TOP > > ロコモティブシンドローム、加齢による筋力低下を迎え撃とう!

ロコモティブシンドローム、加齢による筋力低下を迎え撃とう!

2007年、日本整形外科学会によって、ロコモティブシンドロームという概念が提唱されました。これは平均寿命が80歳を超える現代の日本の社会において、加齢によって生じる運動器の障害による介護を未然に防ぐという考えから生まれています。

生活習慣病を未然に防ぐ為に生まれた概念、メタボリックシンドロームの運動器バージョンと考えれば解りやすいかもしれません。内科のカテゴリーであるメタボに対し、外科のカテゴリーがロコモです。確かに加齢による膝の痛み、骨折が原因で要介護になっていく人の数を考えると、重要な事だと思います。

散歩しませんか?

ロコモティブシンドロームは今様々なメディアでも取り上げられ、自分自身で今の自分の状況を診断する方法なども多く紹介されています。ロコモティブシンドローム対策の自宅で出来る運動なども紹介しています。

私としては、すぐにでも始められて体への負担が比較的少ない対策法として、散歩をお勧めします。散歩ならばそれ程時間を気にせず、準備する物も無く始められます。

もし朝食前に出来ればダイエット効果も得られます。また夕食後に30分~一時間、深い呼吸を意識して散歩する事は、自律神経を安定させる働きもあります。

また散歩は普段見られない景色等が見られたり、近所での新たな発見などもあったりと楽しんでやることが出来ます。ジョギングの方が効果が高いのでは・・・と思う方も多いかと思いますが、ジョギングは必ずしも健康効果が高いとは言い切れない様です。

また、ジョギングも急に始めると膝を痛める原因になることもあります。ロコモ対策で膝を痛めては何にもなりません。まずは散歩から、その後ウォーキング・ジョギングへと発展させる方が良いと思います。私の知り合いの方で、犬との散歩をロコモティブシンドロームの対策に取り入れている方もいます。

犬との散歩も普通に歩くのではなく、河原や山道などなるべく道に起伏がある場所を選んで歩くことで足腰を鍛えているようです。その方は70歳以上の年齢でありながら、旅先で365段の階段を2段ずつ一気に登り切り、呼吸も殆ど乱れなかったそうです。

日常生活にロコモ対策を取り入れる

さて、散歩以上に始め易いロコモ対策もあります。それは日常生活の中に隠れています。

① 通勤を自転車から徒歩へ切り替える。
② 仕事の休憩時間に散歩する。
③ エレベーター・エスカレーターを使わず階段を利用する。
④ 洗濯・掃除など家事をするとき意識してキビキビ動く。
⑤ テレビを見ながらスクワット等の運動をする。

等です。体を常に無理のないレベルで動かし続ける、これがロコモティブシンドローム対策になります。人は何歳になっても自分の足で歩き、元気でいたいですよね。体を動かすと精神的な部分でも効果が出てきます。

対策は日々の生活に潜んでいます。意識してロコモ対策していきましょう。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る