利用者にとってはあまり便利なものではありませんでした。(二度手間ですからね)そして現在に至るのですが、最近ちょっと気になる出来事がありました。皆さんは調剤薬局で貰う明細を理解していますか?

薬局の役目とはいったい何か?

個人的な意見としては、あまり調剤薬局で良い思いをしたことがありません。まず病院から出て調剤薬局の受付で処方箋を出します。場合によっては健康保険証も提出し、暫く待つと呼ばれますよね。

そして言われるのです。「今日はどうされました?」この時、聞かれるのを分かっていても「ハァ」と心の中で叫びます。病院で散々症状を説明して診断され、やっと薬を貰うのにまた再度症状を説明しなくてはいけません。

症状を簡単に説明すると、予め用意してあった薬を確認して会計となります。なんだか昔と違って病院で診察を受けて薬を貰うまでのステップが増えた気がします。皆さんはどう思いますか?

調剤薬局の薬剤師にも業務があって、薬を処方するリスクを負うために必要な行為だとは理解していますが、利用者としてはやっぱり面倒くさい話です。しかし、現在の医療システムにおいては必要なことなのかも知れませんね。

調剤薬局の明細の意味を知っていますか?

調剤薬局で会計をすると領収書の他に明細書を貰いますが、真剣に見たことがある人は少ないのではないでしょうか?明細書には薬剤料、薬剤技術料、薬学管理料などが記載されていますが、一見して我々素人には解らない内容です。薬剤料は薬の値段です。医師から処方して貰った薬の値段であり、薬の種類、量によって違いが出ます。

次に薬剤技術料ですが、これには調剤基本料や調剤料が含まれており、主に処方箋通りに薬を処方する技術料として加算されます。これら2つの項目は薬代と処方するための手間賃ですから、当然と言えば当然です。しかし、薬学管理料は場合によっては疑問があるのです。

管理していないのに薬学管理料とは

最近、薬学管理料に対する疑問が生じる出来事がありました。妻が病院で医師と話をした時に「薬はジェネリックで出しますね」と言われたにも関わらず、調剤薬局で受け取り自宅に戻ってから薬を見ると先発薬が出されていました。

妻の話では、処方箋ではジェネリックになっており、薬を貰う時にも薬剤師からジェネリックの説明もなく、薬も袋に入れられた状態で「今までも飲んでいたのですよね」とだけ聞かれたそうです。

あわてて薬局に連絡をしたところ、「先発薬が良いと思って出しました」と返事があり最終的に交換して貰ったのですが、ちょっと気になることがあります。それが薬学管理料です。

今回のケースにおいても、薬学管理料は当たり前のように支払っています。薬学管理料を薬局が請求できる条件はいくつかあり、中でも「おくすり手帳への記入、シール配布」「飲み残しの薬の確認」「ジェネリック医薬品の情報提供」この3件は最低条件とされています。

おくすり手帳については、必要の無い人は除外できることになっており、その場合薬学管理料は減額されます。今回のケースでは全ての要件を満たしていません。飲み残しの薬も確認されていませんし、ジェネリックは何も聞かれずに先発薬を出されています。

薬を渡す時の説明もなく、袋に入った薬を前に「前も飲んだことあるんですよね?」と聞かれただけです。これでは全く要件に合っていません。薬局にその点を確認したところ、謝罪されて薬学管理料は返還されたのでした。

薬学管理料は必要ない場合には、断ることができるとネットやテレビで見かけますが、薬剤師業界では強く反発しているそうです。ネットで見ても薬剤師のブログなどで「そんな奴は調剤拒否してやれ」なんて乱暴な話も見かけます。

お年寄りなど病院を何件か通っている人は、おくすり手帳での薬の履歴は薬害を防ぐ上でも重要です。今回の件で私が思うのは、薬学管理料を請求するのなら、決められたルールを守って業務を行ってほしいという点。その上で堂々と薬学管理料を請求して貰いたいですね。

数百円の違いであれば気にしない人も多いはず。しかし、お金が取られている以上、それが何の目的、理由で取られているのかを知るべきです。貴方も薬を貰う(購入する)時は、明細を良く見て納得してから支払うようにしませんか?

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