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あなたの腎臓は元気ですか?腎臓病と気づかずにいる方が多い衝撃

腎臓という臓器

みなさんは、健康でい続けるため体に良いと聞けば、そのような食事や運動を実践されていると思います。特に主婦の方は、家族の健康管理には非常に気を使っていると思います。

また、健康管理のために健康診断は非常に大切です。特に、血液や尿は健康のバロメーターとして簡単に検査が可能で、膨大なデータから健康状態がわかります。そのような検査の中で、尿検査の簡便さは群を抜いています。

尿を検査用の紙コップに入れれば終了です。腎機能の目安になる尿タンパクや尿潜血検査で、腎臓の働きが手に取るようにわかります。

日本人の10人に1人の方が腎臓に何らかの疾患を持っているといわれています。約1,300万人といわれていますが、この中には自分が腎臓疾患と知らない方もかなりいるのではないかと推測されています。そのような腎臓は主に下記の3つの働きがあります。

血液のろ過及び浄化

腎臓は握りこぶしほどの大きさで、細かい血管のかたまり『糸球体』という組織が左右の腎臓にそれぞれ100万個ほどあります。

1分間に1リットルもの血液を糸球体が老廃物をろ過し、老廃物や不純物は余分な水分と一緒に尿として膀胱に送られます。

体液調節とイオンバランスの調節

人間は60%の水分で調節されており、腎臓がこの水分バランスを調節しています。体内の水分量が少なくなれば、再吸収されて体内に戻ります。

ところが、腎機能障害になるとこのバランスが崩れ、水分量が多くなったりすると『むくみ』を起こしたりします。また、体液内のミネラル成分(ナトリウム・カリウム等)のバランスを調整したりします。

ホルモンの分泌

血圧や血液成分を調整するホルモンを分泌し、これらがうまく機能しないと高血圧・心筋梗塞等、様々な病気を引き起こします。

腎臓病を引き起こす合併症

日本人の10%を占めるという腎臓病ですが、腎臓自体が原因の他にも、いろいろな合併症で発症することが多いようです。特に注意すべきは糖尿病です。

糖尿病は、血管の内側を脆くし高血圧を併発しやすく、合併症が多い病気です。これらの原因によって腎臓内の細い血管の集まりである糸球体に障害が起きると、血液のろ過ができずに老廃物が再び体内に戻ってしまうことになります。

逆に、まだカラダに必要な成分が膀胱に送られ、尿として体外に排出されてしまうこともあります。これがタンパク尿です。また、血液の一部がろ過できずに尿に出てしまうのが血尿です。尿検査の時にこれらはすぐにわかります。

女性の方は、生理中・生理後に尿検査を実施すると、尿潜血(血尿)と出てしまいますので検査のタイミングを計算しないといけません。

尿検査で悪いところが見つかると、腹部超音波検査やCT検査等の画像診断を行って、腎不全の進行具合を調べます。

このように、生活習慣病の大半は腎臓に負担をかけてしまいますので、きちんと基礎疾患はコントロールしていなければなりません。

中には、遺伝的な理由で腎機能が悪い方もいらっしゃいますが、後天的な要素としては生活習慣に占める割合が高いようです。

腎臓は、一度悪くなると元の状態には戻りません。そのため、腎臓の働きが悪くなり血液を介して老廃物が蓄積するようになると生きていけません。そのため、人工的に血液をろ過することをしなければいけません。それが『人工透析』です。

そのようになると、人工透析をするために週に2~3回は通院しなければなりません。中には仕事に支障が出て会社を辞めたり、非常勤勤務になったり、生活そのものが変わってきてしまいます。この生活は一生続くわけですから、是非とも避けたいところです。

臓器移植シンジケート

腎臓は2つあるため、片方が機能しなくなっても、あるいは無くても、1つで十分に機能します。そのため、腎臓移植が多く行われています。確かに、一生人工透析をしなければいけないことを考えたら、人間誰だって元気な腎臓に代えられたらと思います。

しかし、東南アジアでは貧困のため、元気な腎臓を売ってしまう人が後を絶ちません。また、それらを扱うブローカーも暗躍しています。これらの臓器を腎不全患者に不法に移植したり、詐欺事件も後を絶ちません。

そのため、倫理的にも問題があり、臓器売買の温床になるため、国際的な移植学会等の働きかけもあり、外国人の腎臓移植を禁止する国も多くなってきました。

しかし、完全に撲滅したわけではありませんので、外国で腎臓移植を受けることは絶対避けてください。B・C型肝炎発症のリスクもありますし、拒絶反応により死亡する例もあります。

また、臓器移植をせずに、お金だけ取られた詐欺被害も出ています。日本国内では、腎臓の提供量が増えず移植を待つ患者が増えています。再生医療が発達して、腎臓を作れる時代に早くなってもらいたいものです。

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