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似てるけど使い分ければ早く効く!軟膏とクリームの違いは?

皮膚の炎症を鎮める時に塗るのが外用薬。主なタイプには軟膏やクリームがありますが、これらの違いや選び方はご存知でしょうか。似ているけれど成分や特徴が違っており、用途に合わせて選べば効果がより高まるんですよ。そこで市販の外用薬を選ぶ時のちょっとしたポイントについて説明してみたいと思います。

軟膏とクリームの違い

軟膏とクリームはどちらもなめらかで肌に塗るとのびるものですが、成分構成と性質は異なります。

軟膏…油脂をベースに薬剤が配合されている製剤
クリーム…油脂と水を乳化させたものに薬剤が配合されている製剤

軟膏のベースになっている油脂は「白色ワセリン」です。これは精製された医療用の油脂で、皮膚の保護材として広く使われているものです。刺激がなく保湿力の高い点が特徴。クリームは軟膏よりも水分が多く、なめらかで伸びの良いのが特徴です。

軟膏とクリームの長所・短所

軟膏とクリームにはそれぞれ異なる長所・短所があります。

軟膏の特徴
長所…保湿力が高い。余分な添加物が少なく刺激が少ない。
短所…油分が多いため、べたつきやテカりが気になりやすい。
クリームの特徴
長所…薬剤が浸透しやすい。さらっとして伸びが良く、テカりが気にならない。
短所…乳化に必要な界面活性剤が添加されている。軟膏より保湿力が弱い。

私達が外用薬を使う時には、用途によって持ち味が生かせるような選び方をするのが良いでしょう。

軟膏とクリームの使い分け方

では軟膏とクリームをどのように使い分ければ良いのでしょう。軟膏は肌への刺激が少なく患部を保護する効果の高いことから、ひび割れやジュクジュクした患部への使用が適しています。手荒れ、潰瘍、水疱などの症状におすすめです。

もしクリームを塗ると界面活性剤が刺激となって傷口にしみてしまう可能性もあります。また保湿力が弱いので、ひび割れが乾燥したり、傷口が保護できないために症状が悪化してしまう場合があります。

一方、クリームは伸びが良く肌に浸透しやすいので、皮膚のかゆみや硬くなった角質への使用に適しています。またべとつきやテカりがないので手や顔にも気軽に使用できるでしょう。

かゆみ止めや水虫の治療にはクリームがおすすめです。ただし保湿力が弱いので、乾燥のひどい部分にメインで使用するのは適していません。界面活性剤の刺激に弱い敏感肌の人も注意が必要です。

よく分からない時は

薬局で外用薬を購入する時に、どれを選んだらよいか分からない場合には薬剤師に相談し、用途に合ったものを選んでもらうようにすると良いでしょう。また外用薬の使用中、患部に気になることがあったら使用を中止して医師か薬剤師に相談することをおすすめします。

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