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内服薬は正しく服用しなくては飲んでも効かないって解っていますか?

私が難病になり初めて薬の事を考える様になる

私は間質性肺炎という病になった。今年の1月末に呼吸困難になり、初めて大学病院へ掛かった際、この病気の可能性があると診断をされ、何人かの内科医に同じ質問をされた。それは以下の内容だった。

1.膠原病だと診断された事は?又は親族に膠原病患者さんは居ますか?
2.喫煙はしていますか?又は喫煙していましたか?
3.自宅又は自宅近くで鳥を飼育していませんか?
4.ハウスダスト又は、アスベスト等の心配のある住まいに住んではいませんか?
5.粉塵を多く吸い込む様な職場や、近所にその様な工場や作業場はありませんか?
6.常用している内服薬やサプリメントはありますか?

該当は2と6。一番気になったのは6番目の内服薬についてだった。1年前位から空咳が出る様になり、去年の夏頃から酷い咳を止めるのに市販の咳止め薬を毎日服用していたからだ。その事を医者に伝えると、間質性肺炎の原因は様々で、内服薬やサプリメントの服用が原因でおこる事も事例であるのだと説明された。

しかし私が服用していた幾つかの咳止め薬は、一般の薬店で市販されている物であり、その薬に原因と特定される成分は含まれていないという。実際に検査を進めて行く段階で、私の間質性肺炎は原因の特定が出来ない国の難病認定の特発性間質性肺炎と診断された。

今年3月最初の検査入院をした際、同室に入院中の肺がん患者の70代の女性も現在、間質性肺炎にかかり抗がん剤治療の合間に間質性肺炎のステロイド治療を受けていると話してくれた。

この女性は肺がんになって闘病生活を送る様になると、心配した近所の友人が柿の葉茶を健康に良いからと持ってきてくれて、それを飲み続けた結果、間質性肺炎になってしまったのだと説明してくれた。それを聞いた途端に自分の薬やサプリメントの安易な飲み方を思い出し、とても怖く感じた。

入院中は同じ時間に薬を飲むが自宅療養ではどうか?

私の治療薬はステロイド剤とその効き目を増幅させる為の免疫抑制剤を服用する。当然効き目の強い薬なので副作用も出ると大きい。最初の薬の服用は2週間の入院をしながら行う事となった。そこでステロイド剤が効いて病状が悪化しないかを診ながら併せて副作用の発現がないかも診るとの事だった。

幸い、大きな副作用もなく薬も効いたのか症状の悪化は認められなかったので、無事に退院し自宅療養にて通院治療する事になった。しかし、自宅での食事は同じ時間になかなか食べられるものではなく、入院時の様に同じ時間に薬を服用する事は厳しい。

では、食前・食後・食間・就寝前などの服用時間とはどの様な意味か?食前とは胃の中に食べ物が無い(空腹)の状態=食前の30分~1時間前。食後とは胃の中に食べ物がある状態=食後30分以内を指す。食間とは食事と次の食事の間の時間=前の食事後2~3時間後の事。就寝前とは睡眠前の30~1時間前である。

服用時間とは1日3食を基本で組み込まれている事が解る。また胃で溶けるその薬の効果や体内吸収を考慮したタイミングを言うのであり、単純な時間帯を表現している訳ではないのだ。

それまで1日2食生活だった私は、薬を服用する為の朝食を摂る生活になる。また、食後薬の飲み忘れを防止する為に、食卓に3食後分の薬を収納した小引出を用意し、服用後は服用した事を必ず日記につけている。それでも飲み忘れてしまった事がはじめの頃あったが、気が付いた時直ぐに主治医に電話をしてどうすれば良いかを確認した。

医師からは「飲み忘れたらその分は飛ばして下さい。夜に飲み忘れの昼の分も合わせて飲む事は絶対にしないで下さい。薬量を減らしたりもしてはダメです。薬の容量・用法は患者さんの様態に合わせて処方している物なので、それをとにかく守ってくれないと、処方が効いているかどうか医者も判断出来なくなりますから」と説明された。

薬の服用について敏感になった訳

何故ここまで薬について敏感になったのか?理由は簡単だ。私がかかった病気は10万人に5人という発病率の難病で完治はしない。放っておけば5年ほどで私の肺機能は動かなくなり最悪は死を迎える。でも、病状悪化を制御出来れば少しでも長く生きながらえる事が出来る。その為には薬の力を100%発揮させたいからだ。

風邪の時、医者から処方された6日分の薬を症状が治まったと言って3日で服用を勝手に止めたりしていませんか?途中で服用を止めて良い薬だと確認して止めていますか?その症状は治ったのではなく薬で抑えているだけかもしれません。完治までに6日要するとの医師の判断で処方されたと思ったら、途中で服用を勝手に止めて良いのでしょうか?

健康ならば薬もサプリメントも要らない。でも健康を害したのなら薬の正しい用法を知る責任があると思いませんか?

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