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整体師が教える!ロコモ予防にはふくらはぎの対策から始めよう

皆さんは「ロコモ」をご存知でしょうか?何となくロハス(LOHAS)をイメージさせますが、ロコモティブシンドロームの略称になります。要は運動器症候群であり、身体の中の運動機能の障害により将来介護が必要になることを示した言葉なのです。

ロコモになると関節や骨、筋肉などに何らかの障害が現れ日常生活にも様々な影響をもたらす可能性があります。日本の社会はますます高齢化が進み、ロコモ予備軍の増加も予想できることから、予防の意味においてもロコモ対策は重要です。

整体師としてロコモ予備軍から感じること

日本人の生活様式は、ここ30年の間に大きく変わって来ています。特に近年では新築住宅を建てても畳の和室は作らずに、全部屋フローリングやカーペットの洋室にすることも多いようです。

実は私の自宅にも和室はありません。このような住宅環境になると、日本古来の座り方である「正座」を行う機会もなくなり、膝に対する注意力も低下しているように感じます。

座り方としての正座には色々な意見があります。ある人は「正座は膝関節を悪くしてしまう」とか「子供の頃から正座をすると足のスタイルが悪くなる」などですが、人によっては「正座なんて一種の拷問ではないか(怒)」とのご意見もあるようです。

私個人の意見としましては、正座は長時間行わないのであれば、膝関節を伸ばし腰や背中のストレッチにもなることから、健康な膝状態であれば推奨したいと考えています。

話をロコモに戻しますが、ロコモを発症した段階では、なかなか自分で気が付くことはないことが多いようです。それは、膝を深く曲げない生活では、膝関節の状態はなかなか気が付きにくいことが原因です。

正座を普段からしている人では、膝の痛みや上手く曲がらない状態などから異常に気が付くことができます。しかし、膝関節を曲げない生活では、気が付いた時点である程度進行していることも多いのです。

たまには正座で膝の状況をチェックするのも良いかも知れませんね。

ロコモ予防にはまずふくらはぎを鍛えよう

ロコモの原因となりやすい関節は、やはり膝関節ですよね。と言うことは膝関節が丈夫であれば、ロコモに陥るリスクが大幅に低下するのではないでしょうか?

膝関節が悪くなる原因は色々とあり、「加齢による筋肉の減少」「姿勢の偏りによる加重」「過度な負荷」「怪我や病気によるもの」などですが、特に筋肉の減少と姿勢による要因については普段の生活で予防することも可能です。

実はこの2つの要因は同じ原因によって引き起こされていることも考えられるのです。それは「ふくらはぎの筋力不足」なのです。

人間は歩く時に体重分散と、スムーズな移動を行うために膝を曲げて歩きます。これは当たり前の動作なのですが、実は結構難しい運動機能とも言えるのですね。正しい歩き方は膝を曲げながら、踵から地面に着いて、体重を移動させながらつま先で蹴って歩くのです。

しかし、大抵の人は踵から地面に着いても、つま先まで体重移動をしません。そしてつま先で蹴り上げることもしないのです。

このような歩き方では膝を曲げることはできないことから、まるでフナッシーみたいな歩き方になってしまうのです。貴方の周りにもきっといるのではないでしょうか?フナッシー歩きの人が(笑)。

これでは全体重が膝にかかってきますので、筋力の低下と共に膝に影響が出てくるのは仕方がありません。このように正しい歩き方はロコモ予防において重要なポイントであり、そのためにはふくらはぎの筋力強化が必要なのです。

ふくらはぎは足首を使って蹴り上げる力を出しますが、それと同時に膝を曲げやすくしてくれます。膝が曲がることで体重は分散されて、膝関節に対する負荷も軽くなると言う訳です。またふくらはぎの筋肉強化は、膝関節をサポートしてくれますので、関節痛にも効果があるようです。

ふくらはぎの筋肉強化はとても簡単で、片足立ちの姿勢でつま先立ちを行う要領で、踵を浮かせたり下ろしたりします。これを「イチ、ニッ」と約1分間続けるのです。この運動を左右交代で行いましょう。通常であれば片足3セットもやれば十分ですが、個々のコンディションで始めは1セットでも良いと思います。

転ばないように注意して、場合によっては壁に手を当てて行っても問題ありません。

将来、ロコモにならないためには、膝関節に問題を抱えないことが重要です。そのためにはふくらはぎを鍛えて、歩き方に十分注意した生活を送って下さい。

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