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目の健康にも影響が!有害なPM2.5が原因で起こる角膜炎の予防法

PM2.5による健康への被害が深刻になっています。予防のために、日常的にマスクをする人も多く見かけるようになりました。確かに、マスクをすることで肺や気管支など、呼吸器への影響を少なくすることはできます。

しかし、目はどうでしょう?目は常に空気にさらされていて、マスクなどで保護することができません。実際に、PM2.5が原因で起こる目の異常も多く報告されています。PM2.5の悪影響から大切な目を守るにはどうすれば良いのでしょうか?

PM2.5が目に与える影響とは?

すでにご存じの方も多いと思いますが、PM2.5とは、2.5μm(マイクロメートル)以下の、とても細かい微粒子のことです。空気中に浮遊して、中国大陸のほうから大量に飛んで来ます。しかし、微粒子ということは、細かい固体だと思っていませんか?

実は、PM2.5には液体のものもあるのです。自動車の排気ガスや工場の排煙によって発生したPM2.5は、空気中にある水分に溶け込み、液体となって私たちの体へ悪い影響をもたらすのです。

その中でも特に問題なのは、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)と言われるものです。これらは強い酸性の性質を持っていて、人間の皮膚に触れるとその組織を酸化させる働きがあります。もちろん、目にとっても同じことが言えます。この目の酸化が様々な症状を起こす原因となるのです。

目の酸化によって起こる角膜炎

目の表面には、一般に、瞳と呼ばれる黒い部分(黒目)とその周りに白い部分(白目)がありますが、角膜はこの黒目の表面を覆う膜のことです。

酸性の強い液化したPM2.5が角膜を損傷したり炎症の原因となり、角膜炎という症状を引き起こします。角膜炎を起こすと強い痛みが生じ、物がぼやけて見えたり、視界がせまくなったり、様々な目の障害につながります。

また、一般的に白目は充血など眼病の症状が現れやすいのですが、治りやすいという性質があり、黒目の部分は症状が出にくいのですが、一旦症状が出ると治りにくいという性質があります。角膜炎など黒目の部分に症状が現れた場合は、とても治りにくいので、PM2.5から瞳(黒目)を守ることが特に重要なのです。

PM2.5から角膜を守る予防法

角膜に付いたPM2.5を排除するには、目を洗うしかありません。市販されている洗眼液などを使用して、しっかり洗い流すようにして下さい。

1日に3~6回程度で良いですが、あまり洗い過ぎると、目の表面を覆っているムチン層という、目を守っている液体まで流してしまい、ドライアイなどの症状を引き起こすことがあるので、あまり神経質になって洗い過ぎることはしないで下さい。

また、目を洗う前には、必ず顔も洗うようにして下さい。目にPM2.5が付着しているとすれば、顔の表面にもPM2.5が付いているので、目の周りに付いたPM2.5を逆に目の中に流し込むことになることになりかねませんので注意して下さい。

水道水で目を洗うのも良いのですが、水道水に含まれる塩素が、先ほどのムチン層を壊す働きをしたり、角膜を刺激してしまうことがあるので、できれば専用の洗眼薬を使用したほうが目のためには良いでしょう。

また、私がお奨めしたいのは、涙液型の目薬です。涙液型の目薬は、涙と同じになるように成分や浸透圧、酸性度などが調整されていますので、目には最もやさしい目薬と言えます。目がPM2.5に触れるとドライアイになりやすくなり、さらに角膜を痛めますので、涙の成分を補充するという意味でも効果的です。

できれば、防腐剤の入っていない1回使い切りのタイプのものが目のことを考えると最適です。持ち運びも便利なのでお奨めです。

PM2.5の被害は、これからもなくなることはあり得ません。むしろ、もっと深刻な問題になっていくでしょう。マスクだけでは防げない目を守るという意識を持つことが必要だと思います。

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