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あなたの胃に合う正しい胃薬の選び方

常備薬として一家に一箱はありそうな胃薬ですが、買う時に体調と合わせて選んでいますか?気付きにくいかもしれませんが胃薬には症状に合わせた種類があり、合っていない薬を飲み続けると、治すどころか負担になるばかりです。胃の不調が続いている時には胃薬と自分の胃の状態を見直してみましょう。

胃薬の種類

いわゆる普段飲む胃薬、というとどんなものを思い浮かべるでしょう?その胃薬が、胃のどんな働きを助けるのか、すぐに思い出せますか?胃薬の種類を、症状の軽いものから順番にご説明しましょう。

●健胃薬

食欲がどうにもわかない…そんな、疲れなどによる胃の不調を整えます。胃の動きを助けて消化液の分泌を促してくれる働きをします。生薬などが配合されている物は食前に飲むことで食欲の増進を助けてくれます。

●消化剤

年末年始によく宣伝しているのはこのタイプです。食べ物の消化を助けて胃のもたれを防ぎます。食事の後だけでなく、前に服用して効果を発揮するタイプもあります。

●粘膜修復剤・制酸剤

胃酸が胃粘膜に損傷を起こしたために胸焼けや痛みが起こった時に、出てしまった胃酸を中和して胃の不調を整えます。服用から2~3分で中和が始まるので即効性が欲しい時に大変便利です。

●h3ブロッカー薬

酸が出る胃の働きそのものを抑えることで不調を整えます。効果が現れるのには30分ほどかかるので、不快な症状を素早く抑えたい場合は、粘膜修復剤・生産剤が配合されているものを選びましょう。ニコチンに弱い特性を持ちますので、この薬を服用した時には煙草を控えましょう。

●胃粘膜保護剤

元々は潰瘍が起こっている胃の損傷を保護する働きをし、粘膜保護剤単体では処方薬でしか手に入りません。市販薬では制酸剤と配合されている物がありますが、空腹時に飲まなければ効果は薄れますので、必ず食事の1時間前に飲む必要があります。

通常の不調で飲むには効果の強い薬なので、胃酸過多で痛みがあるなど、はっきりとした自覚症状がある人のみが飲む薬になっています。

●胃腸鎮痛痙攣剤

上記の薬とは違って、副交感神経を麻痺させることで痛みの伝わりそのものを抑えます。緊張や痙攣などからくる胃の痛みをやわらげる薬です。

他に「総合胃腸薬」と書かれているものがありますが、これは胃腸の不快な症状のだいたいのものに効くとされていますので、家庭の常備薬としてポピュラーな薬です。上記のような、はっきりした自覚症状がなく、どれを飲んで良いか分からないという人もこれを購入することが多いようです。

どうでしょう。「保護」や「修復」という言葉が書いてあると、胃の不調にはオールマイティーに効くような気がしていたという人もいますが、そんな印象はありませんでしたか?もしも今飲んでいる薬がどのタイプかすぐに思い出せない人は、一度説明書や箱の裏書きを読んで確かめておきましょう。

胃薬の効果を高めるために正しい時間に服用する

もう一点、意外と気にしていない人が多いのが「飲むタイミング」です。食前や食間に飲むべき薬を、長年食後に飲んでいたという人もいるほどで、「薬は食後に飲むもの」といった先入観が邪魔をして、説明をよく効いていなかったり、飲み方の項目を読んでいなかったりするようです。

同じ胃薬でも食後に飲むものもありますし、食前でなければ効きが弱くなるものもありますので、必ずいつ飲むかを確かめて、正しく服用しましょう。食前、食後はその通り、食事の前か後に指示通り飲めばよい薬です。

気をつけなければならないのは、「食間」を、食事をしている最中のことだと勘違いをしないことです。「食間」と書かれていた場合には、食事と食事の間に飲むように気をつけましょう。これは胃が空っぽでなければ効果が薄れる薬ですので、食前や食後に飲むとせっかくの薬の働きを食べ物が邪魔してしまいます。

薬は、正しい量を正しいタイミングで飲むことで効果を表します。特に胃に直接作用する胃薬は、間違った飲み方をしては意味がなくなってしまいますので、充分に確かめてから服用するよう心がけましょう。

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