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お酒を飲まない人でも肝炎に!?非アルコール性肝炎の5つの予防法

年末が近づき、忘年会などお酒を飲む機会が増える時期になりました。お酒の飲み過ぎは肝臓をこわすので気をつけましょう、という人は多いのですが、お酒を飲まない人でも肝臓の病気を患うことをご存じでしたか?

これを「非アルコール性脂肪性肝疾患」といい、日本ではアルコールによる肝臓疾患を持つ人の5倍以上もの人があてはまるというのですから驚きです。お酒をそれほど飲まないという方でも決して他人事とは言えないのです。

非アルコール性脂肪性肝疾患を防ぐ5つの方法

この病気は、お酒を飲まない人でも、肥満や過食、運動不足など生活習慣によっては、肝臓に脂肪が蓄積し、アルコールによる脂肪肝や肝炎などと同じような、肝臓の病気になるということです。

では、そのような病気にならないようにするにはどのような予防法があるのでしょうか?そこで、5つの方法をご紹介したいと思います。

1.果物など果糖が含まれるデザートやおやつなどを控えること。

果物は健康に良いと思われる方が多いと思いますが、実は果物に含まれる果糖はその他の糖類と代謝過程が違うため、中性脂肪として肝臓にたまりやすいのです。

ですが、果物にはビタミンや食物繊維も多く含まれており、それらが果糖の吸収を抑えますので、適切な量の摂取であれば問題ありません。一般にヘルシーと言われているものでも食べ過ぎはよくありませんので、注意しましょう。

2.鳥肉や魚などの良質なたんぱく質をたくさん摂ること。

実は、肝臓は、脂肪肝や肝炎など、何らかの原因で細胞が壊れてしまっても、壊れた部分を再生し元の正常な細胞に戻すという特別な性質があります。

壊れた肝臓の細胞を再生するには、タンパク質が必要となるので、鳥肉や魚など良質なたんぱく質を十分に摂ることで、弱くなったり壊れた肝臓の細胞が生まれ変わりやすくなるのです。

3.緑黄色野菜をたくさん摂って、肝臓の抗酸化作用を助けること。

肝臓は、アルコールや薬など本来、体に有毒な物質を解毒する働きをしています。そのため、肝臓には解毒に必要な抗酸化酵素というものがたくさんあるのですが、脂肪肝になると、抗酸化酵素が不足するので肝臓の解毒作用にも負担がかかり、脂肪の分解など肝臓の代謝機能が衰えてしまうのです。

抗酸化酵素を増やすビタミンEやβ-カロテンを多く含む、ニンジンやカボチャ、ほうれん草などの緑黄色野菜を、たくさん食べることで、肝臓の機能が回復することにつながります。

4.1日1杯は、緑茶や紅茶、コーヒーを飲むようにすること。

緑茶や紅茶、コーヒーには、カテキンやポリフェノールといった抗酸化作用のある成分が含まれているので、脂肪肝などで働きの弱くなった肝臓の機能を助ける働きをします。1日に1杯は、こうした飲みものを飲むと、肝臓の負担が減り、余分な脂肪も分解されやすくなるのです。

5.食物繊維をたくさん摂りましょう。

肝臓に蓄積した脂肪の一部は、胆汁の原料となって使われます。胆汁は食物繊維と結び付き、一緒に体外へ排泄されるので、食物繊維をたくさん摂ることは、胆汁を多くつくることになり、肝臓に溜まった脂肪を排泄するのに効果があります。

こうしたことを心掛けることで、肝臓に脂肪が蓄積することを防ぎ、肝機能を正常な状態に保つことができ、非アルコール性脂肪性肝疾患にかかることを防げるのです。お酒など、アルコールを飲まないからといって安心せず、お酒を飲まない人も肝臓をいたわる心掛けが必要なのです。

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