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風邪薬などの市販薬でドラッグ中毒に?!注意したい成分とその症状

市販薬でもドラッグ中毒になる?!依存してしまう患者が増加中

スーパーや街のドラッグストア、さらにはインターネットでも簡単に手に入る市販薬。自由に気軽に買えることから、全ての市販薬は何のデメリットもない、完全に安全なものだと、そう錯覚している方もいらっしゃるのではないでしょうか?

残念ながら、市場が大きく開かれた薬であっても、医療現場限定の薬であっても、同じようにデメリットは存在します。程度の差や使いやすさは異なりますが、どちらの薬にも副作用はあり、使用する前にはそのデメリットについて理解する必要があります。

そんな中、市販薬では意外な弊害が出てきています。それは「ドラッグ中毒」です。ドラッグ中毒というと覚せい剤やコカインなど、違法薬物を思い浮かべがちですが、実はそれだけに留まりません。ドラック中毒という問題も、依存を形成しやすい成分さえ入っていれば、販売経路に関わらず発生してしまうのです。

市販薬の依存中毒というのは昔からあった問題ですが、現在はインターネットで容易に情報が入って来るようになったため、「これを飲めば頭が冴える」であるとか、「これを飲めば気持ち良くなれる」だとか、そういった情報を見てわざわざ購入する方もいるのだとか。

このような時代背景もあってか、薬局に短いスパンで何度も買いにくるお客さんを見かけることが多くなったり、依存で体調を崩し、病院に運ばれてくる患者さんなどが増えているそうです。

問題が発生すれば販売会社は対策を求められ、社会現象になれば政府も対応を求められることとなります。これは今に始まったことではありませんので、長年に渡り対策を重ねながら市販薬の市場は成長を遂げてきましたが、いたちごっこのような形は依然として変わらないように見受けます。

薬物依存の先にあるのは破滅です。どんなに安全性のある薬でも、用量用法を守って使用せず、長きに渡って服用・もしくは大量服用していれば、必ず身体と脳が正常を保てなくなります。

しかし市販薬だとどうしても心のハードルが低くなるのか、安易に頼ってしまう人が多いようです。合法・違法にとらわれず、依存性のあるものについては知識として啓蒙していく必要があるのかもしれません。

依存性を形成しやすい薬の成分と症状について

ドラッグの依存を引き起こすのは、薬の中に入っている特定の成分です。市販薬には複数の成分が入っていますので、しっかり用量・用法を守って使おう!と自分に注意喚起を行って再確認するには、成分表を見る必要があります。

では、どのような成分にどういった症状と依存形成のリスクがあるのかご紹介していきます。成分の種類はそう多くありません。代表的なものは、ざっと以下の通りになります。

1)咳止め系、総合感冒薬

-メチルエフェドリン塩酸塩
-プソイドエフェドリン

2)咳止め系、総合感冒薬

-リン酸ジヒドロコデイン
-リン酸コデイン

3)鎮痛剤

-ブロムワレリル尿素
-アリルイソプロピルアセチル尿素

4)総合感冒薬、栄養剤、副作用に眠気がある薬、他

-カフェイン(無水カフェイン)

依存症になる方は風邪薬(総合感冒薬)でなる方が多いのですが、総合感冒薬には咳止めもカフェインも入っていることがほとんど。依存形成リスクのある成分が複数入っているため、依存してしまう方が多いのでしょう。

では、このような薬を飲むとどのような症状が生じるのか?という点についてですが、患者さんはフワフワするような気持ち良さや、やる気が出る、シャキっとする、頭が冴えるなどといった感覚を訴える傾向にあります。

中でも、薬を飲むことで体が楽になり仕事が捗る、不安が消えて安心して生活できるといった発言が多いです。ただ、何度も用法・用量を守らず服用している場合は、それは薬の効果のおかげで体が楽になっているのではありません。

最初は薬で何らかの感覚を得ていたのかもしれませんが、依存下においては、薬が切れれば離脱症状が出てきて体の不調が表れるので、薬を飲んだら楽になるのではなく、薬を飲まなければ正常な身体機能ではいられない状態になっているというわけです。

一度乱用すれば途中でやめても体に不調が起きますし、乱用を続ければ薬が体を蝕んで体調不良を起こします。また市販薬でも依存中毒状態になれば、所謂””バッドトリップ””と呼ばれる独特の気分の悪さ、そして精神にも身体にもマイナスの症状が起きます。

きっかけは精神的なことであっても、市販薬の乱用に陥れば薬の””依存形成””という副作用で抜け出しにくくなります。市販薬なら安全と過信せずに、用法・用量はしっかりと守り、必要な時期を見極めて、服用は最小限に留めることをオススメします。

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