TOP > > 長引く声枯れと喉の違和感に要注意!風邪と喉頭がんの症状の違い

長引く声枯れと喉の違和感に要注意!風邪と喉頭がんの症状の違い

数年前まで日本では患者数の少なかった喉頭がん。近年では患者数が徐々に増えつつあります。喉頭がんの発生が喫煙と大きく関係していることから、男性のみならず女性の患者数も増加傾向にあります。

喉頭がんは初期の段階から症状が出やすく、早期発見しやすいがんだと言われていますが、喉頭がんの初期症状はとても風邪の症状と似ていることから、風邪だと思い込み発見が遅くなるというケースも少なくはありません。

風邪の症状ととても似ている喉頭がんの初期症状、喉頭がんの基礎知識についてご紹介します。

長引く声枯れに要注意!

声枯れ。この症状から一番最初に思い浮かぶのは「風邪」ではないでしょうか。そして症状が深刻ではなければ、きっと病院も行かずに放っておいてしまうことでしょう。

実は喉頭がんの一番最初の症状は「声枯れ」です。喉頭がんはがんができた部分によって声門上がん、声門がん、声門下がんと3つに分けることができるのですが、いずれの喉頭がんも声枯れや声のかすれという症状からスタートします。

風邪をひいた時にも声がかすれたり枯れたりすることもありますが、同時に熱や頭痛、鼻水、咳といった他の症状も起こります。「最近声の調子がよくない」と気づいた時には、風邪のような症状が他になかったかを思い出しましょう。

風邪による声枯れは通常1~2週間程度で治ります。1ヶ月以上声枯れの状態が続いている場合は、喉頭がんである可能性が十分考えられますので、早めに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

のどに違和感・異物感はありませんか?

喉頭がんの場合、声枯れの次に現れる特徴的な症状に「のどの違和感・異物感」があります。違和感・異物感というのはのどの奥のほうが気になる、食事や水分を飲み込む時に飲みにくさを感じたり、痛みや苦しく感じるというような症状です。

これも風邪の症状とよく間違われます。風邪でのどがはれているために、違和感を覚えているのだと思い込んでしまう人が少なくないようです。

のどの違和感を放っておくと、徐々に血痰や嚥下障害、呼吸障害など、致命的な症状へと進行していきます。早めに「異状」に気づくということがその後の治療にも大きく影響してきます。

喫煙者は喉頭がんを常に疑って!

喉頭がんは他のがんに比べ、初期の症状でも自覚しやすいため、早期に発見されやすいがんと言われています。そして治癒率も、他のがんに比べとても高いのが特徴です。それは喉頭がんに放射線治療がよく効くためです。

とはいえ、「喉頭」と呼ばれる部分は「声を出す」、「息を吸う」、「食事をする」といった人間が生命を維持するために大切な活動が行われている部分でもあります。特に気をつけていただきたいのが愛煙者の方。

喉頭がんを引き起こす最大の原因はやはり「喫煙」。患者の実に9割は喫煙者であり、ヘビースモーカーであるということが明らかになっています。数年前までは50代以降の男性に多い病気でしたが、近年女性の喫煙者の数が増加していることにより、女性の患者数も増えている傾向にあります。

愛煙者の方は常に自身ののどの状態に気をつけて、声枯れやのどの違和感が長引く時にはすぐに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る