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知っていますか?<痛み止め>にある腎障害のリスク

風邪、頭痛・発熱、歯痛、腹痛…普段から体のどこかに不調を感じると、ほとんどの人は何の違和感もなく薬を飲みます。ドラッグストアでも簡単に手に入りますし、病院でもすぐに処方されるでしょう。

私達が生きている今この時代は、1万種以上の薬が出回り、毎年何千もの新薬が開発されていると言います。薬は私たちの生活にはなくてはならない必要不可欠な物です。

しかし、漢方などとは違い、西洋医学で処方される薬のほとんどは「化学物質」です。体にとって「異物」である物に、完璧な安全はあるのでしょうか?

「痛み止め」何故効く?

私たちが最も身近で手にする機会が多いのが「鎮痛剤(痛み止め)」です。イブやバファリンなど家庭に常備する方も多く、最も効き目が強い痛み止めは麻薬であるモルヒネです。

鎮痛剤は解熱剤の薬効をもっているので、発熱時に処方される事もあります。私たちが手にする鎮痛剤のほとんどは、痛みの原因そのものを改善する物でなく、痛みを抑える為の物です。

痛み止めは血管を開き、痛み物質が流れるのを阻害する為に、血管を閉じる作用があります。患部だけでなく全身に作用するので、持病をお持ちの方はそれだけで大変なリスクがあります。

血管が閉じ血流がすくなくなる事により、毒素を撃退する白血球の働きが抑制されます。血管が閉じると、冷えや高血圧などのリスクが高まります。

尿毒症の恐怖?!痛み止めが腎臓の機能を壊す

ほとんどの痛み止めは、プロスタグランジンという痛みを発生させる生体物質の活動を抑える作用があります。しかしプロスタグランジンは胃の粘膜を守る作用があり、痛み止めと併用して胃薬が処方されるのはその為です。

腎臓は腰の辺りに左右対称にある臓器です。プロスタグランジンの働きによって、腎臓には1分間に約1リットル、1日で約1.5トンの血液が送られます。

腎臓は私たちの体液の量や電解質・ミネラルバランスを調整し、老廃物を尿として排出する作用があります。塩分と水分の排出量をコントロールし、血圧の調整も行います。腎臓は血液をろ過し、老廃物を排出するだけでなく、腎臓からでるホルモンの刺激を受けて血液が生成されます。

腎臓が弱ると、むくみや疲れ、食欲の低下、貧血などの症状があらわれ、老廃物がきちんと排出されなくなることで、皮膚のかゆみや体臭・口臭が感じられる様になります。

腎臓はよほどの事がないかぎり、一度機能を失うと回復しません。移植という手もありますが、ほとんどの方が「人口透析」を行います。週に3~4回のスパンで、血液を人工的に入れ替えきれいにします。

透析を行わないと老廃物が血液中に残り続け全身に毒を運ぶ尿毒症になります。しかし透析させ行えば、腎障害の方は普段何の生活を普通に過ごす事ができます。

害ではない薬の飲み方とは?

痛み止めのリスクは十分感じて頂けたかと思いますが、我慢し難い痛みから解放され、日常生活を普通におくれるようになるという事は、リスクをも上回る私たちの希望かもしれません。

痛みを我慢し続けるストレスよりは、用法容量を医師と相談し、薬だけに頼る事なく生活習慣から見直して体調を整える事が大切だと思います。痛みや症状、お持ちの持病やアレルギーなどによって薬の種類も変わってきますので、医師とじっくり相談して処方してもらいましょう。

普段から胃があまり強くない方は、鎮痛剤を飲む前に牛乳を飲んで胃の粘膜を保護しましょう。薬を飲む際もたっぷりの水で飲んだ方が、速やかに浸透し効果的です。特に指示がない場合は、食後30分以内に食物の消化と共に体に吸収させる方がよいでしょう。

薬は体の自然治癒力があってこそ効く物です。薬に頼るのにも、本来健康でなければ効果がありません。薬を必要としない体でいる事が一番ではありますが、通常は出ないであろう副作用を抑える為にも、万が一の場合に薬を効果的に作用させる為にも、日頃から自身の健康を意識した生活をしておきましょう。

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