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辛い痛みに耐えなければならない?高齢者の腰痛は回復するのか?

高齢者の腰痛の予後についての因子

高齢者の腰痛の予後は、腰痛の長さ、重症度、ひざ下への痛みの拡散などが関係していることが分かりました。3ヶ月で回復する見込みのない予後因子を知りたいために調査したそうです。

治療内容ではなく病院へ通い続けて、実際にどこまで回復しているのかということが目的ともなります。6ヶ月後、患者さん達に確認したところ良くなっていないと回答した方は675例中、64%もいました。

また3ヵ月後、良くならないと答えた患者さんのうち26%の患者さんだけが再受診していました。このことからも患者さん自身が大体、3ヶ月経っても良くならないと、受診もしないように諦めかけていることもうかがえます。

筆者の近所の街医者では…

筆者がよく通っている街医者でお年寄りが、足や腰が痛いからと電気をあてに来ているのを見かけますが、どれくらいの頻度で来られているのか聞くと大抵は1週間に一度は必ず来ているらしいのです。

どれくらいの期間治療しているのか聞くと、大体が半年から1年という人が多かったです。長いですね。なぜ腰痛が出たのかということに関しては、皆さんそれぞれですがいつもしていたことをしていて、あるとき腰が急に痛くなったとか、

こけそうになってつまずいたとたんに腰が痛くなったとかです。大きな事故にあって腰痛が出てきたとかではありませんでした。後は内臓疾患をお持ちになっていてその影響で腰痛が出ている方もいらっしゃいました。

前述の調査結果では大体、患者さんは3ヶ月で通院することをやめています。

調査結果では腰痛が治っていないにもかかわらず、3ヶ月で通院をやめている患者が多いです。これは患者が判断しているのですが3ヶ月治療しても痛みがとれなかったら同じだろうと思っているということです。

それでは患者の痛みを緩和するためには医師は3ヶ月である程度、なんらかの結果を患者さんに伝えなければならないということになります。なぜ良くならないのか、これからどうなるのかとか、患者さんに伝えるべきです。

筆者が調べた病院は小さな病院ですが比較的長く来られていた患者さん達でした。理由をきくと先生からもう少し通院したほうがいいと言われたといいます。患者さんとのコミュニケーションの仕方にも問題があるのではないかと思います。

高齢になると病名まできちんと覚えたり、なぜ痛いのかを理解すること自体が面倒らしいです。どうでもいいから、痛みをとって欲しいというのが本音です。それがなかなか思うようにいかないと病院を変えたり、病院のはしごをしたりするのです。

しかし実際には痛みがとれないものならばハッキリと患者さんに伝えてあげなければならないと筆者は感じます。ひざ下の痛みまで拡散してくるほど、腰痛が酷くなってきているというのは患者さんが無理をしているところもあるのでしょう。

痛みは患者本人にしか、わからない辛いものです。的確な治療方針をあらかじめ患者さんにうちだしてあげて欲しいものです。それは今回の調査でもあるように大体3ヶ月後には目処を一旦、つけることが重要ではないかと思います。

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