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いつまでも活動的に!ロコモ予防の生活チェック

ロコモティブシンドロームとメタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームは大変知名度が高く、予防検診も企業や自治体で定期的に行われ、メタボ予防に効果がある健康食品は手頃に販売されていることが周知されています。しかしロコモティブシンドロームについては、近年ようやくその名称が知られるようになった程度です。

どちらも身体機能としての健康と長期的な生活の質を維持という視点から、同様に重要です。メタボリックシンドロームは高脂血症、高血圧、糖尿病等投薬治療が必要になる疾患だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞等一度の発作で大変な状態になりやすい準備が整っていることを意味します。

ロコモティブシンドロームは、今取り敢えず大きな内科疾患や、持病のトラブルはないけれど、運動をする習慣が元々ない方や、出不精になった方、加齢により関節痛がある方が筋肉の衰えに伴い転倒しやすくなったり、骨折等が直接的な原因となって運動がし辛くなった方に起こります。

メタボリックシンドロームの方が投薬治療と、並行して行われるリハビリや手術の大変さから、注目されやすいですが、ロコモティブシンドロームは要介護状態になる問題と直結しており、将来的に困った状態になる点では同じです。

ロコモティブシンドロームは、患者さん本人が内科疾患等無ければ、極度に食事を制限する必要はなく、軽い運動を日常の習慣にするだけで予防が出来ます。要介護状態になることを心配する年齢は早い方が良く、対策も早くから講じた方がより良いのです。

先ずは自分の体とそれを支えている運動器の状態を知り、関節等整形外科的な治療が必要であればそれを受けつつ、無理なく効率よく、ストレスなく運動不足を解消し、筋力をつけるようにしたいものです。

運動機能チェック

自分の運動器の稼働や筋力について、学校を卒業してからきちんと測定、計測したことが無い方が多いのではないでしょうか。自分の運動能力や脚や腕、腰等関節機能を改めて数値として把握する機会は、ジムや体育の日などに行われる身体測定や運動能力測定のイベントへ参加しないと、ないのが実際です。

はっきりとした数値化は難しいですが、ロコモティブシンドロームの状態を確認するロコモチェックをすれば、およそ自分の体の状態と、どういう動きが出来るようになると、転倒等怪我が防げるのかを知ることが出来ます。ロコモチェックの項目は、

1:片脚立ちで靴下が履けるか
2:家の中で躓いたり、滑るか
3:階段の昇降に手すりが必要か
4:15分程度続けて歩けるか
5:2㎏程度の買い物荷物を持ち帰ることができるか
6:横断歩道を青信号の間で渡ることが出来るか
7:布団の上げ下げ等やや負荷のかかる家事が出来るか

の7ツです。1項でも当てはまればロコモティブシンドロームを意識して、体操等することが望ましいと言われます。

ロコモティブシンドロームに効果があるよう動きを組み合わせた体操があります。ロコモジムナスティックと呼ばれるのですが、大げさに考えず、出来るところから始めると、意外と楽しくて続きますし、できる動作が増えてきます。

ロコモ予防に体操を

ロコモジムナスティックは、無料動画サイトに様々な団体が行っている様子がアップされていますので、その映像をみれば、実際にどのくらいの速さで、どのような動作を行うのかが分かります。音楽のペースについていけなければ、書籍でも販売されているので、一つ一つの動きを自分のペースで行うこともできます。

膝、股関節や腰と肩回りを始めとした関節の柔軟性を回復し、筋力を少しづつつけて、バランス感覚を養う動作が、左右対称に行うよう組み合わされているものが多いのですが、ロコモ体操はこれ、という一つのスタイルに限定されるものではありません。

ロコモティブシンドローム予防に重要なポイントを押さえた運動を、医師や理学療法士等の専門家が組み合わせて作成しています。息が上がる時はすぐに止め、反動を利用したり、勢いで身体を動かすことも止めて、自分のペースで行うことをお勧めします。

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