TOP > > 腰痛を起こさないための、日常の動作のポイント

腰痛を起こさないための、日常の動作のポイント

腰痛というのは、「二足歩行という特権を得た人間の、避けられない代償」だという説があります。他の動物が4本足すべてを地につけ、「背筋が地面に対して平行になっている」というのに対して、人間の背筋は地面に対して垂直になっています。

背筋が垂直なため上半身の重みがすべて腰にかかってくるので、腰痛になるのは当然だ、ということですね。早い話が「人間は他の動物と比べて、骨格そのものが元から不自然」と言われているのです。

しかし、現実はどうかというと、そんな不自然な骨格の人間であっても、「腰痛の症状はない」という人も存在しますよね。つまり、人間は他の動物に比べて腰痛になりやすいものの、「必ずしも腰痛になる」というわけでもないのです。

日常動作などにちょっと気を使うだけでも、腰痛になるリスクを大きく減らすことはじゅうぶんに可能です。そんな「腰痛にならないための日常動作のポイント」を、いくつかご紹介しましょう。

洗顔・洗髪は前かがみにならないようにしよう!

日常生活の動作でまず気をつけたいのが、洗顔や洗髪です。普通に「顔を洗って下さい」「シャンプーして下さい」と言われたら、ほとんどの人は前かがみの姿勢でそれを済ませることでしょう。しかし、これは実はかなり腰に負担をかける姿勢です。できる限り、前かがみにならないように工夫することが大切ですよ。

たとえば、洗面所で洗顔する際は、足を肩幅ぐらいに開いて、背筋はなるべく伸ばしたまま、膝を曲げることで高さ調節をするのがおすすめです。

また、洗髪の際は、立った状態でシャワーでのすすぎをするのが無難でしょう。できれば洗顔も、立った状態で、「片手でシャワーの湯をすくって、それで顔をやさしくすすぐ」という形にするのがおすすめです。

掃除機の持ち手の柄は長くしよう!

腰痛になりやすい前かがみの姿勢を防ぐためには、掃除機をかける際の姿勢にも気をつける必要があります。掃除機の持ち手の柄の部分は、ほとんどの機種が長さ調整可能なはず。この持ち手の柄の長さは、できるだけ長くして下さい。柄が短い状態だと、どうしても前かがみになってしまいますからね。

「掃除機の持ち手の柄を長くして、さらに、腰を前後に使って掃除するのではなく、腕だけを動かして掃除する」というのがポイントです。これは掃除機だけでなく、フローリングワイパーなどでも同じことが言えます。

フローリングワイパー等を使用する際も、長さ調節できる柄であれば長くして、長さ調節ができない場合はなるべく柄の上部を持つ、ということを心がけましょう。

物の持ち運びは「しゃがんで立つ」を基本に!

床に置いてある物を持ち運ぶ時、つい「前かがみの状態で物を持つ」という姿勢になってしまいやすいのですが、これはぎっくり腰になるリスク大の行為です。特に、重みのある物を持ち上げる際にこれをやるのは非常に危険ですよ。

物の持ち運びをする際は、「いったんしゃがんでから、背筋をまっすぐ上に伸ばすようにして立ちつつ物を持ち上げていく」という形にするのが、腰痛予防の基本動作です。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る