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毎日が辛くなる関節痛。予防に効く成分と食べ物とは

肩、肘、膝、手足の指関節、手首、腰…人間の体にはたくさんの関節がありますね。そしてよく動く部分です。ここに痛みが出ると、何かをするだけでなく、ちょっと動くだけでも辛い物です。関節痛は日本人にとても多い病気と言われ、特に中高年以降に増える傾向があります。

関節痛は、痛む部分も、痛みの強さも人それぞれ。ひどいと寝ていても痛みが走るという人もいて、軽視することはできません。関節痛に効く成分を知って上手に取り入れましょう。

関節の構造と痛みの原因

スポーツのしすぎやケガ、ひねったりしたような原因ではない場合、加齢による変形性の痛みが原因であることが多いものです。関節には、骨と骨の間やまわりに軟骨や関節液があって、これが普段はクッションの役割をするので痛みなく動くことができるのです。

その軟骨がすり減ってしまったり、関節液が減ったりすると関節全体の形が変形してしまい、動く時に痛みが出始めます。これを「変形性関節症」と言います。クッションがすり減ってしまったことで、本来ならぶつからない上の骨と下の骨が直接触れ合ってしまい、痛みを感じるわけです。

関節痛の予防に効くとされる成分と食べ物

●コンドロイチン

とてもよく聞く名前ですから、関節に悩みを抱えている人はもう既にサプリメントなどを飲んでいたりするでしょう。これは正式名称を「コンドロイチン硫酸」と言って、軟骨や粘液など、体内で何かと何かを結合させるために存在している組織に多く含まれている「ムコ多糖類」という成分の一種です。

これは関節の弾力を保つ効果があり、クッションの力を維持してくれるので、関節痛にはもってこいの栄養素なのです。一部の食品にも含まれている物ではありますが、量が少ないためになかなか必要なだけ摂ることが難しく、サプリメントで補うという形が勧められています。

●グルコサミン

こちらもまた毎日のように耳にする名前です。こちらは、グルコースという名前の糖に、アミノ基という成分がくっついて形成されている成分です。これは体全体に広く存在していて、皮膚や爪、軟骨、心臓弁、そして何より関節や骨格など、あらゆる場所の細胞を作るために働いています。

そして、関節が引っかかりなくなめらかに動くよう働きかけてくれているのです。食べ物からも摂ることができるので、動物の軟骨や、山芋やオクラなどのいわゆる「ネバネバ成分」を積極的に食べることで補給はできるのですが、加齢とともに、この栄養素を取り込む体の力が衰えてしまうこともあり、補充の必要が出て来ます。

●ヒアルロン酸

ヒアルロン酸も、関節にもともと含まれている成分です。目や皮膚などにも多く含まれていて、体の中に水分を保つ役割を果たしています。関節には水分も必要ですが、これを維持する力が減ると、関節のバランスを保つことが難しくなってしまって痛みが発生するのです。

関節のクッション性を高めるためにもとても重要な成分ですから日頃から積極的に補充したい成分です。食べ物では鶏の手羽先や、軟骨、鶏皮、魚の目玉、豚足や軟骨などに多く含まれていますが、食べるだけで必要量を補うのは難しいとされています。

ちなみに鶏のトサカには豊富に含まれているために、最近ではトサカから作り出されたヒアルロン酸が発売されたりもしていますね。

●コラーゲン

コラーゲンというと、関節よりもむしろお肌に良い成分として有名ですから女性は普段から口にしている人も多いのではないでしょうか。コラーゲンが肌に良いとされる理由はヒアルロン酸と同じで、体内の水分を保持する役目があるからです。

コラーゲンがたっぷりの肌はみずみずしく弾力性に富んでいますが、これが体内でも保持されていれば関節もなめらかに動けるというわけです。アキレス腱などはなんと80%がコラーゲンで形成されているほどです。

コラーゲンが豊富な食べ物といえば、やはり鶏の手羽先や鶏皮、軟骨、牛すじなどに加えて、カレイやうなぎ、フカヒレ、シャケ、なまこなど、海のものが多くあげられます。フィッシュコラーゲンという言葉を聞いたことがある人も多いのではないかと思いますが、それだけ含有量も多く、魚類を食べることでもちゃんと補給ができるのです。

関節とは毎日とてもよく働く部分でありながら、とてもデリケートな作りでもある場所です。スムーズな動きに必要な成分をきちんと補充してあげて、快適な毎日のためにも、しっかりとケアを続けて行きましょう。

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