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食事が肝心!日常生活で慢性腎臓病(CKD)の進行を抑えるコツ

新たな国民病とも言われる慢性腎臓病(CKD)。CKDが進行すると腎臓の機能が低下していきます。そうして機能の低下した腎臓は、もとに戻すことができません。

つまり、日頃からCKDにならないようにすること・なってしまったらこれ以上進行しないように抑えることが大切。今回は、CKDの予防と進行を抑えるための工夫について、食事を中心にお話ししていきましょう。

生活習慣病の人は

CKDは生活習慣病と深い関わりがあり、とくにメタボリックシンドロームの人はかかりやすい傾向にあります。これは、メタボリックシンドロームのおもな症状である高血圧や高血糖、脂質異常が腎臓機能の低下を招くことが原因。

つまり、CKDの予防や進行を抑える工夫をすることで、メタボリックシンドロームを含む生活習慣病にも良い効果を期待できるんです。

進行を抑える4つの原則

CKDの進行を抑える方法は、生活習慣病の改善と共通しています。つまり、

  • 喫煙をしない
  • お酒は適量にとどめる
  • 適度な運動をする
  • 規則正しい生活をする

食事療法はステージごとに

CKDには5つのステージがあり、どの段階まで進行しているかで腎臓機能の状態が異なります。ステージに合わせた食事療法を行いましょう。

ステージ1、2

まずは塩分を摂り過ぎないように注意することが第一です。基本的な食塩の摂取量は1日につき3g以上6g以下です。また、蛋白尿がある場合はタンパク質の摂り過ぎにも注意。肥満も良くないので、食べ過ぎないようにすることも大切。食事量に気をつけながら、バランスの良い食事をとるよう心がけましょう。

ステージ3、4、5

この段階では、腎臓の機能は低下を始めています。食事の内容に気をつけ、腎臓を労わるように工夫することが大切。まずは、塩分とタンパク質を摂りすぎないように注意することが大切です。

塩分やタンパク質の摂り過ぎは、腎臓への負担につながってしまうのです。また、症状によっては、カリウムやリン、水分の摂取もコントロールする必要が出てきます。主治医とよく相談しながら適切な食事療法を行いましょう。

食事療法のコツは、無理をしすぎないこと

CKDが生活習慣病と関連しているということは、CKDになりやすい生活習慣があるということも言えますよね。しかし、CKDになったからといってそれまでの自分の生活習慣をガラリと変えることはなかなか難しいものです。

また、一度に無理な制限を加えると、長続きしなかったり大きなストレスがかかったりしてしまいがち。ストレスにならずに食事療法を続けるコツは、いきなり全てを変えようとせず、段階的に行うことにあります。

また、腎臓病の人のために工夫された低タンパクの食品も出ています。こういったものをしっかり利用しながら主治医と相談して適切な食事療法を進めていきましょう。

運動も効果的

メタボリックシンドロームなどの生活習慣病に運動療法が効果的なように、CKDに対しても運動で良い効果が期待できます。ステージに合わせて適切に行いましょう。運動方法の中でもオススメなのは、有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせて行うこと。

長続きするように、生活の中に組み込めるものを行うのがベストです。有酸素運動は、普段の生活の中では早歩きに置き換えられます。また、筋力トレーニングは階段の上り下りやスクワットに置き換えられるので、これらを毎日の生活の中で意識的に取り入れるようにしていきましょう。

CKDは、生活習慣の改善によって進行が抑えられます。食生活や運動を見直して、規則正しく健康的な生活を心がけましょう。

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