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アルツハイマーとプリオン病の両方に効果のあるお薬がでるかも!

プリオン病をご存知でしょうか?

あまり聞いた事がないとおっしゃられる方がほとんどだとおもいます。この病気は公費対象の特定疾患でいわゆる難病です。現在日本では年間100万人に1人が発症する程度です。正式に特定疾患医療受給者証が発行されている数は375名です。

プリオン病とは脳に異常なたんぱく質(これをプリオンといいます)が付着し、脳神経細胞の機能が障害され、脳が海綿状になってしまう病気の総称です。クロイツフェルト・ヤコブ病や、有名になったのでは狂牛病もこの病気の仲間です。

治療法がなく、ただただ、脳の機能が衰えていくのを待ちながら亡くなってしまうということがほどんどです。その期間は1年から2年ほどです。

急激に発症してからどんどん、身体の衰弱を起こし寝たきりになってしまいます。性格の変化や認知症的行動なども見られるようになります。肺炎や呼吸器障害で最後を迎えます。非常に辛い病気です。

今回の研究でこのプリオン病とアルツハイマーの両方に効果が期待できる薬品ができる可能性が!

今回の研究ではアルツハイマーとプリオン病が進行する共通する経路が見つかりました。この発見によってマウス実験でみつかったことです。アルツハイマーも同じように異常なたんぱく質が発生します。

それらは脳の精神の伝達や脳の働きを弱めてしまうのですがこのたんぱく質を蓄積するのをシャットアウトする経路がみつかりました。その経路を活性化する薬剤かまたは遺伝子操作で活性化させることで異常なたんぱく質の蓄積を遮断することができることがマウス実験で成功しています。

プリオン病を発症させたマウスでは蓄積速度が遅くなる分、生存期間が延びる、身体の動きがスムーズになり運動障害が軽減されることが明らかになっています。またアルツハイマーを発症させたマウスではその症状の発症をおさえたり、記憶障害までもが抑えられることが明らかになりました。

これは大変な発見です。プリオン病にも薬はありましたがどれも完全ではなく、病気が進行するのが当たり前でした。アルツハイマーでもそうです。

最近は沢山のお薬が出てきていますがそれでも完全ではありません。徐々に進行していくのは仕方がないことでした。しかし今回の研究であかるい兆しがみえてきました。

この試験から薬剤ができると確信されています。

そうすると2つの難病に効く1剤ができるということです。とても画期的な研究ですし、とても嬉しい発表です。筆者も難病をかかえていますので、このような画期的な研究については本当に嬉しい限りです。

読者のご親戚や、お知り合いなどがいらっしゃれば是非、朗報として伝えてあげてください。まだまだ研究が必要な状態ですが必ず希望を捨てないでください。

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