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ストレス不眠には漢方が効くって本当?漢方薬が持つ驚くべき効能

ストレス社会という言葉が有るように、今の生活にはストレスが付きまといます。自分にはストレスが全く無いという人は、ある意味幸せなのかもしれません。ストレスにもレベルはありますが、誰もが何かしらのストレスを抱えて生活しているとも言われています。

ストレスはなぜ体に悪いのか?

ストレスを感じても、それを上手く発散できればいいのですが、ストレスというのは目に見えないところで、私たちの体にダメージを与えているのです。人によってストレスのレベルも感じ方も違いますが、何かに対してイライラしたり、不快に思った時、体の中では血流に障害が出る、ホルモンバランスが崩れる、自律神経に影響を与えるなど、様々な反応が起こります。

こうなったとしても、早い段階でストレスを発散し、自分の中でスッキリ解消できていればいいのですが、多くの人がストレスを上手く発散できずにため込んでしまいます。体の中の変化をきちんと解消できないまま過ごし、そこに更なるストレスが加わる事でストレスは蓄積され、蓄積された分、体への影響もどんどん大きくなっていきます。

これにより体調不良など、明らかに日常生活にも支障が出てくるようになります。自分自身も常にモヤモヤ&イライラとしてしまうので気分も優れず、常に頭痛がするとか夜眠れなくなるといった問題も出てきます。

ストレスは心の問題とも言われていますが、何がストレスになるかは個人差も大きく、その影響が体にも出やすいのが問題なのです。目に見えないものだけに解決法が分からず、長い間悩み続け、うつ病になってしまうケースもあります。

ストレス不眠の問題

ストレスの原因にもいろいろありますが、その多くは仕事関係や人間関係にあると言われています。ストレスを作らないためには、その原因を排除するか、原因となるものから遠ざかるのが一番なのですが、仕事や家族が関係している場合は、そう簡単に行きません。

何とかしたいのにどうにもならない、という現実が、更にストレスとなり、悪循環に陥りやすいのです。このため、明日もまた嫌な思いをしなければいけないのかと、夜になると不安やイライラが募り、次第に眠れなくなるというストレス不眠に陥る事もあります。

眠らないと疲れが取れない、朝起きられなくなると無意識に自分を追い込んでしまうと、余計に目が冴え眠れなくなっていきます。眠りたいのに、眠らないといけないのに眠れないという事が、更にストレスとなり、正に身も心もボロボロの状態となってしまいます。

こういう時、睡眠薬や睡眠導入剤に頼ることもできますが、一度頼ってしまうと今度は薬がないと眠れなくなる、薬に依存しすぎてしまい効き目が薄くなり、どんどん量が増えるという別の問題も出てきます。できれば薬に頼らず眠れるようにしたいものですね。こういう時は漢方薬を取り入れるのもひとつの選択肢です。

不眠に漢方薬は効果があるのか?

漢方薬は副作用が少なく体にも優しい反面、即効性は期待できません。しかし、薬に頼ってしまい、薬なしではいられなくなるくらいなら、時間をかけて漢方薬を試したほうが良いように思いませんか?ここで不思議なのが、なぜ漢方で不眠を解消できるかという事です。

漢方では西洋医学とは違う考え方をします。ただし、薬や西洋医学が悪いということではありません。時には薬を使う事で早期に解決できる事もありますが、副作用や体への負担を考え、長い目で見た時に、漢方薬の方が安全と考えられるのです。

漢方では「気の流れ」を中心に考えています。目には見えない物なので、怪しげに感じる人もいるかもしれませんが、気の流れは体全体とも関係しているので、気の流れを正常に戻す事で、本来のバランスに戻すことができるのです。

これは血流なども関係しているのですが、血流障害が起こると、冷え性や肩こりや頭痛といった症状も出てくるので、心だけでなく体も参ってしまいます。漢方では、気の流れを治す事で血の巡りを本来の状態に戻していくので、体に大きな負担をかけずに不眠の原因を改善できます。

ストレス不眠に効く漢方薬とは?

ストレス不眠に種類がありますが、漢方薬の良いところは、自分の症状に合わせて漢方薬を選べることです。そのため専門家の指示に従うことが大切ですが、自分の症状に合わせて選べるので、効き目も期待できます。

ストレス不眠には、大きく分けて3つのタイプがあります。タイプ毎に使用する漢方薬も変わりますので、自分のタイプを知っておく事も大切です。タイプ別に効くと言われる漢方薬を見ていきましょう。

柴胡加竜骨牡蛎湯

人が眠る時には一度体温が上がりますが、それを発散させる事で眠気を誘い、眠りに入ります。ところがストレスや不安があると体に熱がこもってしまい、なかなか寝付けなくなってしまいます。柴胡加竜骨牡蛎湯は、体にこもった熱を発散させる手助けをし、気持ちを落ち着かせ、リラックスさせる作用があります。

ストレスを感じていて、それを上手く発散できないままだと、脳には刺激となるので興奮状態のままとなります。この状態では、布団に入ってもなかなか眠れなくて当たり前なのです。夜の寝つきが悪くて悩んでいる人に向いています。酸棗仁湯もこのタイプに効果があると言われています。

加味帰脾湯

布団に入り一旦眠れるものの、何かの物音や自分の寝返りで目が覚めてしまい、その後眠れなくなる事もあります。また、ウトウトはしていて眠気はあるのに、熟睡できないので疲れが抜けない、夢をよく見るので熟睡できていないという自覚のある人には、加味帰脾湯が良いと言われています。

このタイプは血流障害と貧血気味になる事が多く、血が足りていないため、体全体にも影響が出てしまいます。消化器系にも負担がかかっているので、それを助け、血を増やす事で不眠を解消できるという物です。ここにイライラが強く出る場合には、抑肝散陳皮半夏も効くと言われています。

半夏厚朴湯

一応眠れてはいるが、寝ているはずなのに疲れが取れず、喉に何かつかえているような違和感が付きまとう人もいます。不眠と喉のつかえというダブルパンチで、気持ちも沈みがちになり行動も制限されてしまうので、家に引きこもりがちになり、動きたくなくなるので、ますます血流が悪くなります。

これが気の流れを更に悪くするので、1日中喉の違和感から気持ちも落ち込み、悪循環となります。半夏厚朴湯は体を温め、血行を促進させ、気の巡りを改善させる作用があります。体が冷えて眠れない人には、八味地黄丸も効果的と言われています。

このように、漢方は人がもともと持っている、気の巡りや血流障害をゆっくりと改善します。その結果、体質の改善効果も期待できるので、悪循環から抜け出す手助けをしてくれます。漢方薬は化学的に合成した物ではなく、自然に存在している生薬や薬草、ハーブなどを原料にしているので、体に優しく副作用も少ないのです。

効き目が出るまでは個人差が大きく、時間がかかるのはデメリットですが、ゆっくり改善していくので安心できるのはメリットですね。

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