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肝臓の機能を回復させるために出来る3つの事

肝臓の主な役割

肝臓の主な役割は、胆汁を生産し脂肪分の消化を助けたり、ブドウ糖をグリコーゲンと呼ばれるエネルギー源となる物質に変えて蓄えたり、有害物質を解毒して排出したりすることです。身体にとっての正規の倉庫のようなものです。

ただ蓄えておくだけでなく、その出し入れを正しく管理し、不要なものは出しやすい形に変えて、さっさと捨ててしまう権限も担っています。身体には、最後の最後まで動かし続けなければならない場所があります。それは心臓と肺です。

心臓は血液のターミナルであり、ポンプの役割も担っている臓器です。肺は呼吸によって酸素を取り込むフィルターです。この2つは、例え眠っている間も、意識が飛んでしまっている間でさえ、止まることは許されず、まさに死ぬまで動き続けています。

動き続けるためには、当然燃料が必要です。燃料が枯渇してしまえば、臓器が勝手に1人で動き続けることはありません。燃料は食事から得られるわけですが、常に一定の量が入ってくるわけではありません。足りない時もあれば多すぎる時もあります。

肝臓は、足りない時でもちゃんと心臓や肺などの臓器が動き続けるためのエネルギーを、貯蓄しておいてくれて、足りなくなったら倉庫から出してくれるというわけです。

肝臓が抱えやすい問題点

あまりにも在庫が多くなりすぎると、倉庫の整理整頓が不能になり、これ以上必要ないという物で溢れかえり、不要なものを排出する機能が追いつかなくなる場合があります。脂肪肝と言われるような状態です。

また、肝臓が働き過ぎて過労状態になり、倉庫の出し入れが簡単にはできなくなってしまった状態が、肝硬変のような病気です。こうなると、倉庫として使える部分もドンドン少なくなってしまい、倉庫番としての仕事をすることが難しくなってしまうのです。

肝臓が解毒作用を行えなくなったら、どうなってしまうのでしょうか。血液中に毒素が放出されたままの状態で、身体は汚染されていきます。体内の公害状態です。身体は疲れやすく、動くことすらままならなくなるのです。

これらの問題は、ウイルスによる場合もありますが、その身体の生活習慣によってもたらされる場合が殆どです。それは、肝臓に負担をかける生活をしているということです。

体内で解毒作用をしている臓器は、肝臓だけです。肝臓が解毒できなくなると、他が代わりをすることはできません。一番酷使してしまう臓器でもあるので、肝臓を労って大事にすることが、健康を維持する秘訣だと言っても過言ではないと思います。

肝機能の回復

一昔前は、肝臓は一旦悪くなってしまうと、再起不能と言われていました。医学も進歩し、栄養学や化学、薬学も進歩していますので、現代では必ずしもそうではないと言えるくらいになっています。先に説明したように、肝臓が機能を果たせなくなる一番の原因は、不要なものが多すぎることと、酷使しすぎることです。

【肝機能の回復を促すためにできる3つの事】

1.選食

肝臓を労るためには、食生活を見直し、肝臓という倉庫番に全てを押し付けるのではなく、食べる前に自分で選食することが大切です。どういう物を食べるかを、自分の頭でちゃんと考えて、選んで食べるということです。

脂肪のとりすぎ、アルコールの飲み過ぎ、喫煙、添加物の多い食品の多食、好き嫌いが多く、解毒を助ける食べ物を食べていないなど、バランスの悪い食生活を見直すべきです。

2.適度な運動

例え糖質や脂質を多く摂ってしまっても、毎日適度な運動をしていれば、筋肉を維持し、その大半を燃焼することができます。身体は全て燃料で動いているからです。ただし、よく言う所の、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまえば、肝臓という倉庫に余分な燃料が沢山貯まっていきます。

肝臓の働きが弱ってしまうと、蓄えられる燃料も純粋なものではなく、解毒しきれなかった毒素が残ったまま蓄積されてしまうこともあります。そのためには、食べ過ぎない、そして運動して燃焼する、こういうリズムを保つことが大切なのです。

3.質の良い睡眠を十分とる

疲れすぎても肝臓に負担がかかります。寝ている間は、エコモードに入っていますので、燃料は必要最小限しか使われません。心臓と肺以外は休んでいる時間なのです。睡眠が足りないと、常に倉庫の番をし続けなければならないので、肝臓も過労状態になります。

バランスのとれた食事と、適度な運動、そして質の良い睡眠を十分に摂る。これは、健康維持の3本の柱でもあります。身体にとって重要な仕事をしている肝臓を労ることは、すなわち、この3本の柱を実直に守ることに他ならないということです。

肝臓は沈黙の臓器とも言われます。痛いとも苦しいとも言わないのです。肝臓が自己主張を始める前に、そうならないようにすることが必須なのです。

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